1. トップ
  2. 「本当に大丈夫か?」がん治療中に父と再会→家族の優しさに「親孝行しとけばよかった」

「本当に大丈夫か?」がん治療中に父と再会→家族の優しさに「親孝行しとけばよかった」

  • 2026.4.19
undefined

初期は自覚症状がほとんどないという、『卵巣がん』。こちらのエピソードは、定期的な婦人科検診の啓発を願い、つきママさんの読者の実体験が描かれたお話です。
主人公の苗さんはある日、腰の痛みを感じ病院に行くことになりましたが、これが全ての始まりだったのですーー。

新たな病変の影

undefined

東洋医学に救いを求める苗さんを見かねて、カっちゃんはセカンドオピニオンを強く提案します。半ば押される形で受診した別の病院で、以前から気になっていた胃痛を伝えると、胃カメラ検査を受けることになりました。

その結果、十二指腸に新たな病変が見つかり、がんの可能性が高いと告げられます。重なる病魔に、苗さんは卵巣がんの告知時を上回る絶望と恐怖に襲われ、震えが止まりませんでした。

突きつけられた治療中止

undefined

苗さんは、一刻も早い治療を求めて総合病院で精密検査を受けますが、結果は非情にも大腸がんの確定でした。転院を考え始めた矢先、職場で激しい腹痛に襲われ、以前の病院へ救急搬送されてしまいます。

職場への負担を考え退職を決意した彼女に、医師はさらに過酷な宣告をします。大腸がんは手術不能であり、卵巣がんも薬の効果が見られないため、「治療中止」という選択肢を提示されたのです。

残された時間と家族の絆

undefined
undefined

治療継続を希望したものの、医師からは「使える薬はもう少ない」と告げられ、苗さんは失意に沈みます。そんな中、兄の豊さんから家族旅行の誘いがありました。

「あと何回、こうして家族と会えるのだろう」

父より先に逝くかもしれない恐怖と、もっと親孝行をすればよかったという後悔が込み上げてきます。

もう、いいから

undefined

家族旅行は穏やかに過ぎ、苗さんは誕生日サプライズと寄せ書きのプレゼントに「まだ死にたくない」と強く再起を誓います。

しかし、転院先で提案されたのは緩和ケアでした。完治への道が完全に閉ざされたことを知った苗さんは、なおも治療を望むカッちゃんに対し「もういいから」と涙ながらに話すのでした。

ブログ:つきママ(つきママblog

 



 

▶諦めないでいてくれるのに…ごめんね。今思っちゃったの【第10話を読む】

#53 残りの人生穏やかに過ごしたい
#53 残りの人生穏やかに過ごしたい