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「私の方がもっと大変だよ?」弱音を吐くたび被せてくる【マウント女子】思い切って距離を置いた結果

  • 2026.3.27

これは友人A子から聞いた話です。何を話しても張り合ってくる相手にイラッとし続けていたところ、真正面から戦うのではなく“距離を取る”という選択をしたことで、人間関係が驚くほど軽くなった出来事です。

画像: ftnews.jp
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最初は気の合う人だと思っていた

出会った頃、その人は明るくて話題も豊富で、誰とでもすぐ打ち解けるタイプでした。
「何でも話せる相手ができて嬉しい!」
一緒にいると笑いが絶えず、私は自然と心を開いていきました。
少しずつプライベートな話もするようになりました。
けれど、会話の中で小さな違和感を覚えることが増えていきました。

積み重なるモヤモヤ

「最近、仕事がちょっと忙しくて……」
私がそう漏らすと、彼女は食い気味にこう返します。
「えー、私なんて毎日終電だよ? 土日も潰れてるし、それに比べればマシじゃない?」

褒められた話をすれば「でも私のほうが昔はもっと評価されてた」と被せられ、旅行の話をすれば「そこよりいい場所、私は知ってるよ」と上から返される。
彼女は決して直接的な否定はしません。でも、会話の着地点は必ず「私の方が上(あるいは私の方が大変)」になるようコントロールされている。

(どうせ何を話しても、彼女の話で塗り替えられてしまう……)
いつしか私は、彼女の前で言葉を飲み込むようになっていました。

決定的だった一言

ある日、本当に落ち込む出来事があり、思い切って打ち明けました。
私はただ「しんどかったね」と言ってほしかっただけでした。
けれど返ってきたのは、「それくらい普通じゃない? 私なんてもっと大変な目に遭ったことあるよ」という言葉でした。
その瞬間、胸の奥がすっと冷えました。
ああ、この人は私を見ていない、自分と比べる材料としてしか話を聞いていないんだ。
その事実に気づいたとき、怒りよりも悲しさのほうが大きくなりました。
そして初めて、「もう無理に続けなくていい」と思いました。

戦わずに引いた線

それから私は、少しずつ距離を置きました。
連絡の頻度を下げ、会う回数も減らしました。
会話も深い話はせず、当たり障りのない内容だけにしました。
正面からぶつかることも考えましたが、勝ち負けの土俵に乗るのはもう嫌でした。
不思議なことに、距離を置いた途端、心が驚くほど軽くなりました。

誰かと張り合わなくていい。評価されなくてもいい。
ただ、自分の気持ちをそのまま話せる相手とだけ時間を過ごせばいい。
そう思えたとき、私はようやく自分を取り戻した気がしました。
今は、無理に全員と分かり合おうとするのではなく、自分の心を穏やかに保てる環境を大切にしています。
人間関係は続けることが正解とは限らない。
静かに線を引くことも、自分を守るための大切な選択なのだと、やっと気づけました。

【体験者:30代・女性会社員、回答時期:2026年3月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

FTNコラムニスト:池田みのり
SNS運用代行の職を通じて、常にユーザー目線で物事を考える傍ら、子育て世代に役立つ情報の少なさを痛感。育児と仕事に奮闘するママたちに参考になる情報を発信すべく、自らの経験で得たリアルな悲喜こもごもを伝えたいとライター業をスタート。

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