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上司「常務がお呼びだ」部下「うっす」→向かうと…頼まれた“異様なお願い”に「これは何ハラなんだろう」

  • 2026.8.20

猫になった会社員に、また新しい種類の悩みが増えました。今度の相手は、鬼のように怖かった常務でした。

『ブラック企業の社員が猫になって人生が変わった話』の主人公・モフ田は、残業まみれの会社員だったある朝、猫になってそのまま出社してしまった人。今も猫の姿のまま働いています。体調管理とは別の種類の困りごとが、今回の主役です。

鬼常務がまさかの一言を放つ

その日、モフ田は先輩から「万田常務がお呼びだ」と告げられます。相手は、鬼と恐れられた万田常務です。

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『ブラック企業の社員が猫になって人生が変わった話』(c)清水めりぃ/KADOKAWA

重役室の扉を開けると、待っていたのは「今日もモフモフさせて貰いたい」というお願いでした。鬼常務から、飛んできたのはまさかの一言です。

呼び出された側のモフ田は反射的に「仕事あるんで戻って良いですか?」と切り返しますが、聞いてもらえません。「鬼のように怖かった常務がおかしくなった」というモフ田のひとことに、この落差がすべて詰まっています。

止まらない猫吸いに疑問が募る

重役室でのお願いは、口先だけの一言では終わりませんでした。常務は間を置かず、モフ田との距離を詰めてきます。

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『ブラック企業の社員が猫になって人生が変わった話』(c)清水めりぃ/KADOKAWA

「そっけない〜!でもそこがたまらない〜!」という常務の言葉に続くのが、「これは何ハラなんだろうと」というモフ田の疑問。愛でる側の熱量と受け止める側の温度差は、ページをめくっても変わりません。

名前のつけようがない好意というのは、案外いちばん厄介なものです。呼び出しの用件が仕事ではなくモフモフだった時点で、モフ田の受難は決まっていました。

肉球さえ常務を喜ばせてしまう

仕事を理由に切り上げようとしても、常務は簡単には離してくれませんでした。

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『ブラック企業の社員が猫になって人生が変わった話』(c)清水めりぃ/KADOKAWA

「もういいでしょ」に対して「もうちょっと!頼む!」と粘られ、押し返した肉球すら常務への褒美になってしまうという逃げ場のない展開です。

役員と平社員の力関係は、ここでは完全に逆転していました。拒んでいるつもりが、なぜか相手を喜ばせてしまいます。その居心地の悪さこそ、この回いちばんの可笑しさです。

少しずつ会社の空気を変える溺愛

この一日だけでも、モフ田の悩みには結局名前がつきませんでした。常務の溺愛はただの一発ギャグでは終わらない気配を残しており、この先の職場を静かに動かしていきます。猫になったことで生まれた奇妙な力関係は、『ブラック企業の社員が猫になって人生が変わった話』のなかで少しずつ会社の空気そのものを変えていくのです。


『ブラック企業の社員が猫になって人生が変わった話』(c)清水めりぃ/KADOKAWA

※本記事はコンテンツの権利者に許諾を得た上で記事の制作・公開を行っています。

クリエイター情報

清水めりぃ

大の猫好き。そのことを活かした漫画をweb上で公開し、『ブラック企業の社員が猫になって人生が変わった話』のほか、軒並み好評を博している。

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