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約20年前、ドラマの歴史に名を残した“傑作ドラマたち” 街から人が消えた『至高の月9ドラマ』3選

  • 2026.1.27

月9ドラマと言えば、日本のドラマの歴史そのものと言っても過言ではありません。恋愛や友情、人生などその時代にあった状況も描いており、数々の名作を残しています。ドラマの歴史にも名を残し、多くのスターも生み出してきました。

今回は、数ある月9の中でも、社会現象となった作品を3作品紹介したいと思います。

『ロングバケーション』(1996年)

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山口智子 (C)SANKEI

配信:FODほか

結婚式当日に婚約者に逃げられた葉山南(山口智子)。婚約者の同居人だった瀬名秀俊(木村拓哉)とやむを得ず同居することになります。瀬名はピアニストを目指していましたが、ピアノ講師として仕事をしており、南もモデルとして活動しつつも、継続に迷いを感じていました。人生にも恋にも不器用な二人が、ゆっくりと時間を共有しながら、恋も進んでいくのです。

月9の王道ともいえる作品で、月曜の夜は街から女性が消えるとも言われていました。飾らない日常のやり取りの中で、大人の人生の停滞期を肯定してくれるドラマとなっています。当時の視聴者には、生き方を示してくれるドラマでもありました。マンションの窓からスーパーボールを落とすシーンや、主題歌が流れるシーンも魅力の一つです。

『ひとつ屋根の下』(1993年・1997年)

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江口洋介 (C)SANKEI

配信:FOD、Netflixほか

両親の死がきっかけで、ばらばらになっていた兄弟6人。長男である柏木達也(江口洋介)は、クリーニング店を営んでおり、兄弟(いしだ壱成、酒井法子、山本耕史、福山雅治、大路恵美)を呼び寄せます。しかし、離れ離れに暮らしていた兄弟はそれぞれの人生があり、心も離れており、一筋縄ではいきませんでした。そんな兄弟が、ぶつかっていく物語となっています。

このドラマは、月9史上最高視聴率を獲得したホームドラマ。熱い長男・達也の「そこに愛はあるのかい?」は流行語にもなりました。長男(あんちゃん)と次男(チイ兄ちゃん)の熱さとクールさの対比もどちらがタイプかとも話題に。社会問題も描きながらも、家族の絆がわかる平成ならではのドラマではないでしょうか。

『東京ラブストーリー』(1991年)

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織田裕二 (C)SANKEI

配信:FOD、Netflixほか

愛媛から上京してきた永尾完治(織田裕二)と会社の同僚の赤名リカ(鈴木保奈美)が恋に落ちていく物語。幼馴染の関口さとみ(有森也実)も忘れられず、揺れ動く恋心も描かれています。若者の恋愛を等身大に描いており、社会現象ともなりました。

月9=恋愛ドラマというイメージとなった恋愛ドラマの金字塔とも言える作品です。リカの「カンチ!」と呼ぶ台詞や、「ずっりーな!」など名台詞も聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。バッドエンドで終わるラブストーリーですが、そこも恋愛の残酷さやリアル感を描いており、話題となったのです。

リアルな人間ドラマの体感を

現在視聴率15%前後でヒット作と言われていますが、1990年代は、30%を超える視聴率を月9で獲得していました。単なる恋愛ドラマや、家族物語ではなく、視聴者の心に刺さる感動があったのでしょう。

今回紹介した3作品は、今見ても共感できる部分や演出があり、自分に重ねながら観ることもできるため、当時から色褪せることなく観ることができると思います。是非、ドラマの世界観を体感してみてはいかがでしょうか。


※記事は執筆時点の情報です