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勝手に決めすぎ…。定型発達の人にはわからない〈人の気持ちを無視する人〉の理由とは?【もしかして…発達障害!?】

  • 2026.1.5

「子どもに『~しなさい』『ダメ!』とよく言う」「高すぎる目標を立てて、子どもに押しつける」。これがいつものこととなると、発達障害の傾向がありそうです。

親の考えを押しつけすぎて、子どもが不登校に…。

ASDの人が親になると、自分の思いどおりに子どもをコントロールしようとする傾向があります。

子どもにはこう育ってほしいという気持ちで頭がいっぱいで、それを子どもがどう感じているのか、子どもの気持ちは自分とは違うのではないかという想像力が働きにくい。つまり、「子どもの気持ちがわからない」のです。

一歩引いて大局的に物事を見るのが苦手なので、子どもによかれと思う自分の考えにとらわれてしまいがちです。

家の中では細かくルールを決め、勉強や習い事のスケジュールがびっしり。放課後も、曜日と時間でやることを決めている。しかも、自分が思ったとおりに子どもが動かないとイライラする。それがこだわりになってしまいます。

ずっとそういう環境におかれているとしたら、子どもが激しく反抗しても不思議ではありません。いつも親に指示されてばかりで意欲を失い、抑うつ的になってしまうこともあります。

実は、親が発達障害だと子どもにも特性があらわれやすいことがわかっています。

特性の出方や程度には親子で差があるでしょうが、親と子の両方にASDの傾向があるとお互いに相手の気持ちがわからず、子育てはますます大変になるかもしれません。

「助けて!」のSOSを出しましょう。専門家を頼るのもおすすめ

子育ての悩みはひとりで抱え込みがちです。それではなおさら煮詰まってしまう。ここは「助けて!」とSOSを出しましょう。

パートナーと話し合うのはもちろん、祖父母に違った視点からのアドバイスをもらうのもひとつの方法。ママ友に「子どもって、こんなときにどう感じてるのかな?」と聞いてみても。

少し敷居が高いかもしれませんが、スクールカウンセラーや臨床心理士などの専門家を頼るのもいいと思います。

子どもをコントロールしたい自分の気持ちとどう折り合いをつけるか、具体的な方法をいっしょに考えてくれる人を見つけましょう。

「子どもが苦しんでいるかもしれない」と気づければ、子どもの気持ちに寄り添う姿勢が生まれるかもしれません。子どもの「No」に対して、「じゃあやめようか」と言える親になりたいですね。

教えてくれたのは…司馬理英子先生●司馬クリニック院長。医学博士。岡山大学医学部卒。1983年渡米。アメリカで4人の子どもを育てるなか、ADHDについての研鑽を深める。1997年に帰国し、東京都武蔵野市に発達障害の専門クリニックである司馬クリニックを開院。以来、子どもから大人までの治療を行っている。

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