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25年間ストーカー行為をしてきた男性の末路「いい終わり方」「最高の結末!」視聴者からは“満足の声”も【土曜ドラマ】

  • 2026.9.26
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土曜ドラマ『告白-25年目の秘密-』 最終話より(C)日本テレビ

サスペンスとラブが心地よいバランスで展開されていった日本テレビ系土曜ドラマ『告白-25年目の秘密-』。第9話の最後には、ついに爽太(松村北斗)が、一連の事件の犯人の正体に辿り着いた。

※【ご注意ください】本記事はネタバレを含みます。

紙一重で道を分けたストーカーVSストーカー

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土曜ドラマ『告白-25年目の秘密-』 最終話より(C)日本テレビ

爽太と麻里子(岡崎紗絵)が幼いころから馴染みがあり、麻里子の母・野瀬恭子(岡崎紗絵、一人二役)も利用していた花屋・風彩堂。そこで、25年前に働いていたのが、当時まだ18歳だった佐倉泰輔(玉山鉄二)だ。佐倉が野瀬家に花を配達していたことをきっかけに、恭子と佐倉は知り合っていたのだ。

爽太は、自分が25年間つけてきた日記を元に、恭子と佐倉のつながりに気づく。サユリ(水野美紀)の葬儀のときに佐倉が情感をこめて告げていた「彼女を愛さなければ、犯罪者になんてならなくて済んだのに」という言葉。佐倉が爽太に言ったのではなく、自分自身に言ったのだとしたら。佐倉が恭子を殺害した可能性がある。

爽太は、佐倉の元へ。佐倉を追い詰め、供述をうながす。爽太が麻里子に執着のような愛を向け続けたように、佐倉も恭子を狂気ともいえるほど愛していた。佐倉は、恭子に麻里子の誘拐の犯人だと疑われたことに激昂し、恭子を転落死させていたのだった。

1人の人間を異常に愛してしまったという点で、佐倉と爽太はほとんど同じ。唯一異なるのは、相手への支配欲の有無だ。佐倉は恭子の気持ちを都合よく決めつけるが、爽太は麻里子に対して、そのような行為はしない。爽太は佐倉の思い込みに一つひとつ反論していく。

一方で、相手のためを思い勝手に行動していたのは、佐倉も爽太も同じだ。爽太は佐倉との対話を経て、自分の麻里子に対する行動を見つめるのだった。

同じストーカーでありながら、紙一重で道が分かれた爽太と佐倉。爽太は佐倉を追い詰めながら、一歩道を間違えていたら、佐倉のようになっていたのかもしれないと思ったのではないだろうか。

ストーカー行為を清算させる誠実さ

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土曜ドラマ『告白-25年目の秘密-』 最終話より(C)日本テレビ

佐倉が逮捕され事情聴取を受けていたのと同じころ、爽太は事情聴取を通じて、麻里子へのストーカー行為を告白。25年分の日記は、捜査資料として警察に押収された。

第9話ですでに、爽太が麻里子に対してどんなストーカー行為をおこなっていたかを告白済みだったとはいえ、爽太の行為は決して許されるものではない。行いの責任を取り、爽太は野瀬化粧品を退職。爽太は自身のストーカー行為にケジメをつけたのだ。

第1話から繰り返し描かれてきた爽太のストーカー行為。麻里子に危害をくわえず、守るための行為だったとはいえ、ストーカーは犯罪だ。爽太が社会的に責任を取るという描写は、ストーカーを題材にするうえでの本作の誠実さといえるだろう。

麻里子への恋心に区切りをつけた爽太は、東京を離れて港町で暮らしていた。そこではゆっきーと呼ばれ、新たなコミュニティに身を置いていた。25年間抱き続けた、麻里子への執着とも言える愛。それは、爽太にとってアイデンティティとなっていた。爽太は、麻里子から距離を置いた港町で、自分を形作っている最中なのだろう。

1年が経ち、2人は偶然再会。爽太と麻里子の関係がどうなるかは、視聴者の想像にゆだねる結末となった。SNSでは「いい終わり方だった」「最高の結末!」と、なんとも愛おしい爽太と麻里子の物語に満足した視聴者も多いようだ。また、「ストーカー行為の結末に納得」と、ストーカーを描いた責任を背負う描写を評価した人も多い。

最後のワンシーンですら、「ありがとうございました!」と自己完結で身を引こうとする爽太と「あなたは私の運命の人じゃない!まだ!」と素直じゃない麻里子。破れ鍋に綴じ蓋のような2人に、本作を通して出会えたことが、なんだかうれしくなるドラマだった。


日本テレビ系 土曜ドラマ『告白-25年目の秘密-』毎週土曜よる9時~

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