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「英語100%は嘘」「方言を話す」英語幼稚園に苦情 → モンペが逃げ帰った『勘違い』に「吹いた」

  • 2026.6.20

近年、英語塾やィンターナショナルスクールが増えています。そのほとんどが私立のため、カリキュラムも学校により様々です。「英語100%」が売りの学校に奇妙なクレームが……。今回は、とある幼稚園で働く友人の実体験をご紹介します。

「英語100%」の幼稚園

私は地方のインターナショナル幼稚園で働いています。園の売りは「会話は英語100%」。しかし日本人の園児はどうしても日本語で話してしまうため、教師たちは日本語の会話が聞こえたら英語に切り替えるよう注意しています。

奇妙なクレーム

ある日、都心から転園してきた保護者Aが「英語100%なんて嘘だ」とクレームを告げてきました。事情を聞くと、Aの息子が方言を話すようになったというのです。

「待って」を「待っとって」、「だめ」を「いかん」など。私は日本語の授業時間があり、その際に友達の話し方がうつる可能性があると説明しましたが、納得しないA。Aは、息子に何度も標準語に訂正するよう言っても、すぐに方言が出てしまうと言います。

「特に『おった』なんて『おったーはおったーでしょ』なんて言って、何度注意しても直らないのよ!」と声を荒げました。そこで私は先日の遠足を思い出したのです。

勘違いの正体

遠足先は水族館。水族館にちなんで海の生き物の英単語を教えたばかりでした。「いるか=dolphin」「かめ=turtle」「かわうそ=otter」といった具合に。

その時ちょうど、お迎えの支度ができたAの息子が来たので「いるかは英語で?」と聞くと「dolphin!」と元気に答えます。続けて「かわうそは?」と聞くと「otter!」と即答しました。

Aが「居た」の方言だと思っていた「おった」は、実は英単語「otter(オッター)」だったのです。勘違いに気づいたAは無言で足早に帰っていきました。

園長いわく……

園長にクレームの内容を報告すると「Aさんは昔私の生徒で、出身はこの県。Aさんは今は標準語だけど、ふとした時に出る言葉や祖父母の方言も息子くんに影響しているのでしょう」と教えてくれたのです。

以来、Aは方言に関するクレームを言わなくなりました。時々お迎えにやってくる祖父母は今もバリバリの方言で孫に話しかけています。

小さな誤解は冷静に、一歩引いた目線で見ると簡単に解決することがあります。思い込みに縛られず、常に俯瞰で物事を捉える姿勢が大切だと気づかされた出来事でした。

【体験者:30代・女性会社員、回答時期:2026年6月】

※本記事は、執筆ライターが取材又は体験した実話です。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

EPライター:桜井ひなの
大学卒業後、金融機関に勤務した後は、結婚を機にアメリカに移住。ベビーシッター、ペットシッター、日本語講師、ワックス脱毛サロンなど主に接客領域で多用な仕事を経験。現地での出産・育児を経て現在は三児の母として育児に奮闘しながら、執筆活動を行う。海外での仕事、出産、育児の体験。様々な文化・価値観が交錯する米国での経験を糧に、今を生きる女性へのアドバイスとなる記事を執筆中。日本でもサロンに勤務しており、日々接客する中で情報リサーチ中。

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