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これどうやって計算するか覚えてる?「秒速20mを時速に直すと?」→正しく計算できる?

  • 2026.2.3
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ドライバーにとって「時速〇km」というのは、かなり身近な速さの単位ですね。ところで、時速とは具体的に「どのような速さ」を表しているのか、答えられますか?

時速についてしっかり理解できているなら、秒速から時速を求めることもできるはずです。

さっそく試してみましょう。

問題

秒速20mで走っている車があります。この車の時速を求めなさい。

解答

正解は、「時速72000m(=72km)」です。

どうやって計算すればよいか、分かったでしょうか?

計算方法が思いつかなかったという人は、秒速や時速がどういった速さなのかがいまいち分かっていないのかもしれません。

次の「ポイント」で、今回の問題の考え方を確認してみましょう。

ポイント

この問題のポイントは、「1時間が何秒か考えること」です。

秒速20mというのは、1秒間に進む距離が20mだということです。また、時速というのは「1時間にどれだけ進むかで表された速さ」のことです。この二つを合わせて考えると、今回の問題は「1秒間に20m進む車が1時間で進む距離は?」という「速さの問題」に読み替えられます。

ここで、次の速さと時間の関係式を思い出してみましょう。

速さ×時間=距離

例えば、秒速20mの車が5秒間走ったときに進む距離は、20×5=100mの式で求められます。

さて、今回はこの式をどう使えばいいのでしょうか?「1秒間に20m進む車が1時間で進む距離」を求めたいので、20×1=20mと計算するのでしょうか?

しかし、1秒で20m進む車が、1時間たっても20mしか進まないのは明らかに変です。

間違いの原因は、速さと時間の単位をそろえていないことにあります。速さは秒速なのですから、時間も秒にしてから関係式を使わなくてはなりません。

そこで、1時間は何秒なのかを考えてみましょう。1時間は60分で、1分は60秒です。1時間には60秒のかたまりが60個分含まれているのですね。よって、次の式が成り立ちます。

1時間=60×60=3600秒

つまり「1秒間に20m進む車が3600秒で進む距離」を求めればよいのですね。速さと時間の単位がそろったので、関係式を使って以下のように計算しましょう。

速さ×時間=距離
20×3600=72000

計算の結果は72000mになります。1km=1000mなので、答えを72kmとしても正解です。

まとめ

秒速から時速を求めるには、秒速に3600を掛ければOKです。「秒速×3600=時速」という式を覚えておけば、秒速と時速の単位変換は簡単にできます。

しかし、丸暗記した式はどうしても忘れやすいものです。おすすめなのは「1時間=3600秒」ということに気が付いて、今回の問題解説のように、自分でこの式を組み立てられるよう練習することです。秒速、時速の意味が分かっていれば、単位換算の式を無理に覚えなくても、計算式が作れるはずです。

この問題の計算方法が理解できたなら、ぜひ他の速さの問題にもチャレンジしてみてください。

※当メディアでご紹介する数学関連記事においては、複数の解法をもつものもございます。あくまでも一例のご紹介に留まることを、ご了承ください。



文(編集):VY
数学とIT技術学習が趣味のWebライター。実用数学技能検定2級と数学教員免許を取得後、家庭教師や学習支援スタッフとして数学指導を行ってきた。文系と理系の別、年齢にとらわれない、誰でも楽しめる数学解説作成を目指している。


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