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元県議会議員に殺害された妻。欲望に狂った夫の冷徹なアリバイ演出に…「一番怖い」「やばい」震撼の声

  • 2026.8.2
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(C) photoAC ※画像はイメージです

7月21日放送回の『ザ!世界仰天ニュース』では、2021年に発生し、当時の県議会議員による殺人事件(今年4月に懲役19年の実刑判決が確定)について紹介された。議員が用意していたアリバイを、警察が1年を超す執念の捜査で暴いていった過程が明らかになった。

妻が殺害された時間、夫にはアリバイが

2021年9月、長野県塩尻市内の酒蔵事務所で、その酒蔵を経営していた夫婦の妻が殺害される事件が発生した。夫である丸山大輔氏(47歳※当時)は酒蔵経営の傍ら、長野県の県議会議員を務めており、妻が殺害されたと思われる時間帯には長野市内にある議員宿舎で、翌日の議会での一般質問の原稿を作成していたという。

妻の首には強く絞められた後があったが、抵抗した様子や大きな声を出した様子がなかったことから、警察は妻と知り合いの人物による犯行の可能性が高いと考え、犯人像にすべて当てはまる人物として県議会議員である夫・丸山氏が捜査線上に上がることとなった。

夫は本当に議員宿舎にいたのか

前述したように、丸山氏は犯行時間と思しき時間帯には議員宿舎で原稿作成をしていたことを主張している。ただ、同僚や近所に住む人の証言、防犯カメラの映像などから、丸山氏の供述の信ぴょう性はどんどん怪しくなっていく。
そして警察は、丸山氏の車に大きな目立つキズが3つあることを突き止める。防犯カメラには丸山氏の車と同じ色・車種の車が、長野市内と塩尻市内を往復している様子が記録されていたが、映像が不鮮明だったことから、それが丸山氏の車であるとは断定できていなかった。

そこで警察は、丸山氏の車とまったく同じで車体に傷の付いていない車を用意し、事件当日と同じ時間帯に同じルートを走行し、防犯カメラへの映り方の違いを確認した。すると両者には光の反射が異なる箇所が確認され、それが丸山氏の車で傷がある箇所と一致したのだ。

これらの情報をもとに警察は丸山氏の自宅を家宅捜索し、事件当日に原稿作成に用いられたとされるパソコンを含む資料を押収した。パソコンを解析した結果、パソコンは起動されていたものの、原稿が開かれた形跡はなかったことが分かった。直接的な証拠こそないものの、さまざまな状況証拠が積み上がったことで、警察は丸山氏を逮捕するに至った。

“宿舎で原稿を書く真面目な政治家”という顔の裏で、冷徹にアリバイを演出しようとしていた姿勢に恐怖を感じた。また身近な人物の犯行だからこそ防ぎようのなかった妻の無念を思うと、言葉を失ってしまう。

妻を殺害するに至ったあまりにも自分勝手な動機とは

丸山氏が妻を殺害した動機は、「想いを寄せる一人の女性と一緒になるため」というあまりにも自分勝手なものだった。
丸山氏は一般女性と浮気をしており、その相手と結婚したいと考えていたようだ。ただ、丸山氏の妻は資産家の娘であり、酒蔵経営や議員出馬に関する資金援助を受けていた。

妻と離婚すれば浮気相手と結婚できるかもしれないが、妻の実家からの資金援助を受けられなくなってしまう。援助を受けながら浮気相手と結婚するための方法として、妻が何者かに殺害されたことにすればよいと考え、今回の計画を企てたのだった。

放送後、SNS上では「人間が一番怖い」「ほんと嫌い、やばいこの男」といった声が相次いでいたが、筆者もまったく同じ気持ちである。自分を支えてくれた妻を“都合の良い財布”として利用した挙げ句、不要になれば消し去るという冷酷さ。欲望に狂った人間の底知れぬ恐ろしさに、激しい怒りと寒気を覚えずにはいられない。


出典:日本テレビ『ザ!世界仰天ニュース』2026年7月21日放送回より

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