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悩める"大人の夏メイク"をキャサリン妃のメイクアップアーティストが指南。猛暑でもテカらせず、極上のツヤを宿す秘訣は?

  • 2026.7.23
Getty Images

上品なツヤと、単なるテカリの境界線は非常に曖昧だ。特にこの蒸し暑い季節は、大人の肌にとってそのコントロールが一層難しくなる。だからこそ私たちは、たとえ猛暑の中であっても汗によるメイク崩れを感じさせず、むしろ輝きを放ち続けるセレブたちの美しさに、目を奪われてしまう。

例えば、今年のウィンブルドン選手権の会場で目撃されたキャサリン皇太子妃(44)、ニコール・キッドマン(59)、そしてジェニファー・ロペス(56)の3人は、30度を超える真夏日の中でも、涼しげな顔で完璧なまでに美しい肌をキープしていた。彼女たちの肌をよく見ると、そのメイク法は決して厚塗りではなく、ふんわりとソフトな仕上がりであることが分かる。ファンデーションやパウダーを重ねた、重たい印象のマット肌とは、一線を画す仕上がりだ。

キャサリン皇太子妃 Karwai Tang

では、蒸し暑い日でも肌をくすませず、乾燥させず、そして平坦なマット肌に落とし込むことなく、テカリだけを抑える秘訣とは一体何なのだろうか? メイクアップアーティストであり、キャサリン皇太子妃のあの美しいウェディングメイクを手がけたことでも知られる“ツヤ肌の女王”、ハンナ・マーティンに夏のメイクアップの極意を聞いた。

ジェニファー・ロペス Anadolu / Getty Images

自身も40代であるハンナの1番のアドバイスは、テカリに対して「ピンポイントでアプローチする」ことだ。「ベースメイクをテカらせず、かつ完全に平坦な印象にしないためには、マットに保ちたい部分だけにパウダーを使うのが鉄則です」とハンナ。「多くの人の場合、Tゾーンに軽くパウダーを乗せるだけで十分。そうすることで、頬には自然なツヤを残すことができます」。彼女のお気に入りのひとつは、ローラ メルシエの「ルースセッティングパウダー トランスルーセント ウルトラブラー」だという。

ニコール・キッドマン Karwai Tang

さらに、ベースメイクのアイテム自体を変えてみることも大きな効果をもたらすとハンナは付け加える。「軽やかでみずみずしいツヤを出すアイテムは、メイク直後ならばたしかに素敵です。ですが、その多くは保湿成分が豊富に含まれているため、必ずしも夏の暑さに耐えられるとは限りません」「カイリー・コスメティクスや、フーダ・ビューティーのようなオイルフリーのアイテムを試してみてください。軽やかでありながら、ソフトなマット肌に仕上げてくれますよ」

また、40代以降の肌には"生き生きとした印象"が欠かせない。そのために彼女が提案するのは、まずオイルフリーのベース、パウダー、そしてセッティングスプレーでテカリ防止の土台を作り、仕上げにハイライターで光の艶めきを仕込むという方法だ。「これは、絶対にテカらせたくなかった先日のパーティで私が実際にやった方法です」と彼女は明かす。「マットに仕上げたエリアの上に、肌に生気を与えたい部分にだけハイライターを重ねます」。ウェストマン アトリエ(Westman Atelier)のハイライター「ポードゥローズ」を眉下と鼻筋にポンポンと少し乗せるだけで、見違えるほど魅力的な肌になるという。

Karwai Tang

また、ハンナはテカリの兆候が見えたらすぐにその場で対処できるよう備えておくことも勧めている。「バッグの中に常にあぶらとり紙を忍ばせておいてください。メイクを重ねることなく、汗や余分な皮脂をスマートに抑えることができます」

そして、「夏場の肌のテカリに本気で悩んでいる」という人には、スキンケアのステップそのものを見直してみることも重要だという。「私のようにスキンケアを重ねるのが好きな方は、メイクをテカらせたくない日には保湿のステップを1つか2つ省くことを検討してみてください。暑い時期なら、日焼け止めの前は美容液やエッセンスだけでも十分な場合があります」

夏の紫外線カットは不可欠だが、マット仕上げの日焼け止めを選ぶだけで、メイクの持ちは見違えるほど変わる。ハンナのお気に入りはクリニークの「スーパー シティ ブロック」で、メイクの完璧な土台をつくる心強い味方だと明かしている。

Getty Images

そして最後に、仮に気に入って愛用しているのだとしても、メイク崩れを気にするのであれば一時的にクリーム製品から離れることも選択肢のひとつだと言う。「クリームベースのアイテムは使い勝手も良く素晴らしいですが、気温が高いとどうしてもメイクがヨレやすくなります。クリームチークの代わりに、NARSの『オーガズム』のような、優しい輝きを放つパウダーチークに変えてみてはいかがでしょう。肌に馴染みながら、過剰にテカることなく、内側からじゅわっとした上品なツヤを放ってくれますよ」。

Translation: Harper's BAZAAR JP From Good House Keeping

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