1. トップ
  2. エンタメ
  3. 『鬼滅の刃』を見たいのに「自分はこういう人間」…“尖った自分”にこだわるほど【人生を損する】ワケ

『鬼滅の刃』を見たいのに「自分はこういう人間」…“尖った自分”にこだわるほど【人生を損する】ワケ

  • 2026.9.26
undefined
(C)テレビ朝日

テレビ朝日のポッドキャスト番組『永野とモグライダー芝のぐるり遠回り』は、芸人として食べれていなかったときから一緒にいた永野さんとモグライダーの芝大輔さんの仲良し2人による番組。

9月9日の配信回では、ミーハーな彼氏への相談から、流行を避けること自体が自分への縛りになっていないかという話にも発展しました。「自分はこういうものを好きな人間」「流行には乗らない人間」というイメージを一度作ると、今度は自分自身がそのイメージから外れにくくなってしまいます。

永野さんと芝さんは、自分らしさを守ろうとするほど選択肢を狭めてしまう矛盾や、年齢を重ねてから少しずつその境界線をなくしていく感覚について語りました。

「みんなが期待する自分」を自分で演じてしまう

例えば、普段からメジャーな作品を見ないイメージを発信している人が『鬼滅の刃』のような人気作品へ興味を持ったとしても、「人気あるもの見に行くんですか?」と言われることを意識してしまう。本当は見てみたいだけなのに、自分で作ったイメージに合わせて選択肢を狭めることになります。

芝さんにも、若い頃は大作をあえて見ないような感覚があったそうです。ミニシアター系の映画や、周囲があまり聴いていないアーティストを選ぶ方が自分の感性に合っていると思い、その部分を大切にしていました。

しかし、「昨日は単館系の映画を見たけれど、明日は大きな作品を見る」という楽しみ方でも本来は何も問題ありません。好きなものを好きな時に選べばいいだけなのに、自分から人間を種類分けしてしまうことで、人生を損している部分があるのではないかと話しました。

「自分への縛りは、ほどけばほどくほどいい」

undefined
(C)テレビ朝日

永野さん自身も、現在まで完全にそうした感覚を手放せたわけではありません。今でも尖ったものへ惹かれる部分は残っています。

一方で、年齢を重ねるにつれて「自分への縛りは、ほどけばほどくほどいい」と思うようになったと話しました。芝さんも、流行しているものを一度見てみることは、自分を曲げることではないと考えます。

実際にワールドカップを見て、それでも興味が湧かなければ「単純にサッカーに興味がなかった」と分かるだけです。最初から「流行っているものには触れたくない」という感情だけで遠ざけるより、一度触れたうえで自分が好きか嫌いかを判断する。

そうすれば、「大きなものには中指を立てる」というような負の感情で選択肢を狭めずに済むと話しました。好き嫌いの境界線が少しずつなくなれば、流行にも、自分が時代遅れになることにも振り回されにくくなるのではないかと考えます。

こだわりを捨てる怖さと「成功体験」

undefined
(C)テレビ朝日

ただ、2人にとって自分のこだわりを手放すことは簡単ではありません。外から見れば小さな違いでも、本人にとっては「これを捨てたら何もかも変わってしまう」と感じるほど大きな問題になることがあります。しかし、“人とは違う感覚やこだわり”がある永野さんと芝さんですが、自分の縛りを解いたことで、芸人として評価されたという成功体験もあります。

自分を縛ってきたものが同時に自分を作ってきたものでもあり、単純に全部捨てればいいわけではありません。一方で、自分の中に線を引くことと、その線を他人にまで押し付けることは別です。芝さんは、自分なりのボーダーラインを持つこと自体は場合によってはいいものの、他人にも同じ基準を求めるのは危険だと話しました。

そして2人は、今回の相談者が将来的に完全な孤独へ向かうことを止めてくれる存在が、むしろミーハーな彼氏なのかもしれないとも考えました。自分らしさを守るために好きなものを限定するのではなく、自分自身の興味が変化することも許していく。

「ミーハーな彼氏」への相談から始まり、自分を形作ってきたこだわりと、そこから自由になることについて2人が考えた放送回でした。


永野とモグライダー芝のぐるり遠回り【テレビ朝日】
【自分への縛り】ミーハーが羨ましい/みんなが期待する自分に寄せてしまう/元気の秘訣は“内面の吐露”|永野×モグライダー芝 #44

[配信日時]2026年9月9日
[出演者]永野、芝大輔(モグライダー)
[番組URL]https://www.youtube.com/watch?v=-t9xi6DDq-g

(C)テレビ朝日

の記事をもっとみる

注目コンテンツ