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引っ越しの見積額を見て“絶句”…「費用が2倍まで上がる」3月で契約しない方がいい“魔の1週間”【不動産会社が警告】

  • 2026.2.20
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出典元:photoAC(※画像はイメージです)

新生活への期待が膨らむ3月。この時期に引っ越しを計画している方は、「なぜこんなに費用が高いんだろう?」と頭を悩ませているかもしれません。単に「繁忙期だから」と片付けられがちですが、その裏には、もっと複雑な理由が隠されています。

「同じ荷物量なのに、なぜこんなにも金額が違うのか?」「どうすれば、少しでも費用を抑えられるのか?」そんな疑問を抱えながらも、具体的な対策を見つけられずにいる方は多いのではないでしょうか。

この記事では、合同会社ゆう不動産代表の岩井佑樹さんが、3月の引っ越し費用が高騰する「本当の理由」から、出費を半額近くに抑えるための具体的な時期や交渉術までを徹底解説。専門家の見解をもとに、皆さんの引っ越しを賢く、そしてお得に進めるためのヒントがきっと見つかります。

3月の引っ越し費用が高騰する「本当の理由」とは?

---3月の引っ越し費用が高いのは、単に「繁忙期だから」という理由だけではないと聞きました。一体、何が原因でこれほど高くなるのでしょうか?

合同会社ゆう不動産 代表 岩井佑樹さん:

「3月の引っ越し費用が高くなるのは、単に「繁忙期だから」という理由だけではありません。背景にあるのは、需要の集中と、引っ越し業界ならではの料金の決まり方です。まず大きいのは、需要が一気に重なることです。

3月は進学や就職、転勤が集中します。特に企業の人事異動は日程がほぼ決まっており、「3月末までに入居完了」という条件が付くケースが多いのが実情です。引っ越し日をずらせない人が一斉に動くため、人気の日からどんどん埋まっていきます。

一方で、引っ越し会社のトラック台数や作業スタッフの人数には限りがあります。1日に対応できる件数は決まっており、枠が埋まり始めると料金は上がります。これは航空券やホテルと同じで、「残りわずか」になるほど高くなる仕組みです。

さらに3月は、次のような要因も重なります。

・短期アルバイトの人件費が上がる
・ドライバー不足で増便が簡単にできない
・法人契約が優先されやすい

こうした事情から、業者は価格を上げることで依頼を調整します。

結果として、同じ距離・同じ荷物量でも例えば3月上旬なら10万円、月末なら20万円超ということが現実に起きます。値段が上がるのは、作業量が増えるからではありません。その日に引っ越せる「空き枠」が少なくなり、取り合いになるからです。」

費用が2倍になることも!?「最も高騰する期間」はいつ?

---同じ距離・荷物量でも料金が2倍になることもあると聞いて驚きました。特に費用が高騰しやすい期間や、その背景にある具体的な理由を教えてください。

合同会社ゆう不動産 代表 岩井佑樹さん:

「費用が2倍近くまで上がりやすいのは、3月20日頃から31日までで、特に最終週の土日です。この期間は、業界内でも「一年で最も動く時期」と言われます。

理由は、以下のような事情を含めて、引っ越し時期が一斉に集中するからです。

  • 企業の人事異動が3月中旬に発表される
  • 公立学校の終業式が3月下旬にある
  • 4月1日から入社・入学・赴任が始まる

その結果、「3月末までに新居に入っていないと困る」という人が一気に予約を入れます。希望日はほぼ重なるため、空き枠は早い段階で埋まり、残り枠が少なくなった時点で料金が上がっていきます。

特に3月25日〜31日は混み合いやすい期間です。最終週の土日は、午前便から順に埋まります。平日であっても、月末3日間は同じような状況になりやすいのが実情です。

料金が高騰する最大の理由は、その日の枠の希少性です。引っ越しは、トラック1台と作業員数名で対応できる件数が限られていて、1日1〜2件が現実的な上限です。

枠が残りわずかになると「どうしてもその日がいい」という人が一定数いるため、業者は値下げする必要がありません。

さらに、この時期は値引き交渉も通りにくくなります。ほかにも依頼が控えているため、無理に値下げをしなくてもすぐに予約が埋まってしまうからです。」

3月の引っ越し費用を「最大半額」に抑える交渉術と狙い目

---3月に引っ越さざるを得ない場合でも、費用を抑える方法はありますか?具体的な狙い目の日や、交渉のコツがあれば教えていただきたいです。

合同会社ゆう不動産 代表 岩井佑樹さん:

「3月の引っ越しで費用を抑えたいなら、どの業者に頼むか以上に「いつ動くか」が重要です。高くなりやすい日と、比較的落ち着いている日を知っておくだけで、金額は大きく変わります。

まずは、避けるべき日と狙い目の日を押さえておきましょう。3月の引っ越しで避けるべき日は、以下のとおりです。

  • 3月25日〜31日
  • その期間の土日・祝日
  • 月末最終週の大安
  • 午前便指定

特に3月末の土日は、1年で最も高くなるタイミングです。午前便は「作業が早く終わる」「その日中に落ち着ける」という理由で人気が集中します。その結果、価格も一番高くなります。

引っ越しを狙うべき日は、以下のとおりです。

  • 3月1日〜10日頃
  • 火曜・水曜・木曜の平日
  • 午後便やフリー便

中でもおすすめなのは、3月第1週の平日午後便です。多くの人は「午前中に荷物を運び終えて、その日のうちに片付けたい」と考えます。そのため、どうしても午前便に予約が集中します。反対に、午後便は比較的空きが出やすく、料金も抑えられやすい傾向があります。

そして忘れてはいけないのが、予約のタイミングです。理想は2月中旬までに複数社から見積もりを取ること。繁忙期は枠が埋まるのが早く、直前では値引き交渉はほぼ通りません。

交渉のコツは次の3つです。

  • 日程に余裕を持たせる
  • 午後でも問題ないと伝える
  • 他社の見積もり金額を具体的に示す

引っ越し日をを1週間早めたり、午前を午後に変えたりするだけで出費は大きく変わります。」

3月引っ越しの常識を変える!「知る」だけで得する賢い選択

3月の引っ越し費用高騰は、単なる「繁忙期」という言葉だけでは説明できない、複雑な需給と業界の仕組みが絡み合って起きていることが、専門家の解説で明らかになりました。

特に、進学・就職・転勤という避けられない需要が特定の日程に集中し、引っ越し会社の限られたリソースを取り合うことが、高額化の最大の要因です。しかし、この仕組みを理解し、「いつ動くか」「どう交渉するか」を知るだけで、費用を大きく抑えられる可能性が見えてきました。

3月第1週の平日午後便を狙ったり、2月中旬までに複数見積もりを取って日程に余裕を持たせたりする交渉術は、私たち消費者がすぐに実践できる賢い選択です。今年の3月は、「知る」ことで引っ越しの常識を変え、新生活をよりお得にスタートさせましょう。


監修者:合同会社ゆう不動産 代表 岩井佑樹

合同会社ゆう不動産代表。『売る力 × 伝える力』を軸に、不動産の価値を最大化している。不動産売買の専門家として現場に立ちながら、不動産分野に特化したWebライターとして1,000本以上の記事を制作。売却査定から仲介・買取まで幅広く対応し、物件の魅力を正しく伝えることで「早く・高く・安心」の取引を実現している。派手な宣伝よりも、目の前の一人に誠実に向き合う姿勢を大切にしている。地域に寄り添いながら、不動産とWebを掛け合わせた独自の発信力で、オーナーに最良の選択肢を示すことが使命。「売買専門 × 情報発信」の融合ビジネスで、不動産の価値を丁寧に引き出している。


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