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朝ドラで描かれた、現代では“身近な行為”に関心の声「まだ珍しい時代」「逆にもうあったんだ」時代の違いに気付く視聴者たち

  • 2026.9.28
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『風、薫る』第25週(C)NHK

NHK連続テレビ小説『風、薫る』が、ついに最終回を迎えた。9月15日放送の第122回では、りん(見上愛)と直美(上坂樹里)が、ツヤ(東野絢香)を看護婦として育てるため、本格的な指導を始める姿が描かれた。過去の苦い経験から慎重になるりんを支えながら、直美が講義を担当し、ツヤは人体の構造や薬について学んでいく。SNSでは、当時の医学や新薬に関する描写に注目が集まった。

※以下本文には放送内容が含まれます。

ツヤの看護婦への挑戦が始まる

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『風、薫る』第25週(C)NHK

夜、りんと直美はツヤを指導するための計画を練る。りんには、過去に生徒を2人も辞めさせてしまった経験があり、今回も簡単にはいかないのではないかという不安があった。そんなりんの気持ちを察した直美は、「まず講義は私がやる」と申し出る。役割を分担することで、りんの負担を減らしながらツヤを育てようとしたのだ。

講義が始まると、ツヤは真剣な表情で直美の話に耳を傾けた。まず学んだのは、人体の構造に関する基礎知識。看護の仕事に必要な知識を一つずつ吸収しようとするツヤの姿からは、強い覚悟が伝わってくる。

さらに、同僚の川口ツル(うらじぬの)からはバクテリアの知識や消毒法を学び、看護に必要な衛生管理についても知識を深める。りんの幼なじみで製薬会社に勤める竹内虎太郎(小林虎之介)には、薬について次々と質問。アスピリンや点眼薬などの新薬についても熱心に尋ね、講義で学んだ知識だけでなく、看護の現場で必要となる具体的な処置も学んでいく。

SNSでは点眼薬に注目する声も

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『風、薫る』最終週(C)NHK

放送後、SNSでは点眼薬に触れた場面について反響があり、視聴者から「まだ珍しい時代だった」「逆にもうあったんだ」といった声が上がった。現在では目薬は身近な存在だが、ドラマの中では、ツヤが看護婦になるために覚える医療の知識や技術の一つとして登場する。何気なく使っている目薬にも歴史があり、それが看護の現場では一つの技術として扱われていたことに、視聴者が気づく場面となった。

また、第122回ではアスピリンのような新薬についてツヤが質問する場面もあり、薬そのものだけでなく、薬を扱う側に求められる知識にも触れている。人体の構造、バクテリア、消毒法、薬、点眼と学ぶ範囲が広がるにつれて、ツヤが身につけていくものも“看護についての知識”から、患者に直接関わるための“具体的な技術”へと移っていく。

物語の終盤で描かれたのは、ツヤが新たに看護を学び始めた姿だけではない。りんと直美がこれまで培ってきた知識や技術、そして看護への思いが、次の世代へと受け継がれていく過程でもあった。小さな芽を大切に育ててきたトレインドナースたちの歩みは、後輩たちへとつながり、それぞれの形で看護を学ぶ姿へと受け継がれていった。

最終回を迎えた『風、薫る』。それぞれの時代を生きた看護婦たちの姿を通して、看護という仕事に向き合う人々の成長や葛藤、支え合いが描かれてきた。長い年月をかけて積み重ねられた彼女たちの歩みに、物語は一つの区切りをつけたのである。


連続テレビ小説『風、薫る』毎週月曜〜土曜あさ8時放送
NHK ONE(新NHKプラス)同時見逃し配信中・過去回はNHKオンデマンドで配信

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