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近藤真彦が「あのオバサン」と呼んだ【大物歌手】とは?後日“楽屋”に呼ばれ青ざめ

  • 2025.12.15

歌手・近藤真彦さんは、若き日から多くの大物たちにかわいがられてきました。その背景には、天性の明るさと懐に飛び込む力があったから。忙しい時期でも真摯に仕事へ向き合い、どの現場でもその明るさが周囲を和ませていたそうです。

そんな近藤さんが、今でも語り継がれるある“事件”について明かしました。多くの歌手が集まる歌番組で起きた、近藤さんの一言が波紋を広げたのです。話題は大きくなり、後に語り草となりました。このエピソードの中心にいた大物は誰なのでしょうか? クイズ形式でご紹介します!

若き近藤真彦が歌番組で放った“一言”の真相とは?

歌番組のリハーサルが慌ただしく進む中、近藤さんは隣にいたマネジャーと短く会話を交わしました。リハーサルである女性が、音合わせをしていました。近藤さんは、その人の歌のうまさに思わずマネジャーに「あのオバサン、歌うまいな」と言ったのです。

ところが、これが大事件に。この一言を、後ろにいたプロデューサーが聞き逃しませんでした。その直後、空気は一変。プロデューサーから「今のはどういう意味?」と鋭い視線を向けられ、現場がぴりりと緊張したといいます。

実はその女性こそ、圧倒的な存在感を放つ国民的歌手本人だったのです。本人がリハーサルに来るとは思わず、近藤さんも大いに焦ったと振り返ります。はたして、この人物は誰なのでしょうか?

ヒント…

  1. 日本の歌謡史に残る圧倒的な歌唱力と存在感を放った女性歌手
  2. 現在も多くのモノマネタレントが真似する圧倒的な存在

リハに現れた“普段着の女性”の正体は?

答えは……美空ひばりさんです!

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2024年、「美空ひばり像いわき市雲雀乃苑」移設除幕式に出席した近藤真彦(C)SANKEI

このエピソードは、2025年10月12日に放送されたTBS『人生最高レストラン』で語られた内容です。

当時を振り返った近藤真彦さんは、あの瞬間の空気の変化を今でも鮮明に覚えていると説明しました。

リハーサルの現場でひばりさんは「衣装ではない普段着」でスタジオに入り、大物らしからぬ控えめな佇まいで歌い出しました。若かった近藤さんは、それが本人だと気付けなかったのです。

マネジャーに向けて漏らした「あのオバサン、歌うまいな」という言葉を、背後にいたプロデューサーが聞いてしまい、「オバサンってどういうことなの?」と問い詰めるような空気に。美空さんに対して“オバサン”と呼んだ、という誤解を生み、近藤さんも一時は青ざめたと語ります。

そして、ひばりさんの楽屋に呼ばれてしまうのです……が、近藤さんを待っていたのは意外な展開でした。

ひばりさんは「私、凄くうれしかった。歌がうまいなんて言われたの、本当に久しぶり」と柔らかな笑顔で受け止めてくれたのです。その言葉に近藤さんは胸をなで下ろし、さらに楽屋で弁当をごちそうになったといいます。加えて、美空さんのファンだった近藤さんの祖母のためにサインまで手渡してくれました。

後にこの出来事は“近藤真彦が本人に向かって直接オバサンと言った”というニュアンスで語られるようになり、本人が苦笑いするほど話が膨らんでいきました。

しかし近藤さんは番組で改めて、誤解が生まれた経緯を丁寧に説明し、美空さんとの温かな交流を語っていました。当時の緊張感と、最後に訪れた心温まるひと幕が対照的で印象深いエピソードです。

エピソードを知るとより好きになるかも

大物歌手との一見ヒヤリとする出来事の裏側には、相手を気遣う優しい視線がありました。緊張の場面を経て、互いに温かさを感じ合えた瞬間が心に残ります。美空ひばりさんの懐の深さ、そして近藤真彦さんの素直さが伝わるこのエピソードは、知れば知るほど胸が温まる魅力的な物語です。