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【梅宮アンナさん】乳がん闘病体験から生まれた、ニーズを叶える片胸用ブラジャーをアデランスと共同開発!

  • 2026.3.18

2024 年に乳がんの 1 種である浸潤性小葉がん(しんじゅんせいしょうようがん)と診断され、右胸を全摘出したタレントの梅宮アンナさん。2月19日、アデランスと共同開発したインナーブランド「Rafra Lunica」の乳がん患者向け新商品(片胸用)の発表会を都内で行いました。
 
乳がん体験談として、手術やその後の治療のお話のほか、当時の体への痛みや治療中のつらい症状を語っていただいたほか、実体験から着想を得た片胸用ブラジャーの開発秘話を聞かせていただきました。


手術後1年は痛みとの戦いに

乳がんと診断されたとき、ステージ は3Aだったという梅宮さん。脇のリンパ節にも転移していたので、手術後は、抗がん剤の投与や放射線治療などがんの標準治療と言われるものをすべてを受けたそう。いまもなお飲む抗がん剤を服用し、10年後の63歳まで飲み続ける必要があると説明されていました。
 
「乳がんの治療でつらいのは、まず手術の傷口の痛みや放射線治療を受ける際の痛みです。私の場合、手術で23センチ斜めに切った傷があり、脇にもメスが入っているので、とにかくいつも痛くて。傷口は時間とともに治ってはいきますが、手術直後は正直、傷口を鏡で見る覚悟ができるまでは少し時間がかかりました。見たくないというか......。 日ごとにだんだんよくなり、いまはきれいになっていますが、どこも痛くないというわけではありません。以前の体にはどうしても戻れないので、どうにか痛みと仲よくしていくしかないのですが、その境地に至るまで1年かかりました」

梅宮さんは、乳がんの体験を通じて考えたことがあるそう。
 
「 いろいろな方々の経験談を読むと痛みについて書いてる人がいらっしゃらなくて。『もしかして私だけが痛いのかもしれない』という不安があったので、同じような方が私だけじゃないんだと安心していただけるよう、痛みも含めて自分が感じたことをしっかり残すように心がけています。
 
そして手術後に胸を再建する方も多いんですが、私はあえて切除したままにしています。『胸がないことが悲しい』という風に考えるのではなく、再建してもしなくてもいいという考えで、自由に選んだらいいと思っています。今日もあえて胸がない状態がわかるような服を選んできました」

退院するときに使えるブラジャーが見つからない

また、実際に手術を受けたからこそ気づいたことがあると話してくださいました。
 
「国内でも乳がん患者むけの下着といった医療グッズは販売されているものの、傷口に当たって痛みを感じることがありました。また、手術の影響で腕が上がらないのですが、腕を大きく動かさなければ装着できないタイプのものばかり。そのため海外のアイテムを探してみたところ、バリエーション豊富に販売していました。術後は車のシートベルトに当たるのも痛いですが、当たる部分をサポートしてくれるグッズまでありました。そこで、乳がん患者さんのニーズを叶えるブラジャーを作りたいと考えるようになったんです」

患者だからこそわかるニーズを叶えた下着に

商品開発をしたいと思い、SNSの発信や企業と連絡をとることからスタートした梅宮さん。それからご縁があり、今回の共同開発に至ったのだそう。実体験をもとに、かゆい所に手が届く、細やかな配慮のあるアイテムにしていきました。
 
「着脱しやすいよう、ホックの位置を工夫するほか、好みのホールド感を微調整できる3段3列ホックにするなど、試行錯誤を繰り返してできあがりました」
 
そして、パッケージには梅宮さんからのメッセージが。
 
「実はこのブラジャーの売り上げの一部は、公益財団法人日本対がん協会の「ほほえみ基金」に寄付します。このブラジャーは胸をなくしたためではなく、あなたの勇気と未来を包むためのプレゼントとして。『大丈夫だよ』という思いがこめられています」

梅宮さんの温かい気持ちが伝わってくるメッセージです。
 
日本人女性のがんの生涯罹患率第1位は乳がんで、9人に1人が罹患すると言われています。自分や周囲の大切な人のために、こういった商品があることを知っておくといいかもしれませんね。

Rafra Lunica(ラフラ ルニカ)
サイズ:M~L、L~LL(2サイズ展開)
カラ ー:片胸用ブラ(ベージュとブラック)、前開きブラ(ピンクとブラック)
価格:¥3,300(税込)
販売店:病院内ヘアサロン こもれび®
EC アデランス外見ケアショップ
(アデランスマイリー:https://medical-aderans.com/)


撮影・文/松田奈緒

この記事を書いた人 松田奈緒

湘南在住ライター。 根っからのファッション好きで、おしゃれ賢者さんたちのファッション感や愛用アイテムをチェックするのが趣味と言っていいくらいです。

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