ドイツ発ドクター・シュトゥルムが手掛ける噂のコスメ「STRUM」

ドイツの医師であり、整形外科専門医、美容専門家、そして抗炎症研究のパイオニアであるバーバラ・シュトゥルム博士が手がける「STRUM」は、ローンチ以来世界の注目を集める”噂のコスメ”として知られる。

デュッセルドルフのハインリヒ・ハイネ大学で医学とスポーツを専攻した博士は、その後整形外科で医療のキャリアをスタート。主に変形性関節症などの炎症性疾患の治療法を開発する最先端チームの一員として活躍した博士は2002年に美容分野に進出し、ヒアルロン酸とボトックスと体内の抗炎症治癒因子の研究に取り組み、アンチエイジングメソッド「MCXトリートメント」（ブラッドフェイシャルとして知らる多血小板血漿（PRP）フェイシャル）を開発。これをベースに、2014年にオリジナルブランドをローンチしたという。

それでは、博士が手掛けるアンチエイジングコレクション「STRUM」から、世界中でベストセラーとなっているアイテムに注目してみよう。

低・高分子ヒアルロン酸を配合し、肌にたっぷりの潤いを補給するセラム。同時配合のパワフルな抗酸化力を持つグルタチオンと、タツナミソウとスベリヒユのエキスが、肌を落ち着かせながら炎症を改善してくれるのが秀逸だ。

肌のトーンを均一に整え、シミを徐々に目立たなくしてくれるクリーム。クレソンの芽エキスが肌の透明感をアップしながら、ヒアルロン酸の高い保湿力でみずみずしい素肌へと導いてくれる。さらに、高麗人参エキスがフリーラジカルや環境ストレスから肌を守り抜きつつ、色むらのないヘルシーな輝きをもたらしてくれるのが嬉しい。

天然オート麦脂質由来の5種のセラミド複合体が肌のバリア機能を活性化させ、独自のプレシャスオイル （アルガン、月見草、スイートアーモンド、マカダミアナッツ、グレープシード、ホホバオイルのブレンド）が肌のバリア機能の回復を促すフェイシャルオイル。使い続けると、小ジワ等のエイジングのサインが改善させるのを実感。アスタキサンチンに含まれるカロテノイド系抗酸化物質のオレンジ色が、潜在的なパワーの高さを感じさせる1本だ。

横山正美

ビューティエディター／ライター／翻訳。「流行通信」の美容編集を経てフリーに。外資系化粧品会社の翻訳を手がける傍ら、「VOGUE JAPAN」等でビューティー記事や海外セレブリティの社会問題への取り組みに関するインタビュー記事等を執筆中。