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【漫画】「真面目な人ほど陥りやすい」現代におけるゴミ屋敷の住人の特徴と抜け出すための第一歩とは【ゴミ屋敷専門パートナーズ石田社長に聞く】

  • 2026.3.27
(C)Gomiyashiki senmon partners, Mozuko
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ブラック企業での酷使や人間関係の疲弊により、気づけば足の踏み場もなくなった部屋。ゴミ屋敷は決して「だらしない人」だけの問題ではない。むしろ、責任感が強く、ひとりで抱え込みすぎる真面目な人こそが陥りやすい問題だ。清掃会社「ゴミ屋敷専門パートナーズ」の石田社長に、現代社会が抱える孤独と、そこから抜け出すための第一歩について聞いた。

元ブラック企業社員の千絵美が、ゴミの山から人生をやり直す物語

ブラック企業でいじめに遭い退職した千絵美(24歳)。家から一歩も出られず、一人暮らしの部屋はついにゴミ屋敷と化した。そんな絶望する千絵美を救ってくれたのは、清掃会社「ゴミ屋敷専門パートナーズ」だった。

依頼がきっかけで「パートナーズ」でアルバイトをすることになった千絵美。今の自分を変えたいと覚悟を決め清掃作業に奮闘するが…その現場は壮絶なものばかり。だが自分と同じようにゴミ屋敷の住人になってしまった依頼主と、それに寄り添い丁寧に片付けをしていくパートナーズを近くで見ていくことで千絵美自身も少しずつ自分を取り戻していく。

(C)Gomiyashiki senmon partners, Mozuko
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「責めない、驚かない、正論を言わない」救いへの第一歩

ゴミ屋敷清掃の現場をいくつも見ている石田社長に、ゴミ屋敷の実態と住人にならない・抜け出すための方法を聞いてみた。

――数々の現場作業を通じて感じた「ゴミ屋敷になりやすい人」の共通点や、事態を未然に防ぐためのアドバイスはありますか?

だらしない人がなるイメージですが、実際は逆です。真面目な人、責任感が強い人、人に頼るのが苦手な人、忙しすぎて自分の時間に余裕がない人、引越ししてきて、ゴミのルールが厳しいマンションに引越してきた人、時間が不規則 ・ブラック企業に勤めている人、忙しすぎて食生活が荒れている人が多いです。

アドバイスとしては、まず誰かに相談すること。 1人で解決をしようとしないこと。 完璧を目指さず、自分の余裕がある範囲で毎日の片付けをすること。片付けのルーティンを決める。例えば、携帯のタイマーをセットして1日15分、決まった時間だけ片付けをするなど。

――孤独死予備軍とも言える壮絶な現場を経験するなかで、今の日本社会に足りないものは何だと感じますか?

ご近所付き合いがない、核家族化が進んでいる、誰にも弱音を吐けない。仕事で海外などにも行くこともありますが、 僕の知っている中での意見では、 日本の方は真面目な人が多く、責任感が強い人が多い。 でもその分、 迷惑をかけてはいけない頼ってはいけないという文化が強いと思っています。 その結果、限界まで抱え込んでしまう。 孤独死の現場に行くと、家族と連絡をとっている方もいますが、 亡くなった方の部屋の荒れている状況や、 その人の抱えていた病気、体が不自由になりつらい思いをしていたことを知らない人も多いです。

――仕事や人間関係で疲弊し、「片付ける気力すら湧かない」という人に、まず一言かけるとしたらどのような言葉を選びますか?

「頑張ってこられたんですね。お疲れ様です。」と伝えたいです。怠けているのではなく、日々の疲れでエネルギーが残っていないだけなので、まずは責める言葉ではなく、その方の頑張りを認める言葉をかけたいと思います。

(C)Gomiyashiki senmon partners, Mozuko
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■取材協力:ゴミ屋敷専門パートナーズ

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