1. トップ
  2. 「老け見えの原因に」理学療法士が警告。実は『ほうれい線』の原因に…顔のシワを悪化させている“意外な犯人”とは?

「老け見えの原因に」理学療法士が警告。実は『ほうれい線』の原因に…顔のシワを悪化させている“意外な犯人”とは?

  • 2026.4.13
undefined
出典元:photoAC(※画像はイメージです)

ほうれい線を薄くしようと、一生懸命に顔を下から上へマッサージしていませんか?

実は、顔だけを触っていても深いしわはなかなか改善しません。ほうれい線の意外な真犯人は、顔とは無関係そうに見える「首やお腹の筋肉」にあります。

今回は、顔を下に引き下げてしまう原因筋の正体と、それらをゆるめてリフトアップを叶える2ステップのケアをご紹介します。

【本記事は、小野 晴康・著『筋肉再生ナビ: こり・痛み・たるみ・ダイエット…原因筋がマルっと解決!』(Gakken)より一部抜粋して掲載しています。】

首やお腹の緊張がリフトアップを妨げる

ほうれい線やたるみの原因は、首やお腹など体前面の筋肉が縮んで、顔を下へと引き下げていることにあります。

首やお腹の筋肉が、まるで綱引きのロープを引くように顔を引き下げて、たるみやしわ、余分な脂肪など老け見えの原因をつくっているのです。この体前面の筋肉をゆるめて、しなやかな状態に戻すことで顔が自然とリフトアップし、ほうれい線が薄くなってきます。

フォーカス!ほうれい線の「原因筋」

顔の筋肉を下に引っ張り込んでいる主要な筋肉は、主に以下の3つです。

1. 顔の下半分を引っ張る「首の筋肉」

  • ①胸鎖乳突筋(きょうさにゅうとつきん)
  • ②斜角筋(しゃかくきん) これらが硬くなると、顔の下半分を強い力で下に引っ張ります。ここをほぐすことで顔の咬筋(こうきん)や表情筋もゆるみ、顔がリフトアップします。

2. 猫背が引き金になる「お腹の筋肉」

  • 腹直筋(ふくちょくきん) 猫背で背中が丸くなると、お腹にある腹直筋は常に硬く縮んだ状態になります。この縮みっぱなしの腹直筋も、顔を下に引っ張る原因のひとつ。ここをほぐして伸ばしてあげることが大事です。

【実践】体前面をゆるめるリフトアップ・マッサージ

STEP 1:首すじをこぶしでさする

首の側面のこわばりを取り、顔への下向きのテンションを解除します。

  1. 首を少し横に傾けます。
  2. 耳の下に、軽く握ったこぶしの「第二関節」をあてます。
  3. 耳の下から鎖骨に向かって、胸鎖乳突筋と斜角筋を10回さすります
  4. ※反対側も同様に行います。

STEP 2:腹直筋をさする

縮んだお腹をゆるめて、全身の引き下げをリセットします。

  1. 両手を軽く握り、みぞおちの下にあてます。
  2. そこから下腹に向かって、圧をかけながらお腹前面にある腹直筋を5回さすります
  3. 姿勢を正すイメージで行うとより効果的です。

全身の繋がりを整えて、若々しい表情へ

ほうれい線対策として「首とお腹」をケアするというのは意外かもしれませんが、筋肉は全身で繋がっています。

  • 首の筋肉(胸鎖乳突筋・斜角筋)をゆるめて、顔の下垂を止める。
  • お腹の筋肉(腹直筋)をほぐして、猫背による引き下げを防ぐ。

顔そのものを強くマッサージするよりも、土台となる体前面の緊張を解く方が、肌への負担も少なく根本的なリフトアップに繋がります。スキンケアのついでに、まずは「首すじ」をさすることから始めてみてくださいね。


小野 晴康・著『筋肉再生ナビ: こり・痛み・たるみ・ダイエット…原因筋がマルっと解決!』(Gakken)より