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猫を通して折り合いが悪かった母との思い出が蘇る…言葉を超えた“関係の修復“と心に残る余韻を描いた漫画【作者に聞く】

  • 2026.3.7
猫と子と母 画像提供:かっく(@cak221)
猫と子と母 画像提供:かっく(@cak221)

母親とは折り合いが悪かった。そんな母が他界し、四十九日を迎えた日、突然子猫が現れた。まるで母親の生まれ変わりのような気がして、その猫を飼うことに決めたかっく( @cak221)さんの創作漫画「猫と子と母」を紹介するとともに、作者の思いを聞いた。

「血が繋がっているから」という理由だけで終わらせたくなかった

1 画像提供:かっく(@cak221)
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本作「猫と子と母」を描いたきっかけについて、作者のかっくさんは「『母と娘』は難しい関係性で、娘が庇護すべき存在を持ったときの感情や、母が生まれ変わりだった場合に愛されていたことに気付く心情を想像したこと」だと明かしてくれた。

また、扱うのが難しいテーマだからこそ、仮に義理の親子であっても、こうした感情や関係性は、人間だからこそ生まれるものだと考えたという。そのため、かっくさんは「血が繋がっているから」という理由だけで終わらせたくなかったそうだ。

描くうえでのこだわりについては、「言葉が通じない方が、かえって気持ちが通じることもある」と考え、お母さんには猫として娘と再び一緒に暮らし、「『関係性のやり直し』をしてもらえれば…という点は、自分のなかで込めたかった救いのような祝福です」と話す。

猫に救われた主人公と同じように、かっくさん自身も保護猫と暮らしており、「毎日、この子の存在に救われています。もともとは自分がいつ死ぬかわからないので、タイミングもちょうどよかったし、ずっと飼いたいと思っていた猫を今飼おう!と思い切って一緒に暮らし始めました。今となってはこの子を残して死ねない!!となっています。むしろ生きる力を与えてもらっていますね…。救いです」と、愛猫への想いを語ってくれた。

切なさと温もりが同居する本作「猫と子と母」。まだ読んでいない方は、ぜひ読んでみてほしい。

取材協力:かっく(@cak221)

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