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W杯マスコットに扮した警察官、サッカー好きの麻薬密売犯を逮捕する…犯人は大のサッカー好きで警戒心抱かず

  • 2026.6.17

ワールドカップの熱狂を逆手に取った、まるで映画のような捜査が南米ペルーで話題を集めている。

アメリカメディア『AP通信』は現地時間14日、ペルー警察はワールドカップの公式マスコットに扮した捜査員を投入し、首都リマで麻薬密売の疑いがある男を逮捕したと伝えた。

逮捕されたのは48歳のカルロス・カブレラ容疑者で、メキシコ対南アフリカの大会開幕戦が行われた12日に摘発作戦が実施されたという。

報道によれば、作戦を主導した一般犯罪対策部隊「グリーンスクワッド」のカルロス・アルカンタラ大佐は、容疑者が熱狂的なサッカーファンであり、ワールドカップに強い関心を示していることを事前の情報収集で把握していたと説明。

そのため、アメリカを象徴するハクトウワシのマスコット「クラッチ」と、カナダを象徴するヘラジカのマスコット「メープル」に捜査員を変装させ、警戒心を抱かせることなく接近したという。

AP通信によると、マスコット姿の捜査員らは現場のドアを金属製ハンマーで破壊して突入し、他の警察官とともに容疑者を拘束した。捜索の結果、2,524包のコカインベースと拳銃1丁が押収されたとされる。

ペルーでは近年、麻薬の小規模密売対策が大きな課題となっており、警察はこれまでもバレンタインデーやクリスマスなどのイベントに合わせた奇抜な変装捜査を実施してきた。

今回の“ワールドカップ作戦”もその一環とみられ、サッカーの祭典が思わぬ形で犯罪摘発に活用された事例として注目を集めている。

筆者:江島耕太郎(編集部)
画像提供:Getty Images

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