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今や“レジェンド”『セクシービデオ監督』が激白…驚きの“企画の考え方”とは「頭使ってないんだ基本的には(笑)」

  • 2026.6.16

テレビ朝日のポッドキャスト番組『アルコ&ピースの#文化人が1番やばい〜Produced by しくじり先生〜』は、お笑いコンビ『アルコ&ピース』の平子祐希さんと酒井健太さんがさまざまな分野の文化人ゲストを招き、その人生や本性に迫る番組。

#14の配信回では、ゲストにレジェンド監督のカンパニー松尾さんが登場。大ヒット映画の裏にあった意外な台所事情から、パロディにまみれた企画の裏側、そして配信への移行が進む現代において「あえてお金を出して作品を買うこと」の深い価値について、熱い人生論が語られました。

映画ヒットも「実利はミニシアター規模」!?

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(C)テレビ朝日

ドキュメンタリー映画『テレクラキャノンボール』の爆発的な熱狂を明かした松尾さん。平子さんから「立ち上げた会社の経営も含めて、実入りは跳ね上がったのでは?」と問いかけられますが、松尾さんから返ってきたのは「そんなに実は大ヒットじゃない、お金の面ではそんなに関係ない」という冷徹な一言でした。

松尾さんによれば、全国のシネコンでかかるような大作とは違い、あくまでミニシアターでの公開だったため、収益としては大人向けのビデオが何万本と売れる方が上だったのだそう。しかし、この劇場公開によって知名度は急上昇。その後、一般の映画やドキュメンタリーの仕事が舞い込むようになったという驚きの転機を明かしました。

それまで「監督最高だ」と職人気質を誇っていた松尾さんですが、劇場で自分の作った映像に観客がドッと笑う姿を目の当たりにし、「調子に乗っちゃったんですよ(笑)」と告白。平子さんが「高揚感は絶対にありますよね」とフォローするなか、画面越しの1対1の関係から、大勢の観客と空間を共有する映画の魅力に引き込まれていったという表現者としての進化に、スタジオは深い興味を示しました。

「頭使ってない、ダジャレだけ(笑)」…メジャーへのカウンターを仕掛けるパロディ文化の真実

さらに話題は、松尾さんの真骨頂である企画やタイトルの発想法へ。平子さんから「どういう順序で企画を世に送り出しているのか」と聞かれると、松尾さんは「基本的にパロディ文化。メジャーなものに対するカウンターやサブとして機能している」と語ります。

かつて業界で話題を呼んださまざまなパロディ名作を例に挙げつつ、自身の代表作も映画のタイトルからの引用だと説明。さらにテレビの旅番組や名作SF映画からそのままタイトルを拝借した作品もあると明かし、「頭使ってないんだ基本的には(笑)」と自虐的に語る松尾さんにスタジオは大爆笑。

「ダジャレやパロディしかやってない」と苦笑する松尾さんでしたが、「映像にそういうおかしみがないと、先鋭的でかっこいいものにはならない」とも断言。既存のヒット作をユーモアで塗り替え、独自のエンタメへと昇華させるパロディ文化の真髄を楽しそうに語る姿に、スタジオは大きな笑いに包まれました。

スマホでサクッと見られる時代だからこそ…

話題は、現代の業界が抱える構造的な変化へ。松尾さんは「もう右肩上がりの時代ではなく、数値的には横ばい」と業界のリアルな現状に切り込みます。コロナ禍を機にショップから配信へと完全に客層が移行したことでユーザーが若返り、かつて一世を風靡したギャルやダークな世界観といったトレンドが、何周か回って若者たちに“新鮮なもの”として再ヒットしているという興味深いパラドックスを指摘。

ネットを探せば無料の映像がいくらでも溢れている現代において、平子さんは「タダで見る試写会と、自分でお金を出して見るものでは感覚が全然違う。お金を出した分、自分の中に何かを残そうとする感覚が大事」と、自ら課金して作品を買う体験の重みを熱弁します。国道沿いの自販機でこっそり買ったビデオの記憶は、何万回擦っても色褪せないという平子さんの熱い語りに、松尾さんも「手触りとか匂いとかも同時に記憶されるから濃くなるのかな」と分析。

さらに平子さんは、紙のパッケージを親に見つからないよう裏返しにして、机の引き出しの一番奥に隠し通した思い出を振り返り、平子さんが「『戦友』という感覚」と表現。

スマホの画面をタップすれば一瞬でコンテンツにアクセスできる便利な時代だからこそ、かつて不便さの中で手触りや気配と共に必死に守り抜いた作品への記憶の濃さが、いかに特別なものであったかを噛み締めるような、最高にエモーショナルな結末となりました。


アルコ&ピースの#文化人が1番やばい〜Produced by しくじり先生〜【テレビ朝日】
【仕事論】レジェンドAV監督カンパニー松尾が語る「テレクラキャノンボール」裏話!そもそも劇場公開は事故?アルコ&ピースが迫る!【#文化人が1番やばい】【しくじり先生】#14

[配信日時]2025年10月5日
[出演者]平子祐希(アルコ&ピース)、酒井健太(アルコ&ピース)、カンパニー松尾
[番組URL]https://youtu.be/xdcWy236_38?si=c6qMN00TNdu-PhI9

(C)テレビ朝日

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