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1枚で決まる!今っぽさと大人の可愛さ両立のサマートップス

  • 2026.8.15

今年2月にスタートした「aru vintage(アルヴィンテージ)」は、主にユーズドアイテムを販売するオンラインショップ。春にはTシャツやスカーフ、夏には染め物と、シーズンごとにラインナップががらりと変わり、一点ものやセカンドハンドのアイテムも登場。店主であるarisaさんの想いとともに、おすすめアイテムやその魅力をご紹介します。

シーズンごとにテーマを変えるユーズドのオンラインショップ

2026年2月にスタートしたオンラインショップ「aru vintage(アルヴィンテージ)」。
食品や化粧品会社のPRを務める傍ら、ナチュラルなもの選びや環境に配慮した暮らしを発信するarisaさんが、まだ人に手にわたっていないユーズドウェアに光を当てたいとスタートさせました。

シーズンごとにテーマをがらりと変え、アップサイクルされたものや伝統工芸品なども販売。そのときにしか出会えない一点ものが多く、一期一会の縁を大切にし続けたくなるようなものばかり。ほかにはないアイテムが、おしゃれを楽しくしてくれます。

今回は、第一弾・第二弾のコレクションから、秋まで活躍するトップスを紹介します。

カラーやメッセージが個性を放つユーズドTシャツ

第一弾として販売されたのが「すすむ」をテーマにセレクトされた、さまざまなカラーやデザインのTシャツとスカーフ。ロゴやイラストなどを吟味し、arisaさん自身が心から欲しいと感じたアイテムを最初のアイテムとしてセレクトしたそうです。

静かなメッセージやペイントがポイントのロゴTシャツ

色鮮やかなグリーンの生地に、軽やかな文字がつづられたTシャツ。アメリカ最大級の女性団体・NOW(National Organization for Women/全米女性機構)のスローガン、「優れた男性は女性の平等を恐れない」という静かでいて力強いメッセージにハッとさせられます。

arisaさんはこのメッセージだけではなく、右肩のピンクと右腹部のグリーンのペイント、首元の詰まり具合もトータルでお気に入りなのだそう。

「丈が少し長めなので、ミディアム丈のスカートと合わせたり、ワイドな黒のリネンパンツと合わせて、コントラストが映える組み合わせも可愛いと思います。」(arisaさん・以下同)


フェミニズム ロゴTシャツ
5,000円(税込)

長袖との重ね着も楽しい、トラッドなカレッジTシャツ

ボルドーにイエローのロゴが映えるのは、アメリカ・ミネソタ大学ツインシティー校のスポーツ競技チーム・Golden GophersのカレッジTシャツ。フットボールやバスケットボール、アイスホッケーなどで知られる歴史あるチームのアイテムで、スポーティーさとトラッドな雰囲気を兼ね備えています。

少しゆったりしたサイズ感で、写真のようなシャツやTシャツとのレイヤードでたちまち上級者の装いに。長袖と重ねれば、秋まで長く着られます。

「夏は、シルク素材のフレアスカートや、レモンイエローのボトムスと合わせると涼しげに。青シャツのインナーにするのもおすすめです。ピンクとも相性がいいので、色選びを楽しんでみてください。」


カレッジTシャツ
5,000円(税込)

元の色とは表情を大きく変える藍染の服

第二弾として夏から販売されているのは、「そめる」というテーマの藍染のアイテム。
リユースショップに並んでいたコットンやリネンの衣類を、arisaさん自らが染織工房でサポートを受けながら手染めしました。

染め物を選んだきっかけは、汚してしまった白いリネンパンツを藍で染めてみたことだったそう。もう着られないかと思ったものが生まれ変わり、再び着用する機会がぐっと増えたのです。
白い服は汚れのない状態で着たいと考え、ユーズドで取り入れることもなかったというarisaさんですが、色を変えることで違った魅力を持たせてみたいと思い立ちました。

実際に自らの手で染めてみると、藍にも機嫌のよいとき・悪いときがあるようで、思い通りには進まないこともあったそう。だからこそ、「自然をよく観察して美を引き出す職人への尊敬の気持ちが高まった」とも語ります。

3wayで着られる。甘すぎない大人のキャミソール

インド藍で染められ、ほどよく使い込まれたデニムにも似た藍色になったキャミソール。横浜の古民家で染色や陶芸のワークショップを開く「アトリエ十色」で染めた一着です。

一見ベーシックなデザインですが、ギャザーが寄ったボリュームのあるシルエットが印象的。リボンのように伸びた長い肩紐のアレンジで、3wayで着られるのも魅力です。

深い藍色によって、かわいらしくも甘すぎないスタイルを楽しめます。

「肩紐を背中で結べばボリューム感が出て、体が華奢に見える効果も期待できます。個人的には、首に巻いてガーリーな印象にするのもおすすめ。」


藍染3wayキャミソール
8,000円(税込)

灰汁による色ムラが美しいスモックシャツ

首回りや袖にもギャザーがたっぷりのスモッグシャツは、「茅ヶ崎saisai工房」で染めたもの。独特の色むらのなかに灰色が混ざっているのは、あえて灰汁(あく)を残しているからです。

藍染では、木灰を水に浸すとあらわれる上澄み液の灰汁を染料に加え、発酵させて染液を作ることで、深みのある色を出せるようにしています。その灰汁が染めた布に残ると濁った色になってしまうことから、灰汁抜きをするのが通例です。しかし、このスモックシャツはあえてその過程を省き、ほかにはない色合いを生み出しています。

「染色の途中、灰汁の残ったくすんだ茶色と、藍色のグラデーションが美しいなと感じました。伝統美には反していますが、工房の先生の『一つの作品としてかっこいい』という言葉も後押しになって、販売してみることに。未完成ともいえるこんなアイテムを通して、染色の魅力に気づき、職人さんのもとに足を運んでくれる人が増えたらうれしいです。」

前後どちらも前にできる仕様で、ハイネックか開襟シャツのような2つのスタイルで着用が可能。ゆったりとしたスモックシルエットは、リラックス感とスタイリッシュな雰囲気を兼ね備え、さまざまな表情を見せてくれます。

「春夏には軽やかなボトムスと合わせて爽やかに。秋冬には厚手のアウターと合わせて、首元と袖をのぞかせると華やかなポイントになります。」


藍染2wayスモックシャツ
16,000円(税込)

「好き」を生かして楽しむことが、自然や伝統を守ることに

arisaさんがaru vintageを始めるにいたったのには、幼いころから積み重ねてきたファッションと自然への興味関心があります。

洋服を頻繁に買ってもらえる環境ではなかった小学生のころ、みんなと同じものや流行ではなく、フリーマーケットやバザーでお気に入りを探して楽しむようになりました。それは、ヴィンテージショップでスタッフの方と会話しながら見つけ出したアイテムを、愛着を持って着続ける現在につながっています。

また、両親や祖父母に「ものを簡単に捨ててはならない」と教わってきたこともあり、社会人になるころには環境に配慮した暮らしを意識するように。ちょうど自然由来の化粧品会社に就職して知った、植物で心身をケアしてきた先人の知恵や伝統文化に心惹かれるようにもなっていました。

誰かが手放したものを受け取り、大切にするのが好きなこと。そして、自然と共存する暮らしへの敬意。ふたつが重なり、自らセレクトしたユーズドアイテムを販売するaru vintageの立ち上げにつながったのです。

「かつて誰かに大切にされていたアイテムを人に受け継ぎ、また長く愛されるようなストーリーを作れたら」。arisaさんのそんな想いと純粋な「好き」によって届けられるアイテムは、手にした人の装いに華を添えると同時に、自然や伝統を守る一歩にもなります。

第一弾はTシャツ、第二弾は染め物。これから秋冬と季節が移り変わるなかでどんなアイテムが登場するのか、先が楽しみになります。

「ほかの人と被らない自分だけのアイテムを見つけたい」「いつもとはちょっと違うアイテムを取り入れてみたい」そんなふうに考える方に、とくにおすすめのaru vintage。みなさんもぜひチェックしてみてください。

writer / ゆりか photo / aru vintage

取材協力

aru vintage(アルヴィンテージ)
https://aruvintage.base.shop/

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