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管理栄養士「なるべく避けてください」→実は『バナナ』と相性の悪い食べ物があった…食べ合わせに「注意すべき食材」とは?

  • 2026.2.8
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出典元:photoAC(※画像はイメージです)

朝食やおやつの定番であるバナナ。手軽で栄養満点な万能フルーツですが、実はある身近な食材と一緒に食べると、体に負担をかけてしまう可能性があることをご存知でしょうか? 今回は、管理栄養士の視点から、バナナの優れた栄養価と、特に注意したい「秋の味覚」との組み合わせについて解説します。

バナナの栄養について見てみよう

バナナは、エネルギー源として手軽に摂取できる食品として知られています。甘みの主成分である糖質は、主にブドウ糖、果糖、ショ糖が含まれていて、すぐにエネルギーに変わりやすいのが特徴です。

またバナナはビタミンやミネラルもバランスよく含有しています。カリウムは特に多く、100gあたり約360mg含まれています。カリウムは体内の水分バランスや神経伝達に関与するミネラルで、むくみの改善効果などが期待できます。さらにビタミンB6やビタミンCも含まれており、新陳代謝を助けたり、肌や免疫の調子を保つひと役を担う要素と考えられています。

このようにバナナは、エネルギー補給だけでなくビタミンやミネラル摂取の面でも優秀なフルーツとして注目されているのです。

バナナと相性が悪い食べ物は「さつまいも」

ここまでご紹介してきたように、バナナは手軽にエネルギー補給でき、ビタミンやミネラルもバランスよく摂れるフルーツで、ダイエット中に間食として取り入れる人も多いですね。しかし、秋から冬に旬を迎えるさつまいもと一緒に食べる場合は少し注意が必要です。

バナナとさつまいも、どちらも自然な甘みが人気のフルーツ・野菜です。バナナと同様に、さつまいもも栄養価が高く、エネルギー源としてダイエットに取り入れられることがあります。しかし、意外にもこの2つを同時に食べるのはおすすめできません。

バナナは消化が比較的早く、胃腸に優しい一方、さつまいもは食物繊維が豊富で消化に時間がかかりやすい食材です。両者を一度に大量に食べると、胃腸内で食べ物が滞りやすくなり、負担になることがあります。

また、バナナとさつまいもには共通して糖質が多い点も気になるところです。もちろん適量であれば問題ありませんが、糖質を過剰に摂取すると急激な血糖値の変動を招く可能性があるので、なるべく避けてください。

では、バナナとさつまいもをどうしても一緒に楽しみたい場合にはどうしたらよいでしょうか。

  • 食べる量を控えめにする:どちらも糖質が多めなので、一度に大量に食べるのは避けましょう。
  • 食べる時間帯をずらす:バナナを朝食やおやつに、さつまいもは別の時間帯に食べることで消化の負担を軽減できます。
  • 食物繊維の調整:さつまいもの皮は食物繊維が豊富なので、胃腸に不安がある人は皮をむいて食べるのも手です。
  • バランスよく食べる:たんぱく質や野菜と一緒に摂ることで、血糖値の急激な上昇を抑えられる可能性があります。

つまり、絶対にNGではないものの、組み合わせ方によっては糖質が過剰になってしまったり、胃腸に負担となる場合があるため工夫が大切というわけです。特に、ダイエットの為に、バナナやさつまいもを積極的に選んで食べている場合は、どちらも食べていると糖質のとりすぎになってしまう可能性があるので、バランスや量に気をつける必要があります。

食べ合わせを知って健康的なバナナライフを!

バナナもさつまいもも、単体では非常に優れた食材です。大切なのは「量」と「タイミング」。

特にダイエット中の方は、良かれと思って食べているものが「糖質の摂りすぎ」になっていないか、一度チェックしてみてくださいね。


監修者:工藤まりえ

大学にて栄養学と分析化学を専門とし、管理栄養士免許を取得。卒業後は都内飲食系会社にてフードコーディネーターとして勤務。また、管理栄養士としてはスポーツジムに通う方を対象に、体質改善・ダイエットのための栄養指導を実施。短期的な痩身だけではなく、健康的で太りにくい体質への改善を目指した、専門的かつ行動に移しやすいアドバイスを毎月100名程に対して行っている。