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「さわるだけでも皮膚がただれる」高尾山で目撃、注意喚起の看板が設置されたワケに「ゾンビの手を思わせる」

  • 2026.10.7
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出典元: photoAC(画像はイメージです)

2026年10月1日、高尾ビジターセンターの公式X(旧Twitter)アカウントが、高尾山の登山道に、「カエンタケ」というキノコが相次いで生えているという注意を呼びかけました。

カエンタケは、危険性の高い毒キノコとして知られています。センターは現地に看板を設置し、登山者に注意を促しました。

はたして、カエンタケとはどのようなキノコなのでしょうか。その特徴とあわせて、SNSの声を紹介します。

「触れるだけでも危険」猛毒キノコ・カエンタケの特徴

まずは、高尾ビジターセンターの投稿を見ていきましょう。

2026年10月1日、高尾ビジターセンターの公式Xアカウントは、カエンタケへの注意を呼びかける投稿をしました。

投稿によると、登山道ではカエンタケの発生が続いているそうです。センターは、雨の多い天候が影響している可能性にも言及しています。

 

カエンタケの見た目と発生しやすい場所

では、カエンタケとはどのようなキノコなのでしょうか。まずは見た目と、生えやすい場所から確認していきましょう。

主な特徴を整理すると、次のようになります。

【見た目】

  • 赤やオレンジの派手な色
  • 1本で、あるいは数本が束になって、地面からすらりと伸びる
  • 個体差があり、ひときわ細いものや白っぽいものもある

【生えやすい場所・時期】

  • ブナ、コナラなどナラ類の枯れ木の近く
  • クリやカシ、クヌギなど、身近な木の近くにも生える
  • 見られるのは夏から秋ごろ

名前の「カエン」は「火炎」のこと。燃え上がる炎を思わせる姿が、名前の由来です。また、食用の「ベニナギナタタケ」と見た目が似ているため、取り違えないよう気をつけたいところです。

カエンタケの毒性

続いて、毒性について見てみましょう。カエンタケは、触れるだけでも炎症を起こすほど強い毒性があるとされています。

触った場合と食べた場合、それぞれの主な症状は次のとおりです。

【触った場合】

  • 肌が赤くはれたり、ただれたりする
  • 胞子を吸い込んだり、目に入ったりすると、炎症が起きる場合もある

【食べた場合】

  • おなかが痛くなったり、下痢をしたり、吐いたりする
  • 熱や手足のしびれを伴う場合がある
  • 時間がたってから脳や神経にダメージが出て、命の危険につながることもある

厚生労働省の公式Webサイトによると、カエンタケを酒に浸して飲み、中毒を起こして死亡した例があります。薬になると思い込んだことが原因でした。

カエンタケとナラ枯れとの関係

カエンタケについて知っておきたいのが、「ナラ枯れ」との関係です。同じ10月1日、御岳ビジターセンターの公式Xアカウントも、次のように呼びかけていました。

この投稿に出てくる「ナラ枯れ」とは、ナラの仲間の木が病気になり、枯れてしまう現象のこと。病原菌を媒介する虫によって木から木へと広がり、今では日本各地の森で確認されています。

ナラ枯れが進むと、木は枝が折れやすくなり、倒れてしまうことも。そして、枯れ木の近くは、カエンタケが発生しやすい場所でもあります。見かけたときは、足元にも注意したほうがよさそうです。

見つけたときの対応

最後に、カエンタケを見つけたときの対応についてです。次の点を心がけましょう。

  • 触らない、口に入れない
  • 山の中で見つけた場合は、ビジターセンターなどに知らせる

大切なのは、決して手で触れないこと。「食べられるかな?」と口に入れるのもいけません。

自治体などが連絡を受け付けている場合もあるため、家の近くの公園などで見つけたときは、地域の案内を確認しておくと安心です。

「地面から手が出てる!?」カエンタケの不気味な姿に反響

SNSでは、カエンタケについてさまざまな声が上がっていました。

特に目立ったのは、見た目が手のようで怖いという声です。

  • やけどを負った手のようで怖い
  • ゾンビの手を思わせる
  • 呪われたような指に見える
  • 一瞬、土から手が伸びているのかと思った
  • 地中から手招きしているような形だった

指のような形から、人の手を思わせる姿に驚いたという声が寄せられていました。

一方で、意外なものに見えたという声もありました。

  • ゴム手袋が捨ててあるのかと思った
  • おもちゃと見間違えそうなほど、色が鮮やか
  • 赤いキャラクターのようにも見える

鮮やかな色や形のせいで、キノコだとすぐには分からなかった方もいるようです。

実際に見かけた人からは、体験談も寄せられています。

  • 危ないので、離れた場所からズームして撮った
  • 子どもが来る場所なので、管理する人に連絡して取り除いてもらった
  • 撮影中、通りがかった人から触らないよう注意された
  • よく行く林で見つけて驚いた

思わぬ場所でカエンタケを見つけ、慎重に対応した様子がうかがえます。

特徴を知って、カエンタケから身を守ろう

今回は、高尾ビジターセンターが発信した、カエンタケへの注意喚起について紹介しました。

カエンタケは、食べるのはもちろん、手で触れることも危険な毒キノコです。ナラ類などの枯れ木の近くに発生することがあります。

見かけても決して触らず、山の中ではビジターセンターなどに知らせるようにしましょう。特徴を知っておくことで、思わぬ事故を防ぎたいですね。


参考:
高尾ビジターセンター(@takaovc)公式Xアカウント 2026年10月1日投稿
御岳ビジターセンター(@mitakevc)公式Xアカウント 2026年10月1日投稿
「ナラ枯れ」について(神奈川県森林協会)
食中毒の原因となる毒キノコ カエンタケ(東京都保健医療局)
自然毒のリスクプロファイル:カエンタケ(Podostroma cornu-damae), ニクザキン科ツノタケ属(厚生労働省)


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