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「若しも」なんて読むんだっけ…→気になる正解と「若」の意味とは!?【漢字クイズ】

  • 2026.1.27

「え、これ見たことあるのに、声に出すと読めない…!」
普段の会話では自然に使っているのに、漢字で見た途端「あれ?」と手が止まってしまう言葉、ありますよね。

ひらがな表記に慣れてしまっているぶん、漢字になると妙に古めかしく感じてしまうもの。
今日の主役も、まさにそんな「知っているのに読めない」漢字です。

まずは正解を予想してみてください!
正しい読み方はもちろん、言葉に込められた意外な意味を詳しく紐解いていきましょう。

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問題:『若しも』はなんと読む?

さて、あなたは読めましたか?


正解は…

「もしも」です。

意味は、仮定・想像・あり得る可能性を示す言葉。
天気予報でもニュースでもSNSでも耳にはするのに、漢字で見ると意外と読めない人が多いです。

現代ではどんな場面で使う?

現代での主な使われ方を場面で分けてみると…

<使用シーン>・・・・<ねらい>
小説や随筆・・・・・・余韻・文学的
手紙・文章・・・・・・丁寧・柔らかい
災害対策・CM・・・・ 注意喚起(例:若しもの備え)

特に最近では防災関連の広告で、

「もしも」に備える。

という表現を見る機会が増えているように感じませんか?

社会情勢や災害意識の高まりから、
ことばの存在感が再び強まっているといえるでしょう。

「もし」と「もしも」の違い

あなたは仮定を伝える時、どちらを使っていますか?

実は、微妙ですが違いがあります。

<表現>・・・ <ニュアンス>
もし・・・・・一般的な仮定
もしも・・・・強調

  • もし雨が降ったら帰る」→事務的、断定的
  • もしも雨が降ったら、予定を変えよう」→情緒的

“も”が付くだけで言葉の温度が変わるのが日本語の面白さです。

今日のまとめ

「若しも(もしも)」は、
古語由来の仮定を表す表現で、今でも防災・文学・手紙など幅広く生きています。

今日この言葉を知ったあなたは、次に見かけたとき、
「これは日本語の伝統的な表記なんだな」と少し深く味わえるはずです。

次回の漢字クイズもお楽しみに!



参考文献:広辞苑・第七版(岩波書店)、明鏡国語辞典 第二版(大修館書店)、ほか



文(編集):桜うさぎ

小学生から高校生までの国語の講師として個別指導・集団指導に携わる。ふと目にした気になる漢字や文字の意味・成り立ちを楽しく伝える方法を探りつつ、日本語のすばらしさを実感する日々を送っている。