アメリカ人が薪割りから始まる“日本の休日”にどハマり…　最高の1日を満喫する姿に「癒された」

アメリカ人のクリスさんと大阪人のギンさんが、日本全国を回って美味しい食事やレストランを紹介する『クリギンちゃんねる ー英語で日本旅ー』。クリスさんとギンさんの独自の視点で日本のグルメを紹介する動画が人気を集めています。

今回は同チャンネルにアップされている数多くの人気動画の中から『アメリカ人、銭湯から居酒屋という究極の休日を体験してみた結果…＠喜楽湯・臨港』という動画を紹介します。2025年3月6日に投稿されたこの動画では、アメリカ人が初体験の銭湯から居酒屋まで、日本の休日文化を一気に味わう“究極の一日”を楽しんだ結果が紹介されています。

いったい、どのような素敵な一日になったのでしょうか？

日本式の最高の一日の始まりは銭湯から…！

動画の冒頭に登場するのは、今回「日本の最高の休日」を体験するアメリカ人の配信者さん。相方の配信者さんが、そのためにさまざまなプランを練ってきたことが紹介されます。

用意されたプランは、宮崎県に現存する最後の銭湯「喜楽湯」で薪割りを体験し、昔ながらの銭湯をじっくり堪能。その後、地元の漁師たちが集う名店居酒屋「臨港」で、新鮮な魚料理と冷えたビールを味わうという、何とも贅沢な内容です。

その説明を聞いただけで配信者さんは大興奮。「僕、こういうのが大好きで日本に住んでるところがあるからね！」と目を輝かせます。さらには「今日からマジの日本人になるわ」と気合十分で、最高の一日が始まります。

早速、銭湯へ向かい、まずは薪割り体験からスタート。重そうな斧を力強く振り下ろし、なんと一発目から見事に成功。その豪快な姿に、相方の配信者さんも思わず「すげぇ…」と声を漏らし、驚きを隠せません。

続いてボイラー室へ移動し、先ほど割った薪を実際にボイラーへ投入。勢いよく燃え上がる炎を前に、その迫力に思わず見入ってしまいます。銭湯の裏側を体験できる、貴重なひとときとなりました。

一連の体験を終え、いよいよ銭湯の表側へ。中に足を踏み入れると、レトロで味わい深い雰囲気が広がり、思わず「うわ！おしゃれ！」と歓声を上げます。

これほど趣のある空間にもかかわらず、入浴料金は大人350円と知り、「やっす！」と驚きを隠せない様子。配信者さんは、「じゃあ僕のサイズだと大人2人分で700円かな？」と冗談を飛ばし、場の空気を和ませます。

お湯に入る前には、喜楽湯の店主さんが特別に湯かき混ぜの体験もさせてくれました。配信者さんは、日本語の歌を上手に口ずさみながら、楽しそうにその貴重な体験を満喫します。

その後、いよいよ湯船へ。足を入れた瞬間、「熱い！」「ちょっと待って！」と慌てる配信者さん。しかし、すぐに慣れてきて「温かくて気持ちいいね」「ゆっくりできるね」と、その心地よさにすっかり夢中になった様子です。

終盤には汗も流れ、配信者さん同士でお湯をかけ合いながら、楽しそうに笑い合う場面も。日本の銭湯ならではの、和やかな時間が流れていきます。

ここでしか食べられない絶品地元料理に感動

体もすっかり温まったところで、いよいよお楽しみの食事タイムへ。訪れたのは北浦エリア。ここは「ひむか本サバ」と呼ばれる、生で食べるのが一番おいしいと評判のサバが味わえる地域です。

期待に胸をふくらませながら、配信者さんたちは早速お店の中へと入っていきます。このお店でどうしても外せなかったのが、先ほど話に出ていた「ひむか本サバ」と冷えたビール。しかし、メニュー表を見ると料理の種類があまりに豊富だったため、迷いに迷った末、おすすめを聞くことにしました。

勧められたのは、あんこう鍋、メヒカリの魚寿司、そしてトモメヒカリの塩焼き。それらをすべて注文することにしました。

店内には有名人のサインがずらりと並び、人気店であることがひと目で伝わってきます。期待感もさらに高まり、料理の登場がますます楽しみになります。

ビールで乾杯し、「もう最高！」と声を上げる配信者さんたち。運ばれてきた料理を目にした瞬間、その豪華さや美しさ、芸術的な盛り付けに思わず言葉を失います。

まずは一番新鮮なうちに味わいたい「ひむか本サバ」からいただきます。「こんなの見たことない」「盛り付け方もアメージング！」と感動。

ひと口食べた瞬間、二人の表情が一変し、「甘い！」「とろとろ！」と声があがります。「めちゃめちゃおいしい！」と感動を口にしていると、なんと後ろの席に、生産者さんがたまたま座っていたことをお店の方が教えてくれ、直接紹介してもらうという素敵な出会いもありました。

「おいしいものを作ってくれてありがとうございます」と感謝を伝え、みんなでグラスを合わせて乾杯。料理の美味しさだけでなく、人の温かさも感じられる、心に残るひとときとなりました。

次に口にするのは、メヒカリの魚寿司。配信者さんは「こんなの見たことない」と興味津々の様子です。これは宮崎の伝統的な製法で作られており、醤油をつけなくても美味しく食べられるのが特徴。地元では、基本的に一口で食べるのが定番なのだそうです。

お店の方から食べ方を教えてもらいながら、さっそく魚寿司を頬張る配信者さんたち。その味わいに、「これはうまいわ」と、自然と笑顔がこぼれます。魚はふわふわでとても柔らかく、シャリとの相性も抜群。「本当に醤油もいらない。歯もいらない」と、配信者さんたちは驚きの表情で感想を伝えます。

続いていただいたのは、「いよ味噌」という太刀魚のたたきにさまざまな食材を混ぜ合わせた、地元ならではのローカルフード。香ばしく、しっかりとした味わいでお酒との相性も抜群なのだそうです。

配信者さんはひと口味わうと、勢いよくビールを飲み干しながら、「完璧すぎる」「僕の大好きなタイプのおつまみ」と大絶賛。すっかりお気に入りの一品になった様子でした。

続いていただくのは、トモメヒカリの塩焼き。こちらもお酒との相性が抜群で、レモンを絞ると、さっぱりとした味わいがさらに引き立ちます。「身がとても柔らかくて、しかもジューシー」「口の中で溶けていく感じがする」と、配信者さんたちからも分かりやすく、思わず食欲をそそるコメントが次々と飛び出します。

このとき一緒に飲んでいたのは、再び登場した地元の日本酒「千徳」。トモメヒカリの塩焼きとの相性が抜群で、まさに最高の組み合わせです。

クリアで雑味のない味わいと、絶妙なバランスに感動した配信者さんたちは、「これは買って帰ろうか」と思わずつぶやくほど、すっかり虜になった様子でした。

続いていただくのは、あんこう鍋。

まずは出汁をひと口。「優しい…染みわたる…」と、思わず表情がゆるむ配信者さんたち。旨みたっぷりのスープに「おいしい…」と感動の声が漏れます。

続いて野菜も味わい、「野菜までおいしい！」と感心するお二人。さらに、あんこうを口に運ぶと、「深みのある味わい」とそのコクに驚き、よい食感と口の中でとろけるような感覚に、配信者さんたちもすっかりご満悦の様子でした。

宴は終わらない！追加注文まで続く

気がつけば、最初に注文していた料理はすべて完食。物足りなさもあって、追加でカサゴの唐揚げとガラエビ、そして先ほどすっかり気に入った日本酒をもう一度注文します。

お腹も心も満たされながら、宴はまだまだ続いていきます。

見た目が少し変わったガラエビが登場。その独特なビジュアルに驚きつつも、ひと口食べてみると「おいしい！」とすぐに表情がほころびます。

殻をむくときに汁がぴょんと飛び、思わず笑い合ったり、びっくりしたりする微笑ましい場面も。味もクセのない旨みで、珍味のような味わいに、すっかり夢中になっている様子でした。

カサゴの唐揚げは、手で豪快にかじるスタイル。身は肉厚で、見た目からして食欲をそそります。

ひと口頬張った配信者さんは、「すっごくおいしいし、食感がサクサクで素晴らしい！」「風味と香りが良い」と絶賛し、最後まで笑顔の絶えないひとときとなりました。

最後に登場したのは、「ひむか本サバのみそ汁」。サバの頭が丸々豪快に入っており、見るからに食べ応え抜群です。湯気とともに立ちのぼる香りに包まれながら、〆の一杯をいただきます。ひと口飲むと、「絶妙な味噌の味わい…染みる…おいしい…」と、しみじみと感動。心も体も温まる、最高の〆となりました。

すべての料理を味わい終え、配信者さんは「いろんな海鮮を食べられて、本当に素晴らしい体験だった」「しかも、そのほとんどが地元でしか食べられないようなもので、すごく特別だった」と満足そうに振り返るのでした。

観るだけで幸せチャージができる休日体験に…

こちらの投稿には、さまざまなコメントが寄せられていました。

後ろで一緒に手を振ってる。銭湯も人も料理も酒も素敵な出逢い尽くしで最高。
凄く楽しみながら観ました

横浜育ちなんでクリスさんのブルーライトヨコハマを聴けてすごく嬉しかったです、もうすっかり日本人ですね。

ギンさんの料理の説明もわかりやすいし、お店の人や生産者の皆さんも陽気でギンさんクリスさん2人ともほろ酔い気分で楽しそうなのが伝わってきて、こちらもいい気分で寝られそうです

見てるだけだけど癒された。

生産者の方とご一緒になるなんて（しかも後ろの席！）さすがクリギンのお二人！！持ってらっしゃる！！生産者の方もお店の方も、気さくで素敵な方ですね！お酒が体質的に飲めないのですが、ギンさんの動画見て、初めて「美味しそう！呑みたい！」思いました。ギンさんの酔い方もかわいい！

銭湯、ビール、美味いモン……オッサン天国ツアーやんかw

ご主人の笑顔。可愛くて癒される。そして2人が可愛くて愛おしすぎる。そのままの2人で幸せのおすそ分けをこれからもお願いします！！

全力で“日本らしい最高の休日”を満喫する配信者さんたちの姿に、多くの人が癒され、笑顔に。「見ているだけで気持ちがよくなる」そんな温かさにあふれた動画だったことが、コメント欄からもはっきりと伝わってきました。

この一日の体験も、食事も、そして人との出会いも…全てが自然体で、優しくて温かく、「本当に素晴らしい一日だった」と感じさせてくれる、そんな最高の休日だったのではないでしょうか。

動画：アメリカ人、銭湯から居酒屋という究極の休日を体験してみた結果…＠喜楽湯・臨港
協力：クリギンちゃんねる ー英語で日本旅ー

※本記事は動画の権利者に許諾を得た上で記事の制作・公開を行っています