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35歳女性「今までの婚活相手の連絡先は全部消すよね?」38歳男性が思わず“躊躇”してしまったワケ

  • 2026.10.1
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出典:photoAC ※画像はイメージです。

皆さま、こんにちは。婚活アドバイザー・恋愛コンサルタントの望月椏栖華です。

真剣交際が順調に進み、成婚退会が見えてくると、それまでの婚活をどこまで整理するのかという話が出ることがあります。

過去にお見合いや仮交際をした相手との連絡先を残しておくことを気にしない人もいれば、新しい生活へ進む前にすべて整理したいと考える人もいます。

今回は、成婚退会を目前にしていた38歳男性と35歳女性が、「今までの婚活相手の連絡先は全部消すよね?」という一言をきっかけに、結婚前の“けじめ”について考えることになったケースを紹介します。

両家への挨拶も決まり、二人は成婚退会の時期を相談していた

38歳のAさんと35歳の女性は、真剣交際に入ってからも大きな問題なく関係を深めていました。
両家への挨拶の日程も決まり、入籍時期や新居についても少しずつ話を進めていました。

真剣交際後の6回目のデートでは、落ち着いたフレンチレストランで食事をしながら、成婚退会のタイミングについて話していたときのことです。

「来月くらいには退会して、そのあと両家への挨拶を進めてもよさそうですね」

そんな会話が自然に出るほど、二人とも結婚を前向きに考えていました。

その流れで女性が、何気なくAさんへ聞きました。

「成婚したら、今まで仮交際した人とか、お見合いした人のLINEは全部消すよね?」

Aさんは、その質問を予想していなかったのです。
すでに連絡を取っている相手はいませんでしたが、過去の連絡先を一つずつ確認して削除することまでは考えていなかったからです。

「結婚するのに残しておく理由ある?」で男性が引っかかった

Aさんは、「もう連絡することはないけど、わざわざ全部確認して消すところまでは考えてなかった」と答えました。
すると女性は、「結婚するのに残しておく理由ある?」と返しました。

その一言で、Aさんは少し戸惑いました。

女性には、Aさんが過去の婚活相手と今後もつながっていたいのではないかと疑う意図はありませんでした。
むしろ、成婚退会を一つの区切りとして、それまでの婚活をきれいに終わらせたいと考えていたのです。

女性自身も、成婚が決まれば過去のお見合いや仮交際相手の連絡先は削除するつもりでした。

そのため、Aさんも同じようにするものだと思っていました。

一方、Aさんにとっては、すでに何年も連絡を取っていない相手や、数回やり取りしただけの人も含め、連絡先を残していること自体に意味はありません。

だからこそ、「残しておく理由があるの?」と聞かれたことで、削除しないことに何か後ろめたい理由があるように扱われたと感じたそうです。

女性には“けじめ”、男性には“管理される感覚”があった

Aさんが本当に気になったのは、過去の婚活相手の連絡先そのものではありませんでした。

「今回は婚活相手だけど、結婚後は友人や仕事関係の連絡先まで確認されるのではないか」
そんな不安が浮かんだといいます。

Aさんにとって、誰と連絡を取るかは自分で判断する個人の領域でした。
実際にやり取りを続けている相手がいるのであれば話し合う必要がある。

しかし、連絡先として残っているだけの相手まで「削除するのが当然」と決められることには抵抗がありました。

一方の女性にとっては、過去の人間関係を管理したいわけではありませんでした。

成婚退会は、婚活を終えて一人の相手と結婚へ進む節目です。
だからこそ、婚活中につながった相手についても整理しておくことが、今の相手への誠意だと考えていました。

女性からすると「新しい関係へ進むための区切り」

Aさんからすると「すでに終わっている関係まで削除を求められること」

二人が同じ行動に感じていた意味は、かなり違っていました。

「削除したか確認する」ことはせず、今後連絡を取らないことを確認した

この話をきっかけに、二人はいったん成婚退会についての話を止めました。
Aさんは交際終了まで考えたわけではありませんでしたが、「このまま曖昧にして進みたくない」と感じたそうです。

次に会ったとき、Aさんは女性に「過去の婚活相手と連絡を取るつもりはない。でも、連絡先を一つずつ消したか確認し合う関係にはしたくない」と伝えました。

女性もそこで、「消した証拠を見せてほしいとか、スマホを確認したいわけではない」と説明しました。

女性が本当に確認したかったのは、成婚後も過去の仮交際相手と個人的に連絡を続けることがないかという点でした。
それならAさんにも異論はありませんでした。

二人は、成婚退会後は過去の婚活相手へ自分から連絡を取らないことを共通認識にしました。

連絡先を削除するかどうかは、それぞれ本人に任せます。
ただし、もし過去の相手から連絡が来て、今後もやり取りを続けるような状況になれば、そのときは相手へ伝えることにしました。

女性も、「全部消す」という行動そのものより、自分が不安に感じていた部分が解消できればよいと分かったそうです。

二人はその後、再び成婚退会へ向けた話を進めています。

“けじめ”の形は、自分と相手で同じとは限らない

結婚を前に、過去の恋愛や婚活とのつながりを整理したいと考える人はいます。
一方で、すでに交流が終わっている相手であれば、連絡先が残っていても特に意味はないと考える人もいます。

大切なのは、削除するか残すかだけで相手の誠実さを判断しないことです。

「全部消してほしい」と感じる場合も、なぜそうしてほしいのかを考えてみると、本当に求めているものが見えてくることがあります。

  • 過去の相手と今後連絡を取ってほしくないのか
  • 婚活を終えたという区切りがほしいのか
  • それとも、連絡先が残っていること自体に不安を感じるのか

理由が分かれば、必ずしもスマートフォンからすべて削除することだけが解決策とは限りません。

反対に、削除を求められた側も「束縛されている」とすぐに決めつけず、相手が何を不安に思っているのかを確認することが大切です。

結婚前の“けじめ”に共通の正解はありません。

だからこそ、行動だけをそろえるのではなく、二人がどんな状態なら安心して次へ進めるのかを話し合っておくとよいでしょう。


ライター:望月椏栖華
婚活アドバイザー・恋愛コンサルタント。結婚相談所での会員サポートや、お見合い・仮交際・真剣交際に関する相談対応を経験。婚活中の男女に向けて、交際の進め方やコミュニケーションに関するアドバイスを行っている。

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