毛穴・くすみ・小じわとはサヨナラ！水光注射で叶える肌育とは？

鏡を見るたびに気になる毛穴やくすみ、ふと笑った瞬間に目立つ目まわりの小じわ……アラサーになると増えていく〝肌の気がかり〟は、ひとつだけじゃありません。

揺らぎがちな素肌を、内側から育てるように整えたい！ そんな思いに寄り添ってくれる肌育ケアとして、今注目を集めているのが「水光注射」です。

今回は、確かな技術力で知られる「自由が丘クリニック」の坂田芳洋先生に、水光注射のリアルな効果や強みについて伺いました。

毛穴・くすみ・小じわとはサヨナラ！水光注射で叶える肌育とは？

ーーそもそも水光注射とはどのような施術でしょうか？

「水光注射とは、肌の潤いやハリをアップさせる美容施術のひとつです。専用の機械で、ヒアルロン酸や美容成分を肌の浅い層に直接注入することで、内側からふっくらとしたツヤ肌を実感できます。毛穴やくすみ、小じわなど、アラサー女性が気になりやすい肌悩みにもアプローチでき、施術直後からハリやツヤを感じる人も多いのが特徴です。さらにダウンタイムがほとんどないため、日常生活への影響も少なく、定期的に続けることで肌質改善が期待できます」

ーー自由が丘クリニックでは、ダーマシャインプロを取り入れているとのことですが、従来の機械との違いや、ダーマシャインプロならではの良さを教えてください。

「ダーマシャインプロの大きな魅力は、均等に針が通せることです。手作業（手打ち）だと針の深さにムラが出やすく、施術後の肌にまだら感が出てしまうことがありますが、ダーマシャインプロなら一定の深さで正確に刺すことができるため、仕上がりが安定します。さらに、針が均等に入ることでダウンタイムが少なく、施術時間もスピーディー。忙しいアラサー女性にとって、負担が少なく肌育ケアを続けやすいのがうれしいポイントだと思います」

ーー水光注射はどのような悩みの方に向いていると思いますか？

「水光注射は、患者さんの肌悩みに合わせて注入する製剤を選べるので、幅広い悩みに対応できます。ハリやツヤ、くすみ、毛穴といった美容面の悩みだけでなく、赤みや肌荒れ、ニキビ跡の治療にも活用できます。肌育ケアに適した施術なので、〝状態を整えながら健康的な素肌を目指したい〟そんな願望がある方に向いていると思います」

ーー効果を高めるために、施術前後で気をつけることはありますか？

「施術の効果を高め、肌トラブルを防ぐためにはいくつか注意点があります。まず、強い日焼けは避けること。皮膚が敏感になっている状態で刺激を受けると、肌荒れが悪化してしまう可能性があります。また、日常的にピーリング剤やレチノールを使用している場合は、施術の1週間前から使用を控えると安心です。肌のターンオーバーが活発になっている状態で施術をすると、肌荒れが起きやすくなります。さらに、乾燥が気になる方は、施術前にしっかり保湿しておくことが大切です。施術後はダウンタイムを長引かせないために、血流を促すような激しい運動やサウナ、長時間の入浴は避けましょう」

ーー自宅ケアではできない、美容医療ならではの強みは何でしょうか。

「どれだけ高価な化粧水を使ったとしても、肌のバリア機能により美容成分が奥まで届く量には限度があります。しかし美容医療なら、成分を直接肌の真皮層に届けることが可能です。 肌のハリや潤いなどの効果の実感をはじめ、自宅ケアだけでは得られない結果を出せるのが大きな強みです」

ーー最近の美容医療のトレンドを教えてください。

「最近はナチュラルビューティーがトレンドですね。以前はヒアルロン酸で顔を大きく変える施術が流行りましたが、いわゆる〝ヒアルロン酸フェイス〟のように不自然になってしまうケースも多くありました。今は、ご自身の潜在的な美しさを引き出し、自然にきれいになることが求められています。例えば、肌の老化やたるみは、実は細胞レベルで肌が元気を失っていることが原因。そこで、根本から肌を整える肌育治療が注目されています。たとえば、レーザー治療のような攻めの施術で肌の修復力を引き出しつつ、水光注射のような守りの施術で肌を整えると、より効果的です。美容医療は〝足す〟だけの時代ではなくなっています。自分の肌の力を引き出しながら整えていくことが、長く続く美しさにつながると思います」

取材に答えてくれたのは

自由が丘クリニック 形成外科・美容外科 坂田芳洋先生

日本専門医機構認定 形成外科専門医。自由が丘クリニックでは、目元の手術やデバイスや薬剤を使用した肌育治療をメインに担当。AGAオンライン診療担当医。