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「5連休が2回、加えて祝日が土曜日と…」2026年の“異常事態”に「6月と12月にも…」「待ち遠しい」

  • 2025.12.12
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出典:PhotoAC ※画像はイメージです

年末が近づいてくると、気になるのが来年のカレンダー。特に祝日の配置は、旅行の計画を立てたり、休暇の取り方を考えたりする上で重要なポイントですよね。「来年は連休が多いかな?」「長いお休みはあるかな?」とカレンダーを眺めながら、一喜一憂した経験のある方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、「2026年の祝日」について、配置の特徴を中心に詳しくご紹介します。

2026年は祝日が土曜日とかぶらない!5連休2回の嬉しい年

12月5日、内閣府政府広報はX(旧Twitter)に、2026年の祝日がわかるカレンダーを投稿しました。

 

日本の祝日は、「国民の祝日に関する法律」(以下「祝日法」と表記)で定められています。2026年の祝日は、下記の通りです。

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データ出典:2026年の祝日は?知ってそうで知らない「国民の祝日」とその趣旨や経緯(政府広報オンライン)/画像作成:TRILL

これに加え、2026年の休日を考える上で押さえておきたい2つのルールがあります。その決まりとは以下のものです。

・国民の祝日が日曜日に当たるときは、その日後においてその日に最も近い国民の祝日でない日を休日とする(「祝日法」第3条2項)
・その前日及び翌日が国民の祝日である日は、休日とする(「祝日法」第3条3項)

このルールにより、2026年は5月6日が振替休日9月22日が国民の休日となります。5月3日の憲法記念日が日曜日に当たるため、直後の平日である6日(水)が振替休日に、そして9月22日は敬老の日と秋分の日に挟まれているため国民の休日になるというわけです。

3連休以上が8回!今年はシルバーウィークも

さて、気になる連休ですが、2026年は土日を含めて3連休以上のお休みが8回あります。特に注目したいのが、5月と9月の大型連休。

5月のゴールデンウィークは、2日(土)、3日(憲法記念日/日)、4日(みどりの日/月)、5日(こどもの日/火)、そして6日(振替休日/水)で、5連休となります。

9月のシルバーウィークも、19日(土)、20日(日)、21日(敬老の日/月)、22日(国民の休日/火)、23日(秋分の日/水)で、5連休です。

2026年は、5連休が2回あるのですね。

ゴールデンウィーク&シルバーウィークの長さに歓喜の声

世間の方は、2026年の祝日配置についてどのように考えているのでしょうか?SNSには、連休を楽しみにする声が目立つ一方で、祝日のない月への切実な思いも多く寄せられています。寄せられた意見の一部をご紹介します。

長めの連休が多くて嬉しい!

  • 来年は5連休が2回もあって嬉しい!
  • ゴールデンウィークとシルバーウィークがしっかりあるのが楽しみ。
  • 久しぶりのシルバーウィークが待ち遠しい。
  • 年末年始も工夫すれば9連休になりそう。
  • 土曜日と祝日が1回も被らず、連休が多くて素晴らしい。

6月と12月にも祝日があったら…

  • 6月と12月にもなにか祝日が欲しい!
  • 梅雨で憂鬱な6月にこそ休みが必要では?
  • 6月に1日休みが増えるだけでもっと楽になりそう。

5月と9月の大型連休に期待する声が多い一方で、6月と12月にも祝日を求める声が根強いようです。また、「サービス業の自分には関係のない話」「祝日があると仕事が増えるので増やしてほしくない…」など、仕事によっては連休の多さがあだになりそうという意見もありました。

「昭和の日」「スポーツの日」…この祝日の意味、知ってる?

ところで、カレンダーを眺めていて「そういえば、この祝日ってどんな意味だっけ?」と思ったことはありませんか?特に、新しく制定された祝日については「由来や意味を知らない…」というものも多いのではないでしょうか。

そこで今回は、意外と知られていない祝日の意味についてご紹介します。

昭和の日(4月29日)

戦争とそこからの復興という激動の時代であった昭和を振り返り、日本の未来について考える日です。60年以上続いた昭和という時代を振り返ることで、平和な国づくりへの思いを新たにする…そんな意味が込められています。

この日は昭和天皇の誕生日で、昭和の時代には「天皇誕生日」と呼ばれていました。そして、天皇崩御を経て「みどりの日」になり、2007年(平成19年)からは「昭和の日」に変わりました。

みどりの日(5月4日)

自然の恵みに感謝し、豊かな心を育む日とされています。

1989年(平成元年)に4月29日が「みどりの日」になりましたが、2007年(平成19年)からは5月4日に移動しました。青葉が美しい季節であることや、ゴールデンウィーク期間中であることが考慮されたそうです。それまでの5月4日は、憲法記念日とこどもの日に挟まれた日として休日になっていました。

海の日(7月の第3月曜日)

四面を海に囲まれている日本が海からたくさんの恵みを受けていることに感謝し、海洋国としての繁栄を願う日です。

1996年(平成8年)に制定された比較的新しい祝日で、当初は7月20日でしたが、2003年(平成15年)から現在の第3月曜日になりました。

山の日(8月11日)

山に親しみ、山の恵みに感謝する日として、2016年(平成28年)に制定されました。現在、最も新しい国民の祝日です。

国土の大半が山である日本において、山と共存し、自然の恵みに感謝する機会を持つことが目的とされています。お盆休みや夏休みの時期でもあり、家族で山に親しむきっかけになればという願いも込められているそうです。

スポーツの日(10月の第2月曜日)

スポーツを楽しみ、お互いを尊重する心を育み、健康的な社会を目指す日です。もともとは「体育の日」という名称で、10月10日でした。1964年(昭和39年)の東京オリンピック開会式の日を選んだとのことです。

その後、2000年(平成12年)に第2月曜日に変更。2020年(令和2年)からは「スポーツの日」に名称が変わり、より幅広い意味合いを持つようになりました。

 

祝日の由来を知ると、ただの休日ではなく、それぞれに込められた意味や願いが見えてきますね。

連休充実の2026年、計画を立てて楽しもう

今回は、2026年の祝日についてご紹介しました。5月と9月に5連休があることや、祝日が土曜日と被らないことなど、2026年は嬉しいポイントがたくさんある年といえそうです。

来年の祝日は、その背景にある意味を少し思い出しながら過ごしてみるのも良いかもしれません。2026年も、祝日を上手に活用して充実した一年にしていきたいですね。


参考:
2026年の祝日は?知ってそうで知らない「国民の祝日」とその趣旨や経緯(政府広報オンライン)
各「国民の祝日」について(内閣府)


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