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「ゾンビたばこ」所持の疑いで逮捕されたプロ野球選手 厚労省も注意喚起「想像以上にヤバそうだな」「怖すぎる」

  • 2026.1.29
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出典元:photoAC(画像はイメージです)

2026年1月27日、広島東洋カープ所属のプロ野球選手が、指定薬物を含むリキッドを所持した疑いで逮捕されました。

問題となったのは「エトミデート」という物質です。通称「ゾンビたばこ」などと呼ばれ、電子たばこ用のリキッドとして流通しているこの薬物に対し、厚生労働省や各自治体が厳重な注意喚起を行っています。

通称「ゾンビたばこ」の正体とは?

通称「ゾンビたばこ」とも呼ばれる「エトミデート」は、本来は医療用の麻酔薬として使用される物質ですが、日本では未承認の医薬品成分です。2025年5月に「指定薬物」に指定され、医療等の用途以外での製造、輸入、販売、授与、所持、購入、譲受または使用が法律で厳しく禁止されています。

沖縄県や東京都の発表によると、エトミデートを含む危険ドラッグは、電子たばこで吸引できるリキッド状の製品として流通しています。主にインターネットを通じて販売されており、特定商取引法上の住所が不明なものや、発送元が明示されていないものも確認されています。

命に関わる深刻な危険性

東京都が2025年12月に発表した資料によれば、試買調査で入手した4つの物品から、1本中に18mg〜57mgのエトミデートが検出されました。

厚生労働省は、エトミデートを含む危険ドラッグについて、命を失う可能性もある極めて危険な薬物だと警告しています。

沖縄県の注意喚起文書では「使用がやめられなくなったり、死亡例を含む健康被害や異常行動を引き起こす場合があり、麻薬や覚醒剤等と同様に大変危険な薬物です」と明記されています。さらに、健康被害だけでなく、傷害事件や交通事故等で他人を巻き込む事例も報告されているといいます。

沖縄から全国へ―広がる被害

当初は沖縄県内での乱用事例が確認されていましたが、その後、東京都や大阪府などでも使用者が出ており、全国的な広がりを見せています。

SNS上では「沖縄だけじゃなく東京や大阪でも使用者出てきてるから他人事じゃない」「想像以上にヤバそうだな」「怖すぎる」と警戒する声や、「ゾンビたばこという軽い名称もよくない」と指摘する声もありました。

愛知県も県内での注意喚起を行っており、「エトミデートは使用すると手足がけいれんし、ゾンビのように見えることから『ゾンビたばこ』とも呼ばれています」と説明しています。

3つの原則:「買わない、使わない、関わらない」

沖縄県が発表した注意喚起文書では「買わない、使わない、関わらない」という3つの原則が強調されています。

指定薬物に指定されたことで、エトミデートを含む製品は所持しているだけでも違法となります。東京都の発表では、これらの物品を持っている方に対して「絶対に使用せず、速やかに住所地の都道府県薬務主管課へ申し出て、その指示に従ってください」と呼びかけています。

「ゾンビたばこ」には絶対に手を出さない

プロ野球選手の逮捕をきっかけに、「ゾンビたばこ」の危険性が改めて注目を集めています。

エトミデートは指定薬物であり、所持や使用は法律で禁止されています。命を失う可能性もある極めて危険な薬物です。どのような形であれ、絶対に手を出してはなりません。

もし所持している場合は、すぐに使用をやめ、最寄りの都道府県薬務主管課や警察に相談してください。

「買わない、使わない、関わらない」。この3つの原則を徹底し、自分自身と周囲の人々の命と健康を守りましょう。


参考:
羽月選手に関してのお詫び(広島東洋カープ)
国内未承認の医薬品成分エトミデートを含有する製品に対する注意喚起について(厚生労働省)
「笑気麻酔」と称する、国内未承認の医薬品成分を含む危険ドラッグにご注意ください!!(沖縄県)
指定薬物を含有する危険ドラッグの発見について(東京都保健医療局)
エトミデート(俗称:ゾンビたばこ)の乱用防止について(愛知県新城保健所)
危険ドラッグから身を守るために(更新)(那覇市保健所)
指定薬物を含有する危険ドラッグの発見について(都庁総合ホームページ)


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