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イチローを前に言葉を失った男がメジャーへ、NPB未経験で村上と日本人コンビ誕生

  • 2026.5.26

大阪府出身、オレゴン大卒という異色のキャリアを持つシカゴ・ホワイトソックスの西田陸浮(りくう)が5月25日、傘下のAAAシャーロット・ナイツからメジャー昇格を果たすと『MLB.com』が報じた。NPBを経由せずアメリカの大学野球からドラフト指名(2023年11巡目)という日本人選手としては異例の経歴だ。同じホワイトソックスに所属する村上宗隆との「日本人コンビ」が遂にメジャーで実現することになる。

「言葉が出なかった」——沈黙が語る伝説との邂逅

『MLB.com』のスコット・マーキン記者によると、西田は今季AAAで打率.347・出塁率.454・長打率.395の好成績でチャンスをつかんだ。打撃だけでなく、マイナー通算110盗塁(盗塁企図数140)という足の速さも大きな武器だ。

西田は『MLB.com』のインタビューに対し、2025年の春季キャンプでイチロー(当時マリナーズ特別補佐)と初対面した際のエピソードを明かしている。「話せなかった。彼は伝説だから。いつもは誰とでも話せるのに、イチローには一言も出なかった。自分にとって大きな瞬間だった』と語った。その後、イチローは西田に直筆サイン入りの実使用バットを贈っている。

「周りの選手が良くなる」——育成部長が絶賛するその正体

ホワイトソックスの育成ディレクター、ポール・ジャニッシュは『MLB.com』に対し、「彼は我々の組織で最高の野球選手のひとりだ。彼のエネルギーは最高の形で周囲に広がる。彼の周りにいる選手は成長し、彼がいるチームは勝つ」と惜しみない賛辞を送った。村上宗隆がスプリングトレーニング前にアリゾナで行った自主トレには西田も参加しており、二人は同じチームでメジャーの舞台に立つこととなった。

西田は同メディアに対し、「ビッグリーグ(メジャー)に上がったら今永選手や鈴木選手、村上選手、吉田選手と同じ舞台に立てる。自分がメジャーでプレーするなんて、思ってもいなかった」と明かしている。

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