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「旅行と生理が丸被り」40代の私が薬で生理日を移動して気付いた体の思わぬ変化【医師監修】

  • 2026.7.26

わが家は夏休みに南国旅行を計画していました。しかし、夫の夏休みの日程と私の予定日がまさかの丸被り。行き先を変更するか? でも、すでに子どもたちは南国を楽しみにしているし、私も非日常を満喫したい! そう思い調べたところ、生理日の移動ができる薬があるとの情報が……。医師に相談して内服したところ、思わぬ変化もありました。

生理日移動にピルを内服

旅行の日程初日が、まさかの生理初日と丸被り。生理日の移動について調べてみると、医師の判断のもとでピルを内服することで、生理日を早めたり遅らせたりできる場合があるそうです。

生理を遅らせるには旅行中もピルの内服が必要となることがネックです。そのため、妊婦健診で通院したことのある産婦人科を受診し、生理を予定より早めたいと医師へ相談しました。

生理日移動に使われるピルには低用量ピルや中用量ピルなどがあり、ネットの情報では生理日移動には中用量ピルが用いられることが多いとのこと。しかし、中用量ピルは低用量ピルよりも副作用が出やすい場合があるようなので、そのことも含めて相談しました。

医師に薬の種類を検討してもらい、低用量ピルで生理日を早める方法に決まりました。受診したその日からピルの内服が始まりました。

大きな副作用はなく、生理日移動に成功!

受診した際に、ピルの副作用について説明を受けました。特に注意が必要なのが、血管内に血の塊ができる「血栓症」です。血栓が血管に詰まると、心筋梗塞や脳梗塞などにつながる危険があるとのことでした。ほかにも、吐き気や嘔吐、頭痛、めまいなどが出る可能性があるそうです。

ネットで調べてみたところ、40代以降では血栓症のリスクに注意が必要とされるため、ピルの処方について慎重に判断される場合があるとのことでした。今回は一時的な内服だったためか、処方を断られることはありませんでした。

血栓症では、足の痛みやむくみ、しびれ、赤み、熱感などが初期症状として挙げられることがあり、異常を感じたときはすぐに相談するよう言われました。

処方されたピルは28錠が1シートになったもので、そのうち後半の7錠は有効成分を含まない偽薬なのだそうです。28日間毎日内服を継続することで、生理の時期を調整できると説明を受けました。

私は受診したのが生理中で旅行日程は1カ月後だったため、受診後すぐにピルの内服を開始。内服初日と2日目は、なんとなく体調がいつもと違い、体が重いように感じましたが、3日目には気にならなくなりました。

そして大きな副作用が出ることもなく、無事に旅行前に出血がありました。旅行の荷物に生理用品という余分なものを持たなくてよいし、トイレの心配もしなくてよい、快適な旅行に出発です!

思い返すと穏やかだった生理前

旅行から帰って、ふとピルを内服した1カ月について思い返してみると、気持ちの面でも肌の面でも、安定していたことに気付きました。生理前に起こるイライラや食べ過ぎ、寝ても寝ても眠い感じはもう仕方ないと思っていましたが、今回は生理前の期間も通常と同じ精神状態で過ごせました。

もともと生理痛はあまりないほうでしたが、出産を機に、生理期間にはなんとなく下腹部が重だるい感じがしていました。今回は下腹部の違和感はありましたが、痛みや重だるさはあまり感じず、生理前や生理中に、ファンデーションのノリが悪いと感じることもありませんでした。

これらの症状は生理前につきもので仕方ないものだと諦めていましたが、改めて調べてみると「もしかしてPMSのような症状だったのかも」と思い当たりました。今回については生理日移動が目的で内服したピルでしたが、それにより心身ともに安定した生理前期間を送ることができました。

まとめ

いつもは笑って許せる子どものいたずらにも、生理前はイライラして怒ってしまうことがありました。これまでは「生理前だから仕方ない」と思っていましたが、今回の経験を通して、つらさを我慢するだけではなく、医師に相談する選択肢もあるのだと気付きました。親子で穏やかに過ごせる時間が増えたことは、私にとって大きな発見でした。

今回は生理日移動のため、期間限定でピルを内服しました。PMSのような症状が軽くなる可能性があるなら、継続して内服する選択肢もあるのかなと思っています。一方で、血栓症のリスクや年齢による注意点もあるため、自己判断はせず、漢方薬などほかの選択肢も含めて医師と相談していきたいです。

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

※AI生成画像を使用しています

監修:駒形依子先生(こまがた医院院長)

著者:宗像 りょうこ/40代女性・2児ママ。夫の転勤で関東へ戻り、久々の都会生活を満喫中。出産前はお酒が大好きで毎日の晩酌を楽しみにしていたが、妊娠を機にお酒が飲めない体質に。子どもが食べられるおいしいものを探して食べに行くのが楽しみ!

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています


監修者:医師 こまがた医院院長 駒形依子 先生

東京女子医科大学医学部卒業。米沢市立病院入職後、再び東京女子医科大学に戻り、専門医を取得。同大学産婦人科に入局し産婦人科医として働きつつ、性科学を学び、また東京女子医科大学東洋医学研究所で東洋医学を学ぶ。2019年1月に地元山形県米沢市にて、こまがた医院を開業。著書に『子宮内膜症は自分で治せる(マキノ出版)』『膣の女子力~女医が教える「人には聞けない不調」の治し方(KADOKAWA)』。

ベビーカレンダー/ウーマンカレンダー編集室

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