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高尾山が注意喚起…登山客がポイ捨てした“ゴミ”に「少しなら問題ないのでは」「気持ちのいいものではない」

  • 2026.9.30
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出典元: photoAC(画像はイメージです)

涼しい日が増え、秋の行楽シーズンが近づいてきました。景色を眺めながらのお弁当やおやつも、行楽の楽しみの一つです。では、食べ残しや果物の皮は、どう扱っているでしょうか。

この件について、東京都の高尾ビジターセンターが、公式X(旧Twitter)で、高尾山内の生ごみのポイ捨てを取り上げ、登山客に注意を呼びかけています。

高尾山でも見つかる生ごみ 動物の体に悪影響の恐れ

高尾ビジターセンター【公式】(@takaovc)は2026年9月27日、高尾山内でも生ごみなどのポイ捨てが見つかっていると伝えました。

投稿によると、野生動物が生ごみを食べてしまうと、消化不良や不健康など、悪影響につながる恐れがあるといいます。行楽シーズンに入って登山者が増えると見込まれる中、利用マナーを守ってほしいとつづっています。

高尾ビジターセンターの公式サイトによると、1960年代に観光客が増えると、当時あったゴミ箱の周りにゴミがあふれ、野生動物がそれを食べることが問題になりました。そこで1975年ごろ、地元の人々が山内のゴミ箱をすべて撤去し、持ち帰りを促す「ゴミ持ち帰り運動」を始めました。

それでも今なお、山内ではたびたびポイ捨てが見られるといいます。野生動物がかじった跡のあるゴミや、輪ゴムが入ったタヌキのふんも確認されています。なお、高尾ビジターセンターではゴミの回収を行っていません。

御岳・奥多摩でも「ゴミは持ち帰りを」

ゴミの持ち帰りを呼びかけているのは、高尾山だけではありません。同じ週末、多摩エリアのほかのビジターセンターも、ゴミの持ち帰りを発信しています。

御岳ビジターセンター【公式】(@mitakevc)は、9月26日、落ち葉や苔むした渓流の写真を添えて、「秋の行楽シーズンもすぐそこ」と投稿しました。山での食事は一段とおいしいものの、「自然に帰るから」と食べ残しや果物の皮を捨てると、動物を引き寄せてしまい危険だといいます。動物と不要に接触しないためにも、ゴミは持ち帰ってほしいと呼びかけています。

また、奥多摩ビジターセンター【公式】(@okutamavc)は、9月27日、「大自然の中でピクニック」と、自然の中で食事を楽しむひとときを話題にしました。美しい景色が楽しさをいっそう引き立てるとしたうえで、その景観を守るためにも、野生の生きものの暮らしを乱さないためにも、ゴミの持ち帰りに協力してほしいとつづっています。

どちらの投稿も、山で食べる楽しさはそのままに、「食べたあと」に目を向けている点が共通しています。

「皮なら土に還る」?ネット上で分かれる声

SNSやネット上では、果物の皮の扱いをめぐってさまざまな意見が見られます。「皮くらいなら自然に還るし、少しなら問題ないのでは」と、素朴な疑問を呈する声があります。

一方で、「土に還るものでも、登山者の多い山でみんなが同じところに捨てたら、土の分解が追いつかなくなる」と、数の問題として捉える見方もあります。

また、「後から来た人が見て、気持ちのいいものではない」と、ほかの登山者のことを考え、持ち帰るという意見もありました。昔の登山で、同行者が「自然に還る」と皮を捨てていたことに違和感を覚えたと振り返り、「標高の高い山では分解されにくい」と指摘する声もあります。

「ゴミ箱のない山なのに、登山道にはゴミが目立つ。持ち込んだ物は自分で持って帰るしかない」と、持ち帰りを呼びかける声もありました。

皮1枚も、ザックに入れて山を下りる

御岳と奥多摩のビジターセンターは投稿で、高尾ビジターセンターは公式サイトで、それぞれゴミの持ち帰りへの協力を求めています。高尾山では、「ゴミ持ち帰り」を含む利用ルールが定められています。ビジターセンターも、ゴミを回収していません。

果物の皮も食べ残しも、自然に還るように見えるものも、持ち帰る必要があります。食べ終えたら袋に入れ、ザックにしまって山を下りましょう。


参考:
高尾ビジターセンター【公式】(@takaovc)公式Xアカウント 2026年9月27日投稿
ゴミお持ち帰りのお願い(東京都 高尾ビジターセンター)
御岳ビジターセンター【公式】(@mitakevc)公式Xアカウント 2026年9月26日投稿
奥多摩ビジターセンター【公式】(@okutamavc)公式Xアカウント 2026年9月27日投稿

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