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「俺の席、どこだ?」吉村界人が“すべてを持っている”と嫉妬した【同世代の俳優たち】とは「性格も良くて、人気があって」

  • 2026.10.23
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(C)Netflix 

『ポッドフリックス -秘密の発信局-』はNetflixの世界をゆるりと深掘りするポッドキャスト番組。お笑いコンビ『チュートリアル』の徳井義実さんなどがパーソナリティを務め、毎回素敵なゲストを招いて、本音トークを繰り広げます。

2026年6月30日配信回のゲストは、俳優の吉村界人さん。Netflixシリーズ「地面師たち」をはじめ、印象的な役でぐっと物語を引き締める実力派です。

番組の最後は、「吉村さん自身の半生」を振り返るコーナー。意外な入り口から、今の立ち位置にたどり着くまでを追います。

松田優作に憧れて事務所に電話!“野良”で始まった役者人生

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写真:PhotoAC ※画像はイメージです

中学時代は、卓球部に所属していた吉村さん。部長として活躍し、都大会で個人戦優勝を飾ったこともあるというのですから、なかなかの実力ですね。

卓球には小学生の頃から遊びで触れており、ご自身でも得意だという自覚があったそうです。熱心に練習していたわけではなかったものの、良い成績を残すことができたのだとか。

その後、高校でアメフト部に入るも、すぐに退部。大学もエスカレーターで進んだものの「合わないな」と半年で辞めてしまいます。そこから2年ほどは、夢もないままアルバイト生活を送っていたと語ります。

転機は、何気なく見ていた映画でした。松田優作さんにのめり込んだ吉村さんは「ここだ」と一念発起。なんと芸能プロダクション「オフィス作」(松田優作さんの妻・松田美由紀さんが立ち上げた事務所)に直接電話をかけ、「入りたいんですけど」と伝えたのだそう。素晴らしい行動力です。

電話で、「数ヶ月後に大きなオーディションが控えている」という情報を教えてもらった吉村さん。お母さまに写真を撮ってもらい応募したところ、見事合格することができました。

20歳で事務所に所属。いくつかのドラマや映画で端役を経験し、21歳のときには映画『ポルトレ PORTRAIT』で早くも主演に抜擢されます。吉村さんが当時からいかに目立つ役者であったかがわかるエピソードですね。

オーディション番組も、若手の登竜門と言われる特撮シリーズも経ていない、まさに“野良”の出発点でした。

順調だったはずが…20代後半に訪れた“疲れ期”

こうして、23歳頃には役者一本で食べていけるようになった吉村さん。いたって順調な滑り出しに見えますが、20代後半には「疲れてしまった」時期もあったといいます。

2019年には、所属していた「オフィス作」を退社。「この先どうしようかな…」と、精力的には動かない休憩期に入ってしまいました。

この話を聞き、徳井さんは「役者として、すごくいい時期じゃないですか!」とびっくり。20代後半といえば、役者として脂の乗り始める時期。ここで活動を控えてしまった吉村さんに心から驚いた様子です。

いったい、何に「疲れて」しまったのでしょう?「差し支えない範囲で」と徳井さんが尋ねると、吉村さんは自分の内側を探るように、少しずつ言葉を紡いでくれました。

「俺の席、どこだ?」同世代への焦りと、たどり着いた今

エンターテインメントの世界には、「お金を稼ぐこと」や「たくさんの人に認知されること」、「面白い作品を作ること」など、さまざまな評価軸があります。

当時の吉村さんは、「すべての軸で良い評価を得ないと、役者として上には上がれない」と追い詰められてしまったのだそう。「自分は、この評価軸とこの評価軸で勝負するぞ!」という発想にならず、「すべてで高評価をとらなければ…」というマインドになってしまったというわけですね。なるほど、確かにこれは疲れそうです。

背景には、同世代の名優たちの存在がありました。1993年生まれの吉村さんの周囲には、竹内涼真さんや神木隆之介さん、菅田将暉さん、仲野太賀さんなど、才能あふれる俳優たちがズラリと並んでいたのです。

吉村さんは、同世代の仲間たちのことを「才能があって、カッコ良くて、お芝居が良くて、性格も良くて、人気があって…」と評します。皆がすべてを持っているのに、自分は何も持っていないように感じてしまったのだとか。ふとした瞬間に、「俺の席、どこだ?」と悩み、疲れ果ててしまったとのことです。

また、役者としてある程度成功してもプライベートにさほど変化はない、という点も、ジワジワと気持ちに影を落としていたようです。

お休みを経て、「自分のスタイルを受け取ってもらえる場所で、全力を出せたらいい」という心境になることができたとのこと。自分の変化に対し、吉村さんは穏やかな笑顔を見せていました。

同世代への焦りを越えて、たどり着いた今

映画への憧れだけを頼りに、“野良”で飛び込んだ役者の道。同世代への焦りに疲れた時期を越え、吉村界人さんは今、自分らしくいられる場所を見つけつつありました。

視聴者からも「半生を聞いて、あの演技の深さに納得がいった」「後ろ盾もなく実力だけで来た人だから、心から信頼できる」「迷いながら自分の道を切り開いてきた姿に、ぐっと引き込まれた」と、その歩みに見入る声が続々。

疲れた時期があったからこそ、今の穏やかなまなざしがある。飾らない本音が心に残る配信回でした。


吉村界人(MC:徳井義実)| ポッドフリックス -秘密の発信局- | Netflix Japan

[配信日時]2026年6月30日
[出演者]吉村界人、徳井義実
[番組URL]https://www.youtube.com/watch?v=W6nKdq7pqKQ

(C)Netflix 

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