【波瑠】インタビュー「片づけグッズやテクニックをSNSなどで情報収集するのも好き」

InRed11月号に出演してくれた俳優・波瑠さん。最近、仕事以外で関心のあることとは……？

日常の小さな楽しみは片づけ

俳優業に全力を注ぐ一方で、最近の波瑠さんが関心を持っているのは“家の片づけ”。

「現在放送中のドラマ「フェイクマミー」は女性ばかりの現場で、みんな個性的で素敵な方たちなので、『私の趣味はこれ』『家ではこうしてる』と話を聞くたびに、私も頑張ろうと思うようになりました。

特に川栄さんは掃除や整理整頓が大好きで、その話を聞いて驚くことがいっぱい。

私は、日常で使うものは見えるところに置いておくスタイルで、サプリメントや青汁など、しまった瞬間に存在を忘れてしまうんです。日常的に使うものはあえて出しておくので、引き出しや棚の中がスカスカです（笑）。取り出しやすかったり、使う場所に使うアイテムを置いたり、効率がいいのが自分としては最優先。

片づけグッズやテクニックをSNSなどで情報収集するのも好きなので、自分のペースで楽しみながらやっていけたら」

根っこが真面目。集中するととことん突き詰めてしまう性格を自覚しているからこそ、波瑠さんなりの心の持ちようがある。

「私の場合は、“できるときにやる”というマインドを頭の片隅に置いておくこと。ピリピリせず、穏やかでいるために」

忙しい撮影に一区切りつくと、 まず思い浮かぶのは温泉

作品に入ったら作品に没頭して、楽しみは「一旦諦める（笑）」のが波瑠さんの仕事のスタイル。温泉は心身をリセットする大切な場所だ。

「家族が温泉好きということもあって、旅行といえば温泉が定番。忙しいときも、自宅のお風呂に入りながら、『あと２、３カ月頑張ったら温泉に行こう！ 』と考えるだけで心が少し軽くなります。

箱根は車で気軽に行ける距離なのでよく行きますが、今年は長野や大分・湯布院にも足を延ばしました。中でも修善寺のお湯は私にすごく合っている気がして、泉質によってこんなにも違うんだと実感。昔ながらの古い温泉旅館が好きで、木の香りや静かな佇まいに包まれていると安心します。ただ、夏は虫が少し大変ですが（笑）。

空き時間には、宿を調べて、行きたい温泉宿はマップにマークをつけておくのも小さな習慣。一生懸命働いて、一区切りついたら温泉へ。温泉で癒やされたら新しい作品に向かう。そんな日々をコツコツと続けていけたらいいな」

PROFILE
はる／1991年6月17日生まれ、東京都出身。NHK連続テレビ小説「あさが来た」で知名度を高める。直近の出演作に、映画『アナログ』、ドラマ「グレイトギフト」「アイシー〜瞬間記憶捜査・柊班〜」などがある。

Model=Haru
Photograph=Daisuke Tsuchiyama〈TRON〉
Styling=Kozue Onuma〈eleven.inc〉
Hair & Make-up=Ayano Iwane
Text=Hazuki Nagamine

※InRed2025年11月号より。情報は雑誌掲載時のものになります。
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