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「どうしてもダメですか?」“仮装”が原因でアトラクションに乗れない女性客。思わぬ誤算に…「心が痛くなりました」

  • 2026.9.22
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出典:photoAC(※画像はイメージです)

皆さま、こんにちは。元テーマパークスタッフのあーやです。

ハロウィンの時期のテーマパークでは、仮装を楽しまれているゲストも多く訪れます。

皆さんこの日のために長い時間をかけて準備しており、楽しもう!と気合いを入れていらっしゃるので、手作り衣装など気合いの入った仮装を見るのは私たちスタッフにとっても大きな楽しみの1つです。

しかし、そんな楽しみたい!という気持ちが時として予想外の事態を招いてしまうことも…。

今日は、ハロウィンのイベントで盛り上がるテーマパークで起こった、ゲストの楽しみたい!という気合いが仇になってしまった衝撃の出来事をご紹介します。

手作りの衣装でハロウィンのテーマパークへ!

テーマパークスタッフとしてアトラクションの入口に立っていた時のことです。

その日はハロウィンのイベントが開催されており、手作り衣装など気合いを入れて仮装して訪れるゲストも多くいらっしゃいました。

アトラクションに向かってお揃いの衣装を着た女性2人組が歩いて来られたので私は思わず「凄く素敵な仮装ですね!」と声をかけました。

すると、女性ゲストは嬉しそうに笑いながら「今日のために手作りしたんです!」と、教えてくれました。

そのまま、アトラクションに入っていこうとした時、私は女性2人組の背中に大きな羽が取り付けられていることに気が付きました。

私が担当していたアトラクションでは、安全上の理由から体験中は背中を座席にぴったりとつけてもらわないといけない決まりです。

羽を取り外すことができるかどうかを伺うと、「縫い付けてしまっているので難しい」とのことでした。

アトラクションを楽しみに来ていたのに…

私が女性ゲストに背中の羽を取らないとご案内ができないことをお伝えすると、

どうしてもダメですか?」

「このアトラクションに乗ることをすごく楽しみにして来たのに…」

と、仰られました。

ゲストの表情から残念な気持ちが伝わって来たので、私も何とかアトラクションを体験することができないかと考えました。

羽を小さく折りたたんだり、一時的に羽を取ったりすることは難しいのか、何か別に着替えは持っていないのかなどをお伺いさせていただきましたが、出来ないとのことでした。

気合いを入れた仮装が原因でアトラクションに乗れないなんて

背中にある大きな羽を取ることができず、背中を座席につけて乗り物に乗ることができないとなればご案内するわけにはいきません。

念のため上司にも相談しましたが、安全上の理由からやはりご案内はできないとのことで、アトラクションの体験をお断りするしかありませんでした。

女性2人組は残念そうにしながらも納得していただき、

「何日もかけて作ったのに…まさかこれが原因でアトラクションに乗れないなんて思いもしませんでした。」

と、アトラクションの入口を後にされました。

「ハロウィンのイベントを楽しもう!」と何日もかけて準備していたのに、仮装が原因でアトラクションに乗れなくなってしまうとはゲストも予想外だったでしょう。

私もお断りしながら、心が痛くなりました。

テーマパークでは、ゲストの安全を守るためにさまざまな決まりがあります。

アトラクションに乗らなくても良い!と決めて思い切り仮装をしたり、アトラクションのことを考えて羽などの付属品を外せるように工夫しておく、着替えを持っておくなどの対策が必要だと感じた出来事でした。


ライター:あーや

接客業が大好きで、飲食店やテーマパークなど数々の接客業を経験してきました。 食品関係の会社と保険関係の会社、2つの業界での長年の勤務経験があり、顔の見える接客と顔の見えない接客の違いを痛感しています。 接客業における理不尽な要求・クレーム対応などの衝撃エピソードを伝えます。


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