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「キモい!もう出ていって!」父親を拒絶する年頃の娘→後日、偶然知った“父が隠していた秘密”にハッとしたワケ【しまうま劇場】

  • 2026.6.24

家族への感謝は、近い存在だからこそ言葉にするのが難しいものです。特に親子の間では、照れくささから素直になれない場面も少なくないかもしれません。

日常に隠れた学びや未来へのヒントを学べるショートドラマを配信する「しまうま劇場」の『お父さん、ありがとう』は、父の日をきっかけに家族の気持ちが通い合う様子を描いた作品です。

※本記事の内容はフィクションです。

【お父さん、ありがとう】お父さんは空回りしがち? #ショートドラマ

「お父さん、キモい!」ゴミ箱を漁る父親に娘が激怒

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@shimaumagekijou

ある日、娘・愛莉の部屋。父親が、愛莉のベッドのそばにしゃがみ込んでいました。手にしているのは、ゴミ箱から拾い上げた丸まったティッシュ。それを広げて、じっと中身を確認しています。

「何やってんの!?」

異変に気づいた愛莉は、ベッドから勢いよく立ち上がりました。思わず険しい顔で父親を睨みつけます。

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しかし、父親はいたって真剣な様子でした。

「いろいろ心配なんだよ」

「は?」

「風邪、大丈夫か?こんなにティッシュ使って」

どうやら、たくさん使われたティッシュを見て、愛莉の体調を案じていたようです。心配のあまり、つい行き過ぎた行動に出てしまったのでしょうか?

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父親は、ふとティッシュの山の中に有線イヤホンが捨てられているのに気づきました。愛莉が大切にしていたものです。

「本当に、お父さんキモい!もう出て行って!」

愛莉に部屋を追い出されながら、父親はイヤホンをサッと拾ってポケットに押し込みました。

食卓に並んだ謎の紫色…父親の手料理は大失敗

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場面は変わって、ダイニング。父親が、にこにこしながら料理を運んできました。

「今日は、お父さんが料理作ったぞ!」

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ところが、器に盛られていたのは、なんとも不気味な紫色をしたスープのような料理。食卓についた母親と愛莉は、目の前に置かれたそれを前に、完全にフリーズしてしまいました。思わず、2人で顔を見合わせます。

それでも、父親の気持ちを無下にはできません。

「…いただきます」

愛莉と母親は、おそるおそる手を合わせました。父親も嬉しそうに合掌します。愛莉がためらいながらスプーンを口に運び、母親も一口食べた、その瞬間。2人の顔が、みるみる歪んでいきました。

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「うっ…!」

「食材がもったいない…!」

どうやら、見た目の通り、お世辞にも美味しいとは言えない味だったようです。

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「お母さん作り直して…!」

愛莉の言葉に、母親は口元を押さえながら席を立ち、慌ててキッチンへ向かいました。残された父親は、ショックで肩を落とします。せっかく作った料理が、受け入れてもらえなかったのですから、無理もありませんね。

キッチンで見つけた赤と青の袋!その中身に母娘は…

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キッチンでは、母親が鍋の紫色の料理をシンクに流していました。

「お母さん、何でお父さんと結婚したの?」

愛莉がそう尋ねると、母親は「本当に、何でだろうね~」と苦笑しながら答えます。

「お母さんには、もっといい人いたよ」

失敗続きの父親に、母娘の言葉もつい辛口になってしまいます。

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そんなとき、愛莉がお皿を取り出そうとして、キッチンの戸棚を開けました。すると、棚の奥に、赤いラッピング袋と青いラッピング袋が隠されているのを見つけます。

「ん?…何これ?」

よく見ると、袋にはそれぞれ手書きの付箋が貼られていました。どうやら、青い袋には「お母さん」へ、赤い袋には「愛莉へ」と、宛名が書かれているようです。

「お父さんの字だ」

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母親が青い袋を開けてみると、中から出てきたのは1冊の本。

「私が読みたかった本だ…。覚えててくれたんだ」

それは、母親がいつか読みたいと話していた本でした。父親は、その何気ない一言を、ちゃんと覚えていたのです。

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そして愛莉も、赤い袋を開けてみます。中から出てきたのは、ワイヤレスイヤホン。愛莉は、自分が有線のイヤホンを壊してゴミ箱に捨てたことを思い出しました。ゴミ箱を漁っていたとき、父親はイヤホンが壊れていることに気づいたのです。

「私も…。お父さん、失敗ばかりだけど、ちゃんと私たちのこと、考えてくれてるんだね」

ゴミ箱を漁ったのも、慣れない料理に挑戦したのも、すべては家族を想う気持ちから。不器用な父親の優しさに、2人はようやく気づいたのでした。

「さっきは、ひどいこと言っちゃったわね」

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そして、ふと思い出します。

「あ、明日って…」

「いつもありがとう」母娘からのサプライズ!

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翌日のダイニング。父親は1人、黙々と味噌汁をすすっていました。そこへ、愛莉と母親が、後ろに何かを隠しながら、笑顔で現れます。

「じゃーん!」

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2人が父親の前に差し出したのは、プレゼントの包み。突然のことに、父親は驚いて箸を止めました。

「え?俺に?誕生日でもないのに?」

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驚く父親に、愛莉は笑顔で答えます。

「父の日。いつもありがとう」

そう、この日は父の日だったのです!父親が嬉しそうに包みを開けると、中から出てきたのはゴルフボールでした。

「仕事も大変なのに、家事も頑張ってくれて感謝してます」

「たまには自分のために土日使って」

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「…ありがとう」

父親は感動で目に涙を浮かべながら、嬉しそうにゴルフボールを見つめます。その姿を見て、母親と愛莉も、温かい笑顔を浮かべるのでした。

すれ違っていた家族の気持ちが、ようやく通じ合った瞬間でした。

不器用でも、家族を想う気持ちは伝わるもの

ゴミ箱を漁ったり、謎の料理を作ってしまったりと、失敗続きだった父親。けれど、その行動の根っこにあったのは、いつも家族への愛情でした。視聴者からも「ご飯を作ってる時点でいい人」「みんな優しくて感動した」など、ほっこりする声が多数寄せられています。

愛情の伝え方が少し不器用でも、想う気持ちはちゃんと届くもの。父の日が終わったばかりのこの時期だからこそ、改めて家族の優しさに目を向けてみたくなりますね。

※本記事の内容はフィクションです

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