意外と読めない？【漢字クイズ】「氷瀑」はなんと読む？→気になる正解は？

あれ…この漢字、見たことあるのに読めない…。

冬になるとニュースやSNSで見かける言葉ってありますよね。
写真や話題では知っているのに、ふと漢字になると
「……え？これ読めたっけ？」 と固まる瞬間ありませんか？

特に季節や自然に関する言葉は、
耳では知っていても漢字の姿になると難読語へ変身しがちです。

今日の主役もまさにそんなタイプ。
読み方だけでなく、言葉の意味する景色を旅してみましょう！

問題

「氷瀑」さて、あなたは読めますか？

正解は…「ひょうばく」でした！

意味は、滝全体が凍りついて巨大な氷の彫刻のようになった景観 を指します。

「聞いたことある！でも漢字は読めなかった…」
という方、多いと思います。

ここからは、この言葉の背景や魅力をやさしく深掘りしていきますよ。

まず漢字を分解すると、とてもわかりやすいです。

＜漢字＞＜読み＞＜意味＞
・氷こおり／ひょう凍った水
・瀑ばく瀑布＝滝のこと

つまり、氷＋滝 → 凍った滝
読み方さえ知れば、意味はそのままですね。

瀑（ばく）は普段あまり見ない漢字ですが、
「瀑布（ばくふ）」＝滝
という熟語として辞書に載っています。

ドローンでの空撮やSNS映えすると日本でも観光地・写真スポットとして人気です

「氷瀑（ひょうばく）」は、
漢字では難しく見えますが、

氷の滝＝冬にしか見られない自然の芸術作品

を意味している言葉です。

今日覚えたあなたは、

「あ、これは“ひょうばく”ね！」

と、ちょっとだけ余裕のある読み方ができるはず。

この冬、是非 “一期一会の景色” を観に行ってみませんか？

次回の漢字クイズでお会いしましょう！

・参考文献：『広辞苑第七版』岩波書店、『山岳百科事典』ナカニシヤ出版、『日本自然科学大辞典』平凡社、ほか

文（編集）：桜うさぎ

小学生から高校生までの国語の講師として個別指導・集団指導に携わる。ふと目にした気になる漢字や文字の意味・成り立ちを楽しく伝える方法を探りつつ、日本語のすばらしさを実感する日々を送っている。