【白石麻衣】アイドル卒業から5年、愛され続ける理由とは？

いつまでも私たちの憧れの的！

柔らかな光をまとう人、白石麻衣さん。彼女がふわりと微笑むだけで、その場が温かく、ハッピーなムードに包まれる。乃木坂46を卒業して5年。映画で、ドラマで、さらにはバラエティ番組で。多彩な活躍を続ける彼女の、褪せない輝きの理由を知りたくて。

about Beauty

柔らかいマシュマロ肌が理想！ スチーマーで肌をほぐしています

以前より乾燥を感じることが増えたので、先日スチーマーを新調しました。お風呂上がりや朝のスキンケア、肌が疲れたと感じた日のメイクオフのときなどに、スチームをたっぷりと浴びています。肌の奥まで化粧水が入るし、毛穴の奥の汚れも取れる。憧れのマシュマロ肌を手にいれるべく頑張り中です。

せいろ蒸しにハマり中！ 健康的な食生活で心と体を整えたい

白米、揚げ物、焼きたてメロンパン。実は美容的にあまりよろしくないものが好物なんです。だけど2025年のお正月に一念発起、無印良品でせいろ用品一式を揃えて、お野菜中心の食生活にシフト。きのこやキャベツ、芋、豆苗を巻いた豚肉を食べていたら、肌も快調だしお腹まわりもすっきり。2026年はグルテンフリーにも挑戦したい！

人に見られない部分も、自分の気持ちを上げるために丁寧にお手入れ

週に1日しか休みがなかったら、その日に美活をぎゅっと詰め込みます。なかでもネイルサロンはマスト。サンダルを履かない冬でもペディキュアを欠かしません。自己満足かもしれないけど、見えない部分までキレイにしておくことで気持ちが上がるから。自分のための美容も大事にしています。

目に見える不調を感じ始めた30代こそ、美意識を高めて、心地よく過ごしたい

花のような笑顔と、おっとりと優しい物腰。“まいやん”こと白石麻衣さんの魅力は、30代になっても褪せることなく、ずっと変わらないまま。

「そう思っていただけるのはすごくうれしいのですが、実は最近、20代の頃にはなかった不調や変化を感じるようになってきました。一番顕著なのは、寝不足のとき。十分に眠れていないと、翌日てきめんに肌がくすみます。メイクののりも悪くなるし、体も重くなる。ですから最近では肌と体のため、深夜1時まで（可能ならばもっと早く）には必ずベッドに入るように心がけています。ドラマ撮影などで忙しいときでも、最低5時間の睡眠を死守。さらに睡眠の質を上げるため、毎日湯船にも浸かります。お手入れも大事だけど、きちんと眠ることも美容に効果的。肌も体調もメンタルまでも安定します。以前は“肌によくない”とわかっていても、つい夜更かししてしまったり、好きなものばかり食べてしまったりしていました。だけど“目に見える不調”が増えたことで、考えが変わりました。これからは美容意識を高めて肌も体も労っていきたいですね」

ミルキーピンクのモコモココートにミュートなピンクのワントーンメイク。スウィートな組み合わせが、最高に似合っていた彼女。

「こういった可愛らしい色を、躊躇なく楽しめるようになったのって最近なんです。もちろん、アイドル時代にはたくさんこういった色を着させていただいていましたが、なんとなく気恥ずかしくてプライベートでは取り入れることができなくて……だけど30代になってからは、年齢相応というか、落ち着いた色ばかりになっていくのがなんだか嫌だなと思うようになりまして。今日みたいな全身ピンクコーデは、素敵だとは思いますが、私服としては少しハードル高め。ですから今はメイクに淡いピンクのアイシャドウを取り入れたり、コーディネートのポイントとしてピンクの小物を使うなどして、少しずつ周りに可愛い色を増やしているところです。年齢を重ねても、楽しさやワクワクを手放さずに、これからの30代を楽しみたいですね」

Profile

俳優

白石麻衣／Mai Shiraishi

1992年生まれ。群馬県出身。2011年「乃木坂46」第1期生としてデビュー。2013年発売のシングル「ガールズルール」でセンターを務めるなどグループの人気を牽引した。2020年にグループを卒業した後は俳優として話題作に多数出演。2026年2月20日には出演した『教場 Requiem』（東宝系）が公開予定。おちゃめな一面が垣間見れるYouTubeチャンネル「my channel」も人気。

撮影／花盛友里 ヘアメイク／paku☆chan スタイリング／伊藤ミカ 取材・文／中川知春