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「脳の腫瘍が破裂した」緊急手術を終えた父。→翌日、対面した娘が現実感を失った"父親の姿"

  • 2026.6.29
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働き盛りの40歳だった父・ヒロシさんの“異変”は、ある日突然始まりました。仕事も家庭も支える頼もしい大黒柱。しかし、少しずつ積み重なる違和感──そして家族の顔さえわからなくなる虚ろな目。
診断は「若年性認知症」。
記憶を失い、別人のように変わっていく父と、その現実に揺れる母と娘。63歳で旅立つまでの23年間、病とともに歩んだ家族の記録です。

深夜、母に叩き起こされ、「お父さんが緊急手術になった」と告げられました。
父は脳の腫瘍が破裂したことで緊急手術を受けていましたが、ロビーで待つ私には、まったく現実味がありませんでした。

初めて見た母の涙

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朝になり手術が終わると、眠っている父に面会できました。
ベッドの上の父はとても小さく見え、私はまるでドキュメンタリーを見ているようで、まだ実感が湧きません。

病室を出た母は、駆けつけた祖父母の前で泣き崩れてしまいました。
母が泣き崩れる姿を見たのは、これが初めてでした。

こうして、父の長い入院生活が始まりました。

知らなかった母の涙

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母は毎日、朝から夕方まで病院に通い続けました。
土日は私たちもお見舞いに行きましたが、父はぼんやりしているか眠っているばかりでした。

当時の私は「後遺症」の大変さをまだ知らず、母が病院からの帰り道、毎日自転車を漕ぎながら涙を流していたことも知りませんでした。

吉田いらこ(大阪おでこ姉妹)さんのブログ



 

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#8 文字が読めなくなりました…
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クリエイター情報

吉田いらこ

大阪在住のイラストレーター・漫画家。家族や暮らしについてのコミックエッセイを掲載中。

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