朝ドラで再登場人物の“口元の変化”に驚愕の声「役作りがすごい」最初と見比べて気付く“感動の演出”『ばけばけ』【1週間まとめ】

NHK連続テレビ小説『ばけばけ』は、髙石あかり主演で第13週「サンポ、シマショウカ。」が放送された。怪談に夢中になるヘブン（トミー・バストウ）と、熱心な聞き手を得たことで語る喜びを深めていくトキ（髙石あかり）。そんな二人の前に、運命を揺るがす“大切な存在”が、偶然にも同じ時期に現れることになる。本記事では、この一週間の見どころを、視聴者の反応とあわせて振り返る。

※以下本文には放送内容が含まれます。

突然の手紙

連日夜遅くまでヘブンに怪談を語り続けるトキ。だが、その怪談が記事となり日本での滞在記を書き終えた時、ヘブンが帰国してしまうのではないかという不安が頭を離れない。そんな中、怪談『小豆とぎ橋』の舞台となった橋を訪れたトキとヘブン。歌を口ずさみながら橋を渡ると幽霊が現れると言い伝えられているが、昼間なら大丈夫ではと、半信半疑のまま恐る恐る歩き出す。

ところが橋を渡り切る直前、ヘブンが急に足を止め、「ヤメマショウ！」と振り返った拍子に、背後の木の枝に顔をぶつけてしまう。思わぬ出来事に動転したヘブンは、反射的にトキに抱きついてしまい、すぐに我に返って平謝り。突然の出来事に、トキも思わず胸が高鳴り、落ち着かない様子を見せるのだった。

2人の仲睦まじい姿が描かれたシーンに視聴者からの注目が集まった。「ドキドキする」「ヘブン先生変わったね」「2人とも楽しそう」など、2人の距離感がグッと縮まった様子へのコメントが多く寄せられている。

そんなとき、かつて東京で別れた元夫の銀二郎（寛一郎）から手紙が届く。そこには、松江へ戻ると綴られていた。

複雑な心境を抱えるトキ

トキがヘブンの家で仕事に出ている間、銀二郎は松野家へやってきた。勘右衛門（小日向文世）や司之介（岡部たかし）、フミ（池脇千鶴）に対し、過去に姿を消したことを詫びたうえで、トキともう一度向き合いたいと打ち明ける。約束の日を迎えたトキは、銀二郎を待つ。一方その頃、港ではヘブンがイライザ（シャーロット・ケイト・フォックス）の到着を心待ちにしていた。

公式SNSには、寛一郎と小日向の笑顔あふれるツーショット写真が投稿され、視聴者の関心を集めている。コメント欄には「仲良しショット」「感慨深い」と、2人が並ぶ姿にしみじみとした思いを寄せる声が相次いだ。
また、かつて銀二郎の困窮ぶりを表現するため、歯を黄色く見せるメイクが施されていたことを思い出し、現在の姿と比較して「歯が白くなってる！」「裕福になったんだな」「役作りがすごい」「視聴者が気になってたポイント」と驚く視聴者の反応も見られ、細かな演出に注目が集まっている。

トキと銀二郎4年ぶりの再会

4年ぶりに銀二郎と再会したトキは、家族に見守られながら、少しずつ空白の年月を埋めるように言葉を交わしていく。一方その頃、ヘブンはイライザを花田旅館へ案内し、そこへ錦織も合流して、和やかな茶の席が開かれていた。

ヘブンがイライザに書いた手紙の中に、自分のことが書かれていたと聞いた錦織（吉沢亮）は、「私のこと、手紙に書いてくださっていたんですね」と素直に喜ぶ。その様子に、視聴者からは「本当にヘブンさんのことが好きなんだろうな」「嬉しそうで微笑ましい」といった声が寄せられた。また、「ヘブンさんが松江を離れてしまうのが寂しい」と、今後の展開を案じる反応も多く見られた。

ヘブンを巡る会話が弾むなか、トキと銀二郎は、かつて思い出を重ねた場所へと向かっていく。

偶然の鉢合わせ

トキと銀二郎の逢瀬は、語らいを重ねるうちに、かつて夫婦だった頃の穏やかな空気を少しずつ取り戻していく。そんな二人は月照寺で、ヘブンとイライザ、さらに同行していた錦織と偶然にも顔を合わせることに。互いに挨拶を交わしたあと、ヘブンの希望により、寺に伝わる怪談をトキが語る場が自然と設けられるのだった。

互いの想いが交錯していく

月照寺からの帰り道に、銀二郎はトキにプロポーズをする。松野家を支え、養いたいと語る銀二郎に、トキは答えを出せずにいた。一方ヘブンは、自宅にイライザを招いていた。そして彼女から、日本を離れて二人で海外に渡り、滞在記を書こうと誘われる。その夜、銀二郎を花田旅館まで送ったトキは、同じくイライザを見送るヘブンと再会するのだった。

銀二郎とヘブン、イライザ、それぞれの想いが交錯する中で、トキはどの道を選ぶのか。愛と怪談が導く行方に、次週も目が離せない展開となりそうだ。

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NHK連続テレビ小説『ばけばけ』毎週月曜〜土曜あさ8時放送
NHK ONE（新NHKプラス）同時見逃し配信中・過去回はNHKオンデマンドで配信