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【2026年春夏シューズトレンド】新作の靴トレンドがわかるキーワード10選

  • 2026.2.4
LAUNCHMETRICS SPOTLIGHT

多くの新クリエイティブ・ディレクターがデビューを飾り、まさにファッション業界の転換期となった2026年春夏シーズン。コレクション全体のポジティブなムードと呼応するように、華やかな色や柄、見ているだけで気分高まるシューズも豊作。

美しい「スリングバックヒール」や「Tストラップシューズ」をはじめ、鮮やかな「フラワー」「リボンモチーフ」、ストリートを席巻中の「スリムスニーカー」など、トレンドシューズをご紹介。春の訪れは、足元から気分を取り入れてみては。

Artwork: YU ASAKURA

1.カラーもフォルムも自由! 個性豊かな「スリングバック」

左上から時計回りに:シャネル、サンローラン、フェンディ、プラダ LAUNCHMETRICS SPOTLIGHT

今シーズン、定番の「スリングバックヒール」は、主役級のステートメントピースとなってカムバック。スクエアトゥやポインテッドトゥとの組み合わせで、より構築的なシルエットへと進化を遂げた。

シャネルの名品バイカラーシューズは、チャンキーヒールでモダンな表情に。一方のサンローランは、スティレットヒールが強い女性像を描き、フェンディは鮮やかなトリコロールのカラーブロックで、今季らしいプレイフルなムードに。プラダはデザインに変化球を効かせて、さらにかかと部分のビジューが煌めきをプラス。

2.存在感あふれる大輪の「フラワーモチーフ」

左上から時計回りに:ディオール、フェラガモ、ジバンシィ、スポーツマックス LAUNCHMETRICS SPOTLIGHT

絵画やアートピースのような、心躍る「フラワーモチーフ」のシューズたち。今シーズンは、かわいらしい小花柄ではなく、一輪の花を立体的に表現した大胆なデザインが主流に。

もっとも象徴的なのは、ジョナサン・アンダーソンによる新生ディオール。大きなロゼット装飾が施された一足は、ショーでもとくに話題になったピースの一つ。フェラガモは何本ものくぎを一輪の花のように見立て、対照的なマテリアルで力強く表現。ジバンシィは足の甲を完全に覆う大輪のフラワーがドラマティック。スポーツマックスは、水彩画のようなみずみずしいグラフィックで春の訪れをセレブレート。

3.懐かしい「Tストラップ」が再燃

左上から時計回りに:シャネル、フェラガモ、ヴァレンティノ、オニツカタイガー LAUNCHMETRICS SPOTLIGHT

1920年代のクラシカルなシルエットを彷彿とさせる「Tストラップ」に再注目。足の甲を強調し脚を長く見せてくれるほか、実用的なホールド感、肌見せのバランスによるセンシュアルなデザインが魅力。

シャネルはバイカラーで、ブランドのアイデンティティを継承。フェラガモやヴァレンティノは、彫刻的なヒールやV字のカットラインによって、クラシカルなTストラップにモダンなエッセンスをプラス。また、オニツカタイガーは太めのストラップでのスタルジックな一足を発表した。

4.ストリート席巻中の「スリムスニーカー」

左上から時計回りに:ミュウミュウ、ドリス ヴァン ノッテン、プラダ、フェンディ LAUNCHMETRICS SPOTLIGHT

長年人気だったボリューミーな「ダッドシューズ」に代わり、足にフィットする「スリムスニーカー」がストリートを席巻中。モードな装いとも好相性な極薄ソールで、コーディネートをスタイリッシュに格上げしてくれる。

トレンドの火付け役でもあるミュウミュウは、エスパドリーユとスニーカーを融合させたようなハイブリットな一足を提案。ドリス ヴァン ノッテンは、鮮やかなブルーとミニマルなシルエットが印象的。プラダはシルバーが近未来的なムードを醸し出して。軽量なメッシュとグレーのレザーを使用したフェンディは、細部に宿るクラフトマンシップを感じる。

5.「フリンジ」でエッジを効かせて

右上から時計回りに:プラダ、フェラガモ、アーデム、サカイ LAUNCHMETRICS SPOTLIGHT

昨年からトレンドとなっているボーホーシックの流れから、歩くたびに揺れるフリンジシューズも豊作。さまざまな素材や色のなかから、自分の装いにマッチする一足をみつけよう。

プラダは、レザーを緻密にカットしたフリンジを用いることで、クラフトマンシップを体現。フェラガモやサカイは、端正なシルエットのシューズにフリンジを合わせ、コントラストを強調した。アーデムはドラマティックなピンクのフリンジが足元を優雅に演出。

6. 甘さを抑えたシックな「リボン」モチーフ

左上から時計回りに:ディオール、プラダ、ジバンシィ、ボッテガ・ヴェネタ LAUNCHMETRICS SPOTLIGHT

今シーズンは甘さを抑えたモダンな「リボン」モチーフに熱視線。ちいさなリボンからレザー素材のものまで、大人のためのフェミニニティを追求したシューズに心が躍る。

ふっくらと立体感のあるリボンが目を引くディオールのパンプス。プラダは繊細なスリングバックに華奢なボウを添えて。ジバンシィとボッテガ・ヴェネタはレザー素材を用いることで、大人にふさわしいシックなデザインに仕上げた。

7.成熟した「ペールトーン」で軽やかに

左上から時計回りに:クロエ、ディオール、ジマーマン、ステラ マッカートニー LAUNCHMETRICS SPOTLIGHT


パントン社のカラー・オブ・ザ・イヤーに選ばれた「クラウド・ダンサー」をはじめ、2026年春夏は軽やかな「ペールトーン」のシューズも見逃せない。自立した女性の余裕を感じさせるカラーリングに注目!

クロエやディオールは、ニュアンスのあるホワイトカラーが洗練された印象。ジマーマンは落ち着いたパープルで、成熟したパステルカラーを提案。ステラ マッカートニーは、ヌーディカラー&V字のカットラインでスタイルアップも叶える。

8.「PVC素材」「シアー素材」で意外性をプラス

左上から時計回りに:クロエ、ステラ マッカートニー、ディーゼル、ロエベ LAUNCHMETRICS SPOTLIGHT

2026年春夏シーズンに注目したいのが、肌と素材の境界を曖昧にするシアー素材や、未来的なPVC素材。シューズのデザインに軽快さとモダンなエッジをもたらしてくれるほか、ネイルカラーが映えるのもうれしい。

クロエは透明なストラップ使いでヌーディな美しさを引き出し、ステラ マッカートニーはエレガントなパンプスにシアー素材を用いて意外性を取り入れて。ディーゼルとロエベはPVCを大胆に使用し、シューズ界に新風を吹かせた。

9.「モカシン(メンズシューズ)」を再解釈

左上から時計回りに:メリル ロッゲ、MM6 メゾン マルジェラ、イザベル マラン、ジルサンダー LAUNCHMETRICS SPOTLIGHT

今シーズンのもっとも新鮮なトレンドといえば、「モカシン」や「ボートシューズ」といったトラッドなシューズの再解釈。 ヒール付きやパテントレザーで仕上げられたものなど、ストリートのアイテムがランウェイ仕様にアップデートされている。

メリル ロッゲやMM6 メゾン マルジェラは、ボートシューズを解体、再構築し、まるでミュールのようなまったく新しいシューズを提案。かつての「おじさん」イメージを払拭した。イザベル マランはスエード素材を、ジルサンダーはやわらかなレザーを採用し、都会的な一足へと昇華させて。

10.ヴィンテージライクな表情の「ウエスタンブーツ」

左上から時計回りに:コム デ ギャルソン、ミュウミュウ、アン ドゥムルメステール、メゾン マルジェラ LAUNCHMETRICS SPOTLIGHT

昨年から続いているウエスタンなムード。今シーズンは派手な刺繍を削ぎ落し、代わりに、使い込まれた風合いが施されているのが特徴だ。

コム デ ギャルソンとミュウミュウは、ヴィンテージのようなエイジング加工が目を引く。アン ドゥムルメステールは、ウエスタンブーツに意外性のあるベルトのディテールが新しい。メゾン マルジェラは、端正なシルエットに一切の装飾を排した潔いデザインが美しい一足。

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