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「女には任せられない」仕事を外された女性社員。「差別です!」反論すると…男性社員が放った“無神経な一言”にあ然…【キミのため文庫】

  • 2026.6.12

職場での男女の役割をめぐって、意見がぶつかることがありますよね。「男の方が大変」「女の方が生きづらい」と、それぞれの立場から主張したくなる場面もあるかもしれません。

ショートドラマで本との出会いを届けている「キミのため文庫」の『大変なのは、男?女?』は、プロジェクト降板をきっかけに男女の言い合いが始まる様子を描いた作品です。

※本記事の内容はフィクションです

大変なのは、男?女? #ショートドラマ

プロジェクト降板を告げられた女性たち

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@kiminotame_bunko

「先方が女には任せられないって」

男性のひと言に、ひとりの女性が即座に反応します。

「はぁ?」

「だから二人とも、このプロジェクト降りてくれる?」

「何ですかそれ。差別です!」

もうひとりの女性も声を上げます。女性社員はさらに続けます。

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@kiminotame_bunko

「化粧品の企画ですよ?男に分かるわけないじゃないですか」

すると男性はこう返します。

「はい、それこそ差別だから。男だって化粧するやついるし」

納得のいかない表情の女性たちに、男性はさらに言葉を続けます。

「それにさぁ、先方にそうやってすぐ突っかかるからこういうことになるんだよ。やっぱり女はすぐキレるからな。で、生理だから仕方ないって正当化すんだろ?」

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@kiminotame_bunko

「男だってそうやって上に立たないと気が済まないくせに」

女性社員が言い返すと、男性は机をバンッと叩いて詰め寄ります。

「なんだって?」

「なんでもないです。それより早く仕事してください」

男性社員が訴える“男の大変さ”

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@kiminotame_bunko

「俺は、お前ら女がやらない肉体労働を押し付けられて疲れてんだよ」

男性がそう言うと、ひとりの女性社員が返します。

「男のくせに頼りな」

「おい、紙上もなんとか言ってやってくれよ」

男性が紙上に同意を求めます。

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「え?」

「男の方が大変だよな?」

「そんなことないです。男尊女卑って言葉知ってますか?」

女性社員がすかさず言い返します。三者三様の言い分がぶつかり合う中、紙上はため息をつきながらスマホを触っていました。

紙上が差し出した一冊の本

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@kiminotame_bunko

やり取りを聞いていた紙上が口を開きます。

「じゃあ、いっそのことお互いの性別を入れ替えてみればいいじゃないですか。この小説みたいに」

差し出したのスマホの画面に映っていたのは、夕鷺かのうの『スイッチライフ』でした。

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「男性と女性、どちらが辛いかという究極の問いを投げかけてくる小説です。そりゃ男性にも女性にも、どちらにも分かり得ない辛さはありますよ。でもこの本を読めば、少しだけ相手のことを理解できるかもしれません」

その言葉に、一同は納得した様子を見せます。しかし、一拍置いたところで、3人が同時に自分の意見を主張し始めます。

「ダメだこりゃ」

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紙上がそうつぶやき、こう問いかけます。

「皆さんは男性と女性、どちらが生きづらいと思いますか?」

『スイッチライフ』が投げかける“男女の生きづらさ”

「先方が女には任せられない」という発言から始まった言い合いに、コメント欄では「生きづらさだけで言うなら、女性の方が生きづらい気がする」「先方がまずやばい」といった声が寄せられました。

男女どちらが大変かという議論は、紙上が本を差し出しても収まらなかった通り、簡単には結論の出ないテーマです。「少しだけ相手のことを理解できるかもしれません」と言った紙上の言葉が、言い合いの続く3人の中で印象的に響いていました。

紹介作品

コンテンツ提供協力

ショートドラマで彩る、本との出会い。文庫本を開くような軽やかさで、次の一冊と気軽に出会える場所を。あなたの心に効く傑作が見つかりますように。

 

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