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意外と読めない?【漢字クイズ】「態と」はなんと読む?→気になる正解は?

  • 2026.1.22

人というのは常に目的をもって行動している生き物です。
そして、その行動は無意識にしてしまうものと、意識的に行うものとに分けられます。
今回は意識的に行う行動に着目し、それに関係する「態と」という言葉をご紹介します。
「態」という漢字の訓読みはなかなか馴染みがないと思いますが、みなさんは正しく読むことができますか?

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「態と」はなんと読む?

正解は…

 

「態と(わざと)」です。

意図的な行為を表す

この言葉は、「わざとらしい」という意味を持つ「態態し(わざわざし)」という古語が語源となっていますが、現在では「意図的に何かを行うさま」という意味合いで用いられます。

「態と」は副詞として扱われますが、「態とがましい」「態とらしい」という言葉にすることで、形容詞形容動詞としても用いることができます。

「わざわざ」は使い分けが大切

「態と」と似た表現に「態態(わざわざ)」というものがあります。
日常でも割と耳にすることの多い言葉ですが、好意的な文脈と、皮肉や非難の文脈の両方で使われることをご存じですか?

「わざわざ忘れ物を届けてくれた」のように、「期待される以上の手間暇をかけるさま」を表すのが肯定的な使い方です。
その一方で、「わざわざ意地悪をすることはないのに」のように「しなくてもいいことを意図的に行うさま」を表すこともあり、これは非難や皮肉も含んだ否定的な表現として捉えられます。

使い方によっては相手に不快感を与えてしまうこともあるので、気を付けましょう。



参考文献: 明鏡国語辞典、新明解国語辞典、全訳古語辞典



文(編集):そこさん

元国語科教員。一文字でたくさんの意味を持つ漢字に魅了され、大学では中国文学を専攻し、漢詩について研究。とても身近なのに、意外と深くは知らない漢字。読むだけでちょっと賢くなれる、そんな豆知識をお届けします!