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他社から舞い込んだ「コラボ依頼」→ 訪れた社員の目を見て、「社員が察した」ことは

  • 2026.8.21

初対面でも、疲れた顔つきだけで無理をしてきた人だとなんとなく分かってしまうことがあります。『ブラック企業の社員が猫になって人生が変わった話』は、ブラック企業で働いていた会社員がある朝突然猫になり、そのまま出社を続けるうちに人生が少しずつ変わっていくコメディです。今回は、同業他社からコラボ提案がやってくるところで大きく話が動きます。そのコラボが、モフ田の物語にとって大きな転換点となるのです。

同業他社から巨体の新顔が来た

ある日、モフ田の会社に同業他社からコラボの提案が舞い込みました。実はその会社もモフ田の会社に負けず劣らずのブラック企業。モフ田と先輩は、おそらく猫関係のコラボだと気楽に構えていたのですが…。

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『ブラック企業の社員が猫になって人生が変わった話』(c)清水めりぃ/KADOKAWA

そこに現れたのは、モフ田同様の巨大な猫・須古。まさか自分以外の猫化の存在に出くわして、驚かされる側に回るとは思っていなかったのでしょう。猫化というあり得ない展開が、主人公だけじゃないところが、まず笑いを誘います。そして、猫化したモフ田自身が、同じように猫化した人間に驚く構図もコミカルです。

須古の瞳がふいに黒く淀んだ

会議後、コラボ提案を先方が社に持ち帰ったところ、すんなり承認され、須古の出向が決まります

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『ブラック企業の社員が猫になって人生が変わった話』(c)清水めりぃ/KADOKAWA

新たな猫化同僚・須古は、モフ田の大ファンだと言うのです。ところが話しているうちに、須古の目つきが一変し、「突然の出向が決まってまた会社に振り回されるのかって絶望した」という本音がこぼれました。モフ田は「間違いなくブラックで無体を強いられた者の目だ」と直感します。

疲れた人の顔つきや目の色で、事情をなんとなく察してしまう感覚には、ブラック企業で働いたことのある人ならきっと覚えがあるはずです。にこやかな態度の裏に苦労がふっとにじむ瞬間は、誰にでも起こり得ます。同じ境遇を持つ相手に、一気に距離が縮まっていくのです。

須古がストレス太りを打ち明ける

警戒と同情が入り混じったところで、須古は自分の体型の変化を打ち明けます。

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『ブラック企業の社員が猫になって人生が変わった話』(c)清水めりぃ/KADOKAWA

「弊社で働き始めてからストレスでいっぱい食べて太っちゃって」という告白に、モフ田は「ブラックのストレス、本当ヤバいですもんね」と深く共感しました。ダイエットがてらの追っかけっこに誘う姿は、同情というより仲間への気安さに近いものです。

同じ働き方の痛みを知っているからこそ、初対面でもすぐに打ち解けられます。須古はこの先、モフ田の同僚として職場に加わっていくことになりました。

こうして、ブラックで疲れ切った者同士が支え合う輪は、また一つ広がっていきます。同じ痛みを知る者同士だからこそ生まれるこの空気が、『ブラック企業の社員が猫になって人生が変わった話』の心地よさです。


『ブラック企業の社員が猫になって人生が変わった話』(c)清水めりぃ/KADOKAWA

※本記事はコンテンツの権利者に許諾を得た上で記事の制作・公開を行っています。

 



 

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#14 「全裸のせい」と思っただろ!
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クリエイター情報

清水めりぃ

大の猫好き。そのことを活かした漫画をweb上で公開し、『ブラック企業の社員が猫になって人生が変わった話』のほか、軒並み好評を博している。

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