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「何度でも言います」知床の人気観光スポットで目撃された“悪質な光景”…公式の注意喚起に「当然のこと」「罰則の導入を」

  • 2026.10.11
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出典元:photoAC(画像はイメージです)

知床の自然を知り、守り、伝える活動を行う知床財団らうすの公式X(旧Twitter)アカウント(@ShiretokoNF_R)は、北海道目梨郡羅臼町にあるクジラの見える丘公園でのゴミのポイ捨てについて注意を呼びかけました。

「何度でも言います」と強い言葉でゴミの持ち帰りを求めた知床財団らうす。美しい景観を損なうだけでなく、火災につながるおそれもあるとして、利用者にマナーの徹底を呼びかけています。

「何度でも言います」柵に押し込まれたたばこの吸い殻

知床財団らうすは、「何度でも言います。ゴミは持ち帰ってください」と強く訴えています。

投稿には、海を見渡す美しい景色と、木製の柵の隙間に押し込まれたたばこの吸い殻を写した写真が添えられています。

「クジラの見える丘公園からのこの美しい景色も一瞬で台無しです。ましてや乾いた木製の柵にこんな事をして、火災にならないとも限りません」と、景観への影響や火災の危険性を指摘。利用者に常識と思いやりのある行動を求めました。

地上からクジラを観察できる、全国でも数少ない丘

クジラの見える丘公園は、北海道目梨郡羅臼町にある丘の上の公園。羅臼町の観光情報サイトによると、地上からツチクジラ、マッコウクジラ、ミンククジラ、シャチを観察できる場所で、こうした場所は日本全国でも数えるほどだとされています。

環境省の知床羅臼ビジターセンターのサイトでは、羅臼灯台の下にあり、根室海峡を一望できる高台として紹介されています。投稿が「乾いた木製の柵」と指摘したように、木製の柵の隙間に吸い殻を押し込む行為は、景観を損なうだけでなく火災につながるおそれもあります。

「当たり前のことなのに」嘆きと憤りの声

投稿には、行為そのものへの嘆きや憤りの声が寄せられました。

「持ち帰るのは当然のことで、負担になるような話でもない」とあきれる声や、「決まりを守れない人に喫煙する資格はない」と、喫煙マナーを厳しく問う声があがっています。

喫煙者の立場に触れた声もありました。

「こうした行為が、喫煙者自身の肩身を狭くしている」と嘆きつつ、「愛煙家が出先でゴミを拾って帰るようになれば、周囲の見方も変わるのでは」と、前向きな行動を提案する見方です。

知床への思いを語る声もあります。

「誇りに思っていた景観が汚されるのはつらい」と悲しむ声や、「遠路はるばる訪れる場所だからこそ、礼を欠くことはできない」と、訪れる側の心構えを語る声が寄せられました。

一方で、マナーに頼るだけでなく仕組みで守るべきだという意見も見られます。

「事前予約制にして、学んだ人だけが入れるようにしては」という提案や、「外国語による案内や巡回、罰則の導入を」と求める声もあがりました。

吸い殻一本も、持ち帰ってから丘を後に

知床財団らうすの投稿は、景色が「一瞬で台無し」になることと、「火災にならないとも限らない」危険を伝え、「一つ一つの行動に常識と思いやりを」と結んでいます。

羅臼町では、観光などで訪れる人のゴミを受け入れるため、町内の取扱店で「観光客専用ごみ袋」を販売しています。旅先でゴミの行き場に迷ったときは、こうした仕組みも利用できます。

地上からクジラを観察できる、全国でも数少ない場所。その景色を次に訪れる人へ残すために、吸い殻一本まで、自分で出したゴミは自分で持ち帰りたいものです。


参考:
知床財団らうす(@ShiretokoNF_R)公式Xアカウント 2026年10月7日投稿
らうすのみどころ:クジラの見える丘公園(羅臼町)
クジラの見える丘公園散策コース(環境省 知床羅臼ビジターセンター)
観光客専用ごみ袋(羅臼町)

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