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累計5億部突破の『ONE PIECE』転売ヤーの“標的”に「絶対に許せない」「コンビニまわったけど買えなかった」悲痛の声

  • 2026.7.14
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※Google Geminiにて作成(イメージ)

“週刊少年ジャンプ”(集英社)の看板作品であり、Netflixにて実写ドラマ版の世界独占配信が始まっている“王道冒険ストーリー”。そんな本作の限定付録が本誌に付属されたことで、売り切れと転売が続出する異常事態が巻き起こった。純粋に付録が欲しいファンのもとへ行き渡らない状況に、SNSでは不満の声が上がっている。

累計5億1000万部突破の“週刊少年ジャンプ”代表作

“週刊少年ジャンプ”の代表作として長年愛され続ける『ONE PIECE』。本作は尾田栄一郎先生による漫画を原作としており、全世界での累計発行部数は6億部を突破している。1997年より連載を開始し、2022年に連載25周年を迎えた。2010年に発売されたコミックス第57巻の初版発行部数は300万部という日本出版史上最高の初版発行部数を記録し、現在まで初版300万部をキープしている。2012年発売の第67巻は、自己記録を塗り替える初版405万部で刊行された。

TVアニメは1999年より放送開始し、2024年に25周年を迎えた。2026年4月からは“エルバフ編”がスタートしている。漫画やアニメだけでなく、Netflixにて世界独占配信されている実写ドラマ版『ONE PIECE』も好調だ。また、2022年8月に公開された映画『ONE PIECE FILM RED』は、国内での興行収入は197億円動員人数は1427万人を突破した。国外での興行収入は122億円で、全世界では興行収入319億円を達成している。

さらに本作は、“最も多く発行された単一作者によるコミックシリーズ”と“連続して放映されているTVアニメのDVD最多リリース数”でギネス世界記録に認定されている。『ONE PIECE』が打ち立てた記録の数々は、作品の長い歩みを象徴していると同時に、制作陣やキャスト陣、そして応援し続けてきたファンの存在があってこその快挙と言えるだろう。

“ONE PIECEカードゲーム”が転売の標的に

『ONE PIECE』は、その人気ゆえに転売のターゲットとなり、物議を醸している。2026年7月13日に発売された“週刊少年ジャンプ”33号が、発売前から争奪戦となったのだ。その大きな理由として、とじ込み付録である“ONE PIECEカードゲーム”の特別限定カードが起因している。ONE PIECEカードゲームは、近年大ブームを巻き起こしているポケモンカードと肩を並べる人気トレーディングカードゲームだ。付録は『ONE PIECE』の連載29周年を記念したもので、1冊につき1枚付いてくる。

より多くのファンに行き渡るよう、33号は通常より50万部増で発行され、1人1冊までという購入制限が設けられた。しかし、発売前からフリマサイトにて出品される異例の事態が起こる。発売後の現在、フリマサイトでは1000~5000円前後で出品されているのが複数確認できた。10枚前後のセット売りも見られ、1万円を超える出品も。

付録の転売についてSNSでは「絶対に許せない」「今週ばかりは非常に残念」「コンビニまわったけど買えなかった」と、不満の声が上がった。加えて33号は、5年以上にわたり連載されアニメ化もされた人気漫画『アオのハコ』が完結を迎える記念すべき号だった。純粋に付録が欲しいファンや、売り切れによって最終話が読めない読者が憤りを覚えるのも当然だろう。

転売品を購入すると出品者に利益を与え、転売行為を助長させる可能性もある。高額な出品には手を出さず、公式による追加対応を待つ姿勢も必要だ。今回の騒動は、限定品の希少性につけ込む転売という社会問題を、改めて浮き彫りにした出来事と言えるだろう。


ライター:まわる まがり
主にアニメについての記事を書くライター。コラムやレビュー、映画の作品評を手がける。X(旧Twitter):@kaku_magari

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