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朝ドラ視聴者の意見が分かれた“対立”のシーン「良くないのでは」「間違いじゃないよ」両方の考えに“納得”する声

  • 2026.9.25
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『風、薫る』第25週(C)NHK

NHK連続テレビ小説『風、薫る』の第25週「風媒花」第123回が、9月16日に放送された。東京府看護婦規則ができることになり、看護婦の免状を交付する条件が示される。しかし、りん(見上愛)と直美(上坂樹里)は、その内容に疑問を抱く。2年以上看護を生業にしていることを医師などが証明すれば試験が免除される一方、実際には怪しい看護婦に証明書を出している医師もいることから、2人は内務省衛生局の柳生(中村倫也)のもとを訪れる。

※以下本文には放送内容が含まれます。

東京府看護婦規則をめぐる問題

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『風、薫る』第25週(C)NHK

東京府看護婦規則ができるという掲示が出される。看護婦の免状が交付される条件は、年齢満20歳以上の女子で看護婦試験に及第した者。さらに、2年以上看護を生業にしていることを医師などが証明すれば、試験を免除されるという内容だった。

看護婦の資格を明確にするための規則だが、りんと直美が問題にしたのは、この証明制度。実際には、看護婦として十分な経験がない人物に証明書を出している医師もいるという。これでは、看護婦として認めるべき者と、そうでない者との境目がおかしくなると2人は柳生のもとを訪れた。

しかし柳生は、どこかで線引きをしなければならないとして、「多少の犠牲は仕方ないものと受け入れてくれたまえ」と返す。直美はそこで、国の力で試験に合格する看護婦を増やせるよう、看護婦養成所を作ってほしいと願い出た。

その帰り道、2人は帝都医大病院で看護科を辞めた土居ヒデ(池田朱那)と再会する。ヒデはその後、3度の受験を経て医者になっていた。りんと直美が『恵風看護婦会』で活動していることも知っており、東京府看護婦規則について「柳生さん、公衆衛生に関してはいつも熱心ですけどね。奥様のこともあるし…」と意味深な言葉を口にする。

SNSでは東京府看護婦規則に対して意見が分かれる

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『風、薫る』最終週(C)NHK

放送後、SNSでは東京府看護婦規則について、「やったもん勝ちだから良くないのでは」「他に解決すべきことがある」といった声が上がる一方、「間違いじゃないよ」「実際に必要なことだよね」と、規則を設けること自体を必要とする意見も見られた。

柳生は、看護婦と認めるべき者とそうでない者を分けるためには、どこかで線引きをしなければならないと考える。一方、りんと直美は、規則を作るだけでは、医師が適切とはいえない看護婦に証明書を出している現状まで変えることはできないと訴えた。資格を定めることも、現場の問題を解決することも、看護の質を守るうえでは無視できない。

だからこそ今回の場面では、単純に規則が“必要か、必要でないか”では割り切れない。それぞれの立場から見れば筋の通った主張だからこそ、SNSでもさまざまな意見が飛び交った。看護婦という仕事を社会の中でどう位置づけ、誰を看護婦として認めるのか。制度が形になろうとする過程で突きつけられた問いに、視聴者も共に向き合う回となった。

そして、いよいよ本日最終回を迎える。看護婦という仕事がまだ確立されていなかった時代に、それぞれの思いを抱えながら看護の道を歩んできたりんと直美。今回描かれた東京府看護婦規則をめぐるやり取りからも、2人が目の前の問題に向き合いながら、よりよい看護のあり方を模索してきたことがうかがえる。

これまでさまざまな出来事や出会いを重ね、そのたびに悩み、考え、前へ進んできた登場人物たち。物語の中で紡がれてきたそれぞれの歩みが、最終回でどのような結末を迎えるのか。これまでの物語を振り返りながら、最後の一瞬まで見届けたい。


連続テレビ小説『風、薫る』毎週月曜〜土曜あさ8時放送
NHK ONE(新NHKプラス)同時見逃し配信中・過去回はNHKオンデマンドで配信

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