1. トップ
  2. 1997年、日本中が熱狂した『国民的スター』が誕生…社会現象となった“アイドルの金字塔”に期待する“30周年”

1997年、日本中が熱狂した『国民的スター』が誕生…社会現象となった“アイドルの金字塔”に期待する“30周年”

  • 2026.1.22
undefined
モーニング娘。コンサート 新加入の4人(左から藤本美貴、亀井絵里、道重さゆみ、田中れいな) (C)SANKEI

2025年12月29日、ハロー!プロジェクト(以下、ハロプロ)30周年プロジェクト「Hello! 30th Anniversary Project」の始動が発表された。

モーニング娘。を始めとする多くの女性アイドルが誕生したハロー!プロジェクトは今、Juice=JuiceがYouTubeチャンネル「THE FIRST TAKE」に登場したことなどもあり、今再び注目を集めている。

ここまでの30年の振り返り、そしてハロプロの魅力について改めて語りたい。

社会現象となったモーニング娘。の登場

1997年オーディション番組『ASAYAN』(テレビ東京系列)にて、行われたオーディションをきっかけにデビューすることとなったのが、平家みちよとモーニング娘。の2組。これこそが、ハロプロの始まりである。

そして、社会的に不安定な時代だった1999年にモーニング娘。がリリースした『LOVEマシーン』が不景気の時代を明るく照らす楽曲だとの理由もあり、ミリオンセラーを達成。モーニング娘。は大人から子ども、多くの人から支持される国民的人気を誇るアーティストとしてスターダムを駆け上がっていった。

今もなお人気を誇るハロプロOGたち

ハロプロの強さとして思うことの1つに、OGたちの活躍ぶりというのがある。

例えば℃-uteとして活躍していた鈴木愛理も、また今をときめくアイドルたちから“最強のアイドル”や憧れの人と言われ、今もアーティストとして前線で活躍中。後藤真希も圧倒的な歌唱力とバラエティ力でYouTubeなどで人気を博している。

また、アイドルとしてだけでなく、マルチに活躍しているのが辻希美や藤本美貴、高橋愛といったママタレントたちの姿だろう。多くの主婦層から人気を集める存在。

なぜ元アイドルという肩書きに捉われず、活躍しているのか。そう考えた時に、思い浮かぶのがハロプロが歌ってきた楽曲に描かれる女性たちの姿である。

女性たちをエンパワーメントする楽曲の力

もちろん一概には言えないが、ハロプロの楽曲を聴きたくなるのは「気合いを入れたい時」と答える人も多い。

それこそ『LOVEマシーン』が日本中を元気付けたように、その後、続いた『そうだ! We're ALIVE』は<努力 未来 A beautiful star>と繰り返し歌う、なんとも暑苦しい歌詞になっている。

さらに言うならば、女性が共感できる女性目線の歌詞も魅力。

例えば、先述したJuice=Juiceが「THE FIRST TAKE」で披露した『「ひとりで生きられそう」ってそれってねえ、褒めているの?』がリリースされた際の衝撃はすごかった。「自立しているから大丈夫そう」と言われる、従来ラブソングの中に登場した「守ってあげたい」とは対極にいる女性の複雑な乙女心を歌っている。まだ聞いていない人には、ぜひとも試聴してほしい1曲だ。

30周年に期待すること

2026年9月から結成30年目に突入し、2027年9月には30周年の節目を迎えるハロプロ。

それに付随して現在発表されているのは、楽曲のストリーミング配信を開始することや、トヨタアリーナ東京での「ハロ!コン 2026」の開催だ。とにかく大きいのは、ストリーミング配信の開始だろう。一部のCDを買うファンたちを中心にしか広がらなかった、ハロプロの楽曲の強さが多くの人に広がることを期待したい。

また、これに伴い、ぜひともメディア露出も増えてほしいところ。かわいさはもちろん、腹から声を出す圧倒的な歌唱力、高クオリティのダンススキル……一度テレビに出たら「見つかる」こと間違いなし。ぜひとも現実になることを期待したい。


ライター:於ありさ
ライター・インタビュアー。サンリオ・アイドル・恋愛コンテンツ・お笑いが好き。マイメロディに囲まれて暮らしている。
X(旧Twitter):@okiarichan27