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板チョコの「溝」、割るためじゃなかった?意外と知らない本当の役割

  • 2026.8.14
板チョコの「溝」、割るためじゃなかった?意外と知らない本当の役割

板チョコを見ると、表面に縦横の溝が入っているものがあります。

溝に沿ってパキッと割れることから、「食べやすい大きさに分けるための線」と思っている人も多いのではないでしょうか。

しかし、少なくとも明治の板チョコでは、分けやすくすることだけを目的に溝が設けられているわけではありません。

実は、チョコレートを作る工程に関係する役割があります。

今回は、板チョコに溝がある理由と、チョコレートができるまでの工程について紹介します。

板チョコの溝にはどんな役割がある?

効率よく冷やしやすくする

板チョコは、温度を調整したチョコレートを型へ流し込み、冷やして固めることで作られます。

明治は板チョコの溝には表面積を広げ、チョコレートを早く均一に冷やしやすくする役割があると説明しています。

大きな一枚の板状にするよりも、表面に凹凸があることで型と接する部分が増え、冷却しやすくなるというわけです。

チョコレートは温度管理が重要な食品で、製造工程では適切な温度に調整しながら固められています。

型から外しやすくする

板チョコの溝には、冷やして固めたチョコレートを型から外しやすくする役割もあるとされています。

チョコレートは冷却されるとわずかに収縮するため、十分に固まった後は型から取り出すことができます。

工場では大量のチョコレートを連続して製造するため、きれいに冷やし固めて型から取り出すことも大切な工程です。

板チョコはどうやって作られている?

チョコレートは、原料を混ぜて細かくし、なめらかになるまで練り上げた後、「テンパリング」と呼ばれる温度調整を行います。

チョコレートに含まれるココアバターは、温度によって結晶の状態が変化します。

適切に温度を調整することで、ツヤがあり、なめらかな口どけのチョコレートに仕上げやすくなります。

温度調整されたチョコレートは型へ流し込まれ、振動を加えて内部の気泡を取り除いた後、冷却されます。

十分に冷えて固まったら型から外し、検査や包装などの工程を経て商品になります。

まとめ

溝に沿って分けて食べることはできますが、それだけを目的につけられたものではありません。

普段何気なく食べている板チョコも、次に開けたときは表面の溝や形に注目してみると、少し違って見えるかもしれません。

※掲載情報は執筆時点のものです。チョコレートの製造方法や形状、溝の役割はメーカーや商品によって異なります。最新情報は各メーカーの公式サイトなどをご確認ください。

参考:明治「なるほど!チョコレートができるまで」

参考:明治「チョコレートのテンパリング」

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